ネタバレバレです。
これからライブに行く予定なら、読まないほうがいいかも。
イープラスのキャンセル待ち。すっかり忘れてたら、公演2日前に届いたうれしいメールで、チケット入手(^^)v
(インターリュードあり 実質的な) 1曲めは"Sparkle"。
イントロのギター🎸が始まった瞬間、ぐるぐるっと、1980年代の夏に巻き戻され、めくるめく約3時間半のライブのドアが開いた。
まずは、炸裂しっぱなし!トーク備忘録。
「1990年代〜2000年代前半、思うようにライブができない時期があったが、2008年、55歳のとき、ライブを再開。今年で9年め。全レパートリー240曲のうち80曲を演奏することができた」
「現在64歳。来年からは年金受給者(笑)。20代のときは、まさか60歳を過ぎてライブを続けてるなんて夢にも思わなかったが、これからも観客をいじりながら(笑)ライブをまわる老後を過ごしたい」
「今年前半は映画主題歌制作に時間がかかり、そのままツアーに突入したが、レコーディング済みの曲があるので、ツアーが終わってから仕上げに入り、もしかすると来年にはニューアルバムが出せるかも」
去年のツアーで"Can't Take My Eyes Off Of You" をカバーしたら、オリジナルよりウケがいいくらいの大盛り上がりだった」
「山下達郎とカラオケに行った気分で聞いてください」という前フリで始まったのが、Tom Jones "It's Not Unusual"。
「実はトム・ジョーンズのかくれファン。自分にはない、マッチョな人大好き💕 いや、そういう傾向があるわけじゃなくて(笑)」
ギターを持たず、ステージを歩きまわりながら、気持ちよさそうに、高らかに歌い上げる。
「山下達郎のライブは、今まで行ったなかで、一番ジジババが多かった」
ツイッターで若いコがつぶやいていたそう。
「そんなキミだって、30年経ったらジジイ。その時、今、キミが好きなミュージシャンは、こんなポテンシャル高いライブができると思うか? 答えはNO。(キッパリ言い切り、会場大ウケ)」
「プロンプターは、一生使わない。一度使ったら、二度とプロンプターなしのライブはできなくなってしまう」
「ブライアン・ウィルソンとコラボしないか?という話があったが、興味がない。海外でライブをやらないか?という話もあったが、断った。海外でライブを演るくらいなら、NHKホールのライブを増やしたい(会場大喝采)」
「NHKホールが大好き。音響がいいし、キャパシティもちょうどいい。ドームなんて、とんでもない」
総立ち批判
「ライブの1曲めが始まったときから総立ちなんて、ありえない。まだ演奏も聴いていないのに、なぜ立つのか?」
という話をした次の曲から、観客は立ち始めた(^_-)
「みなさん、お互い健やかに、元気で、まだまだ頑張っていきましょう。今日のライブが、みなさんの日常の中で、少しでも、和みとか、元気の源とか、何かいい影響になることを願っています」
観客に対する配慮がすごいんだよね。
あの夜の約3時間半のライブとトークは、あたしのカラダにじんわり沁みていっている。
そうそう、ライブの話も少しだけ。
♪「潮騒」
バラードはそんなに聞かないけど、この曲は特別。高校生時代のバイト先の友達の顔が蘇った。
♪「Guilty」
鈴木雅之に提供した曲。人前で歌うのは、今回のツアーが初めてだそう。
♪ハイティーン・ブギ
近藤真彦が歌って大ヒット!言わずと知れた80年代アイドル歌謡の代表曲。今さらながら、山下達郎って、守備範囲が広い。
♪ 大ホールで初めてのアコースティックセットも実現! キーボードは難波弘之、ベースは伊藤広規。去年10月、伝説の225人限定ライブ@新宿ロフトと同じ布陣。
♪「So Much In Love」「クリスマス・イブ」「Get Back In Love」「Let's Dance Baby」「高気圧ガール」などなど。夏だ!海だ!達郎だ!あの頃に戻ったような心地よさ。
セットリストは、こちらを
http://www.livefans.jp/events_setlist/748114
とにかく最近、前にも増して忘れっぽくなっているので、備忘録として書きました。
1990年代、ホームページに書いたライブの感想を読んだ人から、ツイッターに転載しちゃったんだけど、大丈夫ですか?っていうメールを、ついこの間、もらった。20年近くも前のことなので、すでにライブに行ったこと自体忘れてる状態( ^ω^ )ま、老後の楽しみのためにも、観たら書いておこう(^.^)
それにしても、後ろの席に座ってた同年代らしき女性二人組。開演直前まで介護話がノンストップ!時間の経過をしみじみ感じるの巻。
(⬆︎リストバンド)
2017.5.11(木)@NHKホール