せっかくの座間なので(駅は相武台前)、ロマンスカーで行くことにした。数々の思い出と旅情に浸りつつ、車内販売でコーヒー買ったりしてると、あっという間に相模大野着。乗り換えて、相武台前駅へ。小田急線にはよく乗ったけど、ここは降りるの、初めてかも。
15分ほど歩き、座間市役所隣にある「ハーモニーホール座間」に到着。定員1310人。 完売御礼!のポスターあり。
◆ここからはネタバレです◆
席は、なんと!前から5列め ど真ん中。定規で線を引きたくなるくらい、約10m先の真ん前に森高千里がいる!!!もちろん!今もミニスカート。脚線美も(この表現も昭和?!) 健在。スタイルは1990年代と変わらないように見えた。
観客は案外、女性も多い。1〜2割? でもやっぱり大多数は当時の男子たち(今、オヤジorジジイ)。汗臭い声で唱和する「ちっさと〜」が、妙に懐かしい。昭和な雰囲気。チェックしてみたら、彼女のデビューは1987年。昭和ラストスパート、バブル真っ盛りの頃だもんね。
この街ツアー、今日のライブが11本め。そして今日は平成最後のライブ。ツアーは12月まで続くという。「平成最後」のくだりで、会場は大いに盛り上がった。
衣装替えはステージ上で。期待通り、キラッキラな衣装に次々着替えていく。
トークは、本音の嵐。
「いろいろと思うことがある方もいらっしゃると思いますが、あと数年ガマン?してください。50歳です」。
手のひらをステージに向けて、同じ方向に動かすよう観客に指示しておきながら、いざみんなでやってみると「手がいっぱいあり過ぎて、気持ち悪い。あっ、ごめんなさい、今のは失言」とか。
2日間で、シングル45曲をリリース順に歌う、「ザ・シングルス・ツアー」をやった時は、かなり疲れた、とかしみじみ語ったりして。
ステージが近いから、表情がよーくわかる。イケイケだった20代の曲を歌うことに、どこか照れているようにも見える。
今日、座間に来てよかった。東京公演までには、こなれちゃうかも。いい席も取れたし。
ちゃんとご当地ネタを調べてきて、MCでしっかり紹介する。座間神社、名物の大凧、おいしいお店などなど。ご本人いわく「盛り上がらなかった」って言ってたけど(^_-)。どうだろう、もっと地方ならもっとウケたのかもしれないけど、座間っていう立地がビミョ〜なのかも。
アンコールでは、膝までのロングブーツを履いて、大登場!ライブがすべて終わると、コアなファンが会場のみんなに呼びかけた。「三本締めで締めましょう」。すると(あたしも含め) 自発的な三本締めが、響き渡った。けっこういろんなライブ行ったけど、三本締めは初めてかも。
会場を出て、エントランス・ホールで見上げると、さっきMCで話に出た大凧が飾られていた。座間の大凧揚げは200年以上も続く伝統文化なんだそう。現在の大きさは13m四方だとか。巨大だ...。大凧の歴史 | 座間市ホームページ
というわけで、絶頂期に見そびれた「ザ・森高」のライブ。あれから20年以上経って、堪能できた。こんな感じで、人生何度でも楽しめるって教えてもらった気がする。
外に出ると、座間神社の看板も。
2019/04/29 @ハーモニーホール座間 オマケ:せっかく相武台前駅に来たので、カレー屋さんに寄ってみた。