【映画】【ネタバレあり】『ぶぶ漬けどうどす』深くねじれている京都を深く深く描いている作品 コメディじゃなくてホラー?!

 

この映画を観てから、ずいぶん長い時間が経った。京都や京都人にご縁があれば、この作品を観て含み笑いができるだろうし、京都をいにしえからの文化の町だと思っていたら、意外に感じるかもしれない。

 

あたしに一番伝わったことは「言われたことを間に受けちゃダメ」だということ。京都に限らずどこでも、そして日に日に度合いは増していっていると思う。

 

ぶぶ漬けどうどす 予告篇】

- YouTube

 

 

 

映画館で観たとき、主演女優と監督の舞台挨拶があった。

 

「主人はアホボンでもいいが、女将はアホじゃ務まらない」

「勧められたら、まず断る」

 

監督が言った。

「シニカルコメディのつもりで作った作品だったが、ホラーかもしれない。自分で気づいて、自分でゾッとした」

 

例えば...
一見、いい人そうに見えるお父さん→実は差別主義者。

一見、悪そうに見える不動産屋さんが実は...。

 

主演女優(深川麻衣さん)は、言う。

SNSは悪いことがバズる」

「何が正解かわからない」

 

ラストシーン近く、旦那のお母さんとバトルした後、鳥居を持って帰るシーン。「悪霊退散みたいな気持ちで鳥居を持っていた」と言っていた。

 

お母さん役の室井滋の表情、あれからずっと時々思い出し、身も凍る。どんなにコミカルな言い回しでも、ラジオのコマーシャルで声だけでも、あの表情が浮かんでくる。一方、含み笑いをしている自分もいる。

 

思いっきり笑うんじゃなくて、あくまでもこっそり密かな...。

 

この映画はスルメみたいに、いつまでも、何度でも、時間を置いても、沁みてくる。この作品で怪演?!した室井滋さんのパンフレットのページだけ、お裾分け。

 

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配信情報は、下記のリンクからどうぞ!

ぶぶ漬けどうどすの動画配信サービス・視聴方法・サブスクまとめ|Filmarks映画

 

 

何度も観たいと思わせる、改めて振り返ると不思議な映画だったなぁ。

 

 

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2025/10/20 @下高井戸シネマ

 

 

 

 

 

(一部 敬称略)

 

 

 

 

 

 

 

【トークショー】加藤登紀子さんプレミアムトークショー「時には昔の話を」〜終戦の体験を聴く貴重な機会 10代で終戦を迎えた世代の話も〜

気のせいかもしれないけれど、戦争がどんどん広がっていきそうな気配がする。

先の戦争第二次世界大戦を知っている世代の加藤登紀子さんの話を聴いたので、備忘録的に残しておきたいと思う。

戦争はダメだ、何があってもダメだと言い続ける必要があると考えている。

 

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彼女がアマチュアシャンソンコンクールで優勝したとき、とある音楽関係の記者がこう言った。

「おまえはこの世界に向かない。もって2年だな」

頭に来て「5年はもたせる」と言い返したが、結局、あれから60年も経ってしまった(笑)

 

10歳位年上の世代は、野坂昭如、中村八大、永六輔など、魅力的な人たちが多かった。10代で終戦を迎えた世代。彼らが戦後の日本を作った。

戦後80年、日本は平和を保ってきた。いい時代ばかりではなかったけれど、人々は生き抜いてきた。

 

火垂るの墓』を書いた野坂昭如が言った。

「必死で生き抜こうとしていた時代が、僕の黄金時代だったのかもしれない」

 

人間は地球の居候、大地のエキスをもらって生きている。

 

お母さんは、91歳の時に『ハルビンの詩が聞こえる』加藤淑子 を書いた。

「どんな時も人は人、お互いを尊重することから関係が始まる。」(本の紹介文より)

 

満州生まれということが、ずっと心の重荷だった。日本が満州を作ってしまった。

 

彼女のお父さんが初めて満州に行ったのは1929年。当時は「満州国」は存在していなかった。

1929年は世界大恐慌が起きた年。

 

『地図と拳』(本) の話が出てきた。

紅の豚』で彼女は声優としてジーナを演じた。この作品に関しては、大佐が昼寝している時に、顔に乗せていた雑誌の話もしていた。

 

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このトークショーでは語られなかったんだけど、大島渚小山明子結婚30周年のパーティーで泥酔した野坂昭如大島渚を殴った、そんな伝説的なエピソードを、あれこれ検索していて思い出した。とっても昭和な出来事だと思う。そんなことをする人って、もう現れないんじゃないかな。

 

紅の豚』は、現在(2026/1月)、日本の主なプラットフォームでは配信されていないようだが、機会を作って観なくちゃ。

 

この文面からはなかなか「反戦」は伝わりにくいかもしれないけれど、戦争反対と言い続けよう。

 

 

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2025/10/21 @KKRホテル東京10階 瑞宝

 

 

 

 

(一部敬称略)

 

 

 

 

【大食い】去年食べた松屋の期間限定メニューで一番おいしかったのはこれ!「西条てっぱんナポリタンハンバーグ」次点は「煮込みビーフシチュー...」

結局、こういうのが好きなんだ...ってことに、今さらながら気づいた。ナポリタン、ハンバーグ、そして(究極の) 玉子焼き。卵に思わず萌えちゃうのは、昭和の子どもだったからか。

で、ナポリタンの麺がモチモチなんだよね。

ぜひ、定番のメニューに加えてほしい。

そういえば、店内BGMは大事MANブラザーズバンドや、椎名林檎がかかっていた。そういう曲を聴いて育った世代に向けているのかもしれない。

(このメニューは販売終了)

 

www.matsuyafoods.co.jp

 

 

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次に印象的だったのは、煮込みビーフシチュー ハンバーグ定食 ご飯並盛 1,280円(税込) お味噌汁→豚汁に変更して240円(税込) 合計1,520円(税込)

以前の牛丼の価格を思い浮かべると、時の流れを感じたりする一方、昔の松屋では食べられなかった「おいしさ」を見つけた気もする。二切れとはいえ、ビーフはおいしくて、子供時代に憧れたビーフシチューの味だった。

 

 

www.matsuyafoods.co.jp

 

 

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(以上)

 

【映画】『夏の妹』大島渚監督 ATG作品 一世を風靡した美少女栗田ひろみ主演

 

本土復帰直前の沖縄を舞台に繰り広げられる群像劇。念願の本土復帰を果たす当時の沖縄は、今の沖縄のイメージとは全然違う。

 

1972年の作品だからか、言葉遣い、仕草、表情、とりわけファションなど、ありとあらゆるものが古びているように感じられる。

 

ただのアイドル映画だと言う人もいるかもしれない。でも大島渚監督作品だけあって、難解というか、鋭いというか、ゴダールを彷彿とさせる人物配置の構図がサイケっていうか。この作品の製作は創造社とATGだそうだ。ちなみにゴダール大島渚のファンだったとか。

 

この後、大島渚は創造社を解散し、世界の大島へと進化を遂げていく。

 

っていうか、大島渚って誰?!って思う世代の人もいるかもしれない。

 

大島渚監督の妻 小山明子、『私は泣いています』が大ヒットしたりりィ、『夜明けの停車場』の石橋正次、手堅すぎる脇役陣には殿山泰司小松方正佐藤慶など懐かしい、錚々たるメンバーが出演している。

 

古さは否めないけど、時代は変わっても、本土と沖縄の関係性はそんなに変わっていない気もするし、ちょっと調べただけでも、たくさんのエピソードが出て来て、あたしの脳の容量は軽く超えた。

 

こういう作品は残して、語り継いでいくべきだと思う。なんて考えてたら、Amazon Prime Videoで見ることができた。

 

「温故知新」って言葉を思い出した。

 

 

 

filmarks.com

 

同じくTCC試写室で観た『逃走』のブログはこちら

megmikke.hatenablog.jp

 

 

2025/8月

#TCC試写室

 

 

 

 

(敬称略)

 

 

 

 

 

 

【映画】『逃走』逃走は闘争だ 自分を消し続けた半世紀 桐島聡が最期に見たものは

 

この作品を観た8月は、本当に暑かった。暑い中、銀座の秘境みたいな、首都高の高架下のビルの地下にある、でもこじんまりしていてキレイな「TCC試写室」を初めて訪れた。

 

桐島聡を題材にした、こちらは足立正生監督作品。監督はかつて「日本赤軍」に身を投じていたという。

 

桐島聡という人間の生き方っていうか生き様は、すごいと思う。だけど、あの時代に間に合わなかった世代のあたしは、桐島聡に対する足立監督の強烈なシンパシーを感じることができても、表現する言葉が見つからない。

 

この世の中から去っていく時の彼は、逃げ切った、つまり勝ったと思ったのではないか。自分を消し続け、逃走は闘争だと言いつつ、現実は厳しかったのかも。あるいは慣れていったのか。革命への確信を持ち続けていたのか。

 

ところで、「笑顔の桐島(の指名手配写真)に、日本中がありがとうと言っている」という話が、劇中に出てきた。物心がついた頃から、あの写真は駅や交番、あらゆる目立つ場所に貼ってあったけど、不思議と親近感があった。見るたびに、直感的に、悪いことをしそうな顔じゃないと思った。

 

今回、監督のお話は聞けなかったのが、返す返すも残念。と思っていたら、(この時のお話じゃないが) YouTubeにインタビュー動画がアップされていた。見てみよう。

 

 

作品のオフィシャルサイトはこちら

kirishima-tousou.com

 

若松孝二✕大島者✕足立正生✕国映全28作品を一挙上映 作品一覧はこちら

www.wakamatsukoji.org

 

www.kokuei-tcc.co.jp

 

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2025/8月 @TCC試写室

 

 

 

 

 

【開催終了】 ジャン=リュック・ゴダール《感情、 表徴、情念、ゴダールの『イメージの本』について》展 @王城ビル(歌舞伎町) GODARD TOKYO 2025

 

もう終わっちゃったんだけど、8月下旬に #ゴダール展 を見てきた。王城ビルは他に例えようがないくらいの存在感。

1964年竣工。最初は全館喫茶店で、寺山修司中上健次などの文化人も常連だったとか。近くにあった「新宿コマ劇場」に出演していた美空ひばりが、ホットケーキを出前で頼んでいたとか、いろんな昭和の伝説があるよう。

意外だったのは、案外、若いコが目立ったこと。ゴダールは彼らにとっても魅力的?! 廃墟のような内装と、(よく意味はわからないけど)映画のシーンが混じりあって、未体験ゾーンに突入。

会場にかかっているスクリーンは半透明で、通路を歩く人々が、まるで映画の登場人物のように見えるフシギ。

ゴダールも王城ビルも、深いなぁ。


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オフィシャルサイト

godardtokyo.com

 

Xはこちら

x.com

 

www.oricon.co.jp

 

#ゴダール

 

 

 

 

 

 

 

【大食い】ジャークチキン@松屋 見てるだけで心躍る これは食べなきゃ...他

 

皮がパリパリ、中身のチキンはしっとりで、本当にご飯によく合う(ちょっと塩っぱいからかもしれないけれど😁)。昭和レトロなポテサラが少量添えられているのも、うれしい。

スパイスはにんにく系かと思ったけど、シナモンや クローブなどを合わせたような「オールスパイス」なんだそう。

それにしても松屋の世界料理シリーズはすごい。よく見つけてきて、ご飯に合うように松屋風にアレンジするなぁ...と感心。

そろそろ終売するようなので、まだ食べていないなら、お早めに。あたしも2回、いただきました。

(ジャークチキンライス 並盛 890円 税込)

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www.matsuyafoods.co.jp

 

あと、垂れ幕の写真を見ているだけで、思わずごっくん。ごろごろチャーシュー丼。名前がいいのかな。いただく前から、予感で増す空腹感。「ピリッとラー油がアクセントの背徳めし」というキャッチフレーズの通り、若者だったら3杯くらいいけそうなおいしさ(大盛りごろごろチャーシュー丼もあります)。

物価高とか世間の流れはわかるけど、昔々は500円のイメージだった松屋が1,000円近い値段で定着しているのが、ちょっとだけ残念。

(ごろごろチャーシュー丼 890円 税込)

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www.matsuyafoods.co.jp

 

 

チーズバーガー丼(並盛) 950円(税込) は、なんだかときめかなかった。

f:id:megmikke:20250520001124j:image 2025/05

 

以上です

【世界陸上】 国立競技場で観戦してきた

34年ぶりの東京開催。それならやっぱりライブで観に行くしかない...と、チケットを入手。

 

f:id:megmikke:20250921184705j:image (新しい) 国立競技場に来るのは初めて。デカい。

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f:id:megmikke:20250921175612j:image 新国立競技場かと思ってたら、「新」はついてなかった。
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f:id:megmikke:20250921175606j:image あっけなくE1ゲートは見つかった。
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f:id:megmikke:20250921175621j:image 席に座り、見渡したこの景色は忘れないだろう。体感する国立競技場。
f:id:megmikke:20250921175639j:image ペットボトルの水は400円だった。記念撮影しとかなきゃ🤗

f:id:megmikke:20250921175816j:image 女子走り高跳び
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f:id:megmikke:20250921175825j:image 女子やり投げ。
f:id:megmikke:20250921175806j:image  北口榛花が決勝に進めなかったことは、後から知った。

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f:id:megmikke:20250921175819j:image 後姿は、ノア・ライルズ。
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初体験の巨大スタジアム。ライブでスポーツ観戦するいい経験になった。トラックを走ることはできなかったけど、客席から見る景色は記憶に残った。この日の入場者数は58,000人超だと、場内アナウンスで言っていた。

それにしても、国立競技場で撮った動画、後で見返してみたら、ボルもライルズも(小さいけれど)しっかり撮れていた。あたしの場合、動画は撮っても見返さないタイプだけど、この動画は別格。家宝にしよう。

確かにテレビで観ている方が、好きな時にビールも飲めるし、お手洗いも。だけどライブで観る価値があった。

そうそう、客席にデュプランティスがいたらしい。目撃はできなかったけど。


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f:id:megmikke:20250921175828j:image 近くにホープ軒があり、観戦中もラーメンのことばっかり考えていた。願い叶うの巻。

帰りの地下鉄で、ジャマイカ🇯🇲応援団を見かけた。I LOVE JAMAICA って伝えればよかったかな。

 

 

ライブで観れたことも感動したけど、競技ひとつひとつが、アスリートたちの言葉ひとつひとつが、胸に響いた。8年ぶりに9秒台を記録した桐生、あと少しでメダルに手が届かなかった村竹、みんな全生命をかけて闘っているのだ。

 

 

 

 

 

観た日:2025/09/19

 

 

 

 

 

 

(敬称略)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【映画】【個人的感想あり】『桐島です』 あの時代の空気を描き出し観ているあたしを圧迫する こんな日本でいいのか?!

1972年。あさま山荘事件が起こり、学生運動が完全に終わり、時代は空虚な空気に包まれていた...と、あの時代を知っている人が回想するのを聞いたことがある。

 

残念ながら、あたしは時代の空気を感じられるほど大人じゃなかった。テレビドラマ、『前略おふくろ様』や『傷だらけの天使』に、導入部の喫茶店のシーンを彷彿とさせるような場面があったことを思い出しただけ。

 

音楽は内田勘太郎。アコースティックなボトルネックギターの乾いた音が、この映画にはピッタリ合っていると思う。時代の空気も表している。

 

ラストシーンに向けて映画が疾走する時、声を上げて泣きそうになったのは、なぜだろう。あの時代に翻弄されたともいえる桐島が、罪から逃げ切ったからか?それだけじゃないような気もする。

 

隣りの席には、中学生らしき男子が3人並んで座っていた。本当に彼らに訊きたかった。この映画を観た感想は? なぜ、この映画を選んだの?誰かに勧められたんだろうか。

 

別世界みたいだけど、50年前の日本はこうだった。50年間が「ほんの」なのか、遠い昔なのか。「東アジア反日武装戦線」という組織の名前を聞いて、何を感じるのか。

 

監督はあの!高橋伴明。奥さんの高橋恵子も出演している。

 

物心ついた頃から、駅や交番、いろんなところに桐島聡の写真が貼ってあった。こうして彼の人生は終わっていったんだな...って思うと、なんとも言えない感情が込み上げてくる。

 

 

【写真の下にますます個人的な感想が続きます】

 

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観ていて、どこか美化しているような気がしたりもした。特に『時代おくれ』という歌と、桐島聡の生き方を重ねたところ。ちょっとついていけないなぁ...っていうのはあった。

 

何度も書くけど、この映画には時代の空気感が漂っていた。ほんの50年前、日本はこんな感じだったと、伝えてくれる映画だと思う。あの時代を知らない若者にも、機会があれば、ぜひ、観てほしい。

 

 

 

 

2025/07 @新宿武蔵野館

 

 

 

 

 

(敬称略)

 

 

 

 

【お芝居】『少女仮面』ザ・スズナリ@下北沢 渡辺えりさんが登場した時 息が止まった

 

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1980年代前半に初めて「ザ・スズナリ」に来た時と、印象がほぼ同じだったのが不思議。とてもひなびていて、深夜に一人ではいられない、暑い夏にピッタリの雰囲気。

 

今のところ、再開発からも免れ、一帯はあの頃のまま。なんだか時間が止まっているみたい。

 

お芝居のセリフは難解で、時間が経っても理解できない。でも、渡辺えりさんが客席の脇から登場した時は、息を呑んだ。スポットライトが当たっていたからかもしれないけど、後光が差していた。存在感っていうか、大御所感がすごいんだよね。彼女との距離、数メートル。

 

お芝居が終わってからの彼女の舞台挨拶。「山形から東京に出てきた時と何も変わっていない」とキッパリ言った。あれから流れた時間は長いし、時代は超絶変わったし、当時は「超絶」なんて言葉もなかったけれど、すべてを超越して変わらないものは、確かにある。

 

昔々から演じることに夢中になっていた若者たちがいた。ウチに帰って、もらったフライヤーを見ながら、今もみんなこんなに情熱を注いでいるのか...と胸がうずいた。変わらないもの、変わったもの。過去や現在、そして未来にまで思いを巡らせている。

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そうそう、検索したら、スズナリは本多劇場の所有って書いてあった。

 

 

観た日:2025/06/13

@ザ・スズナリ