営業 仕事

関西テレアポ 2015年11月

ある日の午後。 「確認させていただきますので、少しお待ちください。いったん保留に致します」と言って、保留にしたつもりだった。が、解除しようとして、保留にしなかったことに、気づいた。 通話相手は、関西のオジサマ。突っ込まれるだろうと思ったら、…

本人じゃないんなら 早く言ってよ〜。

「◯◯様は、いらっしゃいますか?」 「はい、少しお待ちください」 (保留音) 「はい、電話替わりました」 「大変ごぶさたしております。元△△の☆☆です。今、大丈夫で...」 「いや、◯◯は席を外しています」 こっちはすっかり本人かと思い「大変ごぶさた」に、全…

ダンコンの世代

NHK Eテレで「団塊スタイル」という番組をやっていて、まだ見たことないけど、風吹ジュンの司会が魅力的なんだそうだ。 今となっては、遠い昔のことだけど、かつて彼女は歌手だった。とってもかわいかったけど、歌唱力抜群、粒揃いの歌手がたんまりいる現代…

ブログのタイトルを変更しました。

今までやってきた営業という仕事を振り返りたかったというのが、このブログを始めたキッカケ。でも書いてみたら、いわゆる「テクニック」的なコトは、トキメキがない。 例えばテレアポで、担当者に電話口まで出てきてもらうためには、多少のテクニックがいる…

大失敗

6年で12社も転職していると、ふとした瞬間、自分がどの会社にいて、何の仕事をしているのか、真っ白になることがある。うんにゃ、それは転職回数の問題ではなく、天然ボケの天然が取れた、ただのボケ状態なのかもしれないけれど。 電話をかけるときは、思わ…

終わりと始まり

1社から複数の受注をもらうことを身上としていたころ。受注して仲よくなったのに、ある時、突然、担当者不在が続き、話ができなくなった会社があった。もしや居留守では?と思い、直接訪問。 曇りの日、ひと気のないオフィス、うず高く積まれた書類の山、そ…

川崎

ほんの2か月ほど、川崎の港寄りの住宅地で、個人宅の飛び込み営業をやったことがある。1日100〜150件も飛び込みまくる。ヘヴィーというか、前時代的というか、自分でやっておいて言うのもなんだけど、ビミョーなお仕事でした。 比較的高齢化しているエリアだ…

靴を脱ぐ日本 靴を脱ぐ会社

イギリス人の友達の実家に行ったとき、彼女が言った。 「日本では靴を脱いで、家に入るでしょ? 家の中をキレイに保つための素晴らしい習慣だって感動したわ。イギリスに帰ったら試そうと思ったけど、結局今まで通り。理由はよくわからないけど」 スペインで…

!舞い上がる!

「三つ子の魂百まで」を例に出してしまうと、じゃあどう努力しても、挑戦しても、ほとんど意味がないんじゃない?って話になる。 ある高名な評論家は「人間は35歳を過ぎたら変わらない」と断言した。 「人生で勝利を収めるために必要なのは、自分に向いてい…

機嫌よく働く

先週に引き続き、成人の日のJ-Wave特番の話。テーマは「大人になろう」。 http://www.j-wave.co.jp/holiday/20150112/ 京都にある、とある会社の社長さん。「生きていくうえで、大人として大切なことは?」と訊かれ、数秒考えてから言った。 「機嫌よく働く…

経験は宝ではない

成人の日、J-Wave特番のテーマは「大人になろう」。 http://www.j-wave.co.jp/holiday/20150112/ 聞きながら大人について、とことん考えた。 中でも、とあるお寺@京都の和尚さんの言葉が印象的。 「大人になると、経験値、知識、いろんなものがたくさん溢れ…

Yさんのこと(後編)

「Yさんが自殺したよ」 いつも淡々と話すその人は、その時も淡々と言った。 「亡くなったの?」 「ああ」 例えば地球に巨大隕石が衝突し、7人だけが生き残るとしたら、Yさんはその7人に必ず入るタイプだと思っていた。仮に何かの間違いで自殺したとしても、…

Yさんのこと(前編)

とあるアウトソーシングプロジェクト。様々な過去を持つ人々が臨時雇用され(95%が男性)、目標数字を与えられる。1か月ごとの数字を達成しなければ、さようなら。 カオスなのに、至ってお気楽、能天気、明るい人が多い。 「失業者の集団なのに、悲壮感がない…

30本の手で引っ張られるようなキョーレツな眠気

ある朝、個人宅受注を目指し住宅街に向かう電車に乗ると、目の前に同僚が。喋らないのも気まずいので、訊いてみた。「どちらに行かれるんですか?」「家に帰るんです」いったん出社し、朝礼後「行ってきます!」と外回りに出掛けるかのように飛び出し、家に…

!怒りがどうにも止まらない!

「まずお客様の話を聴きましょう。人は話すことで、落ち着きを取り戻します」と、クレーム処理のマニュアル等には、たいていこんなコトが書いてある。相手が怒っていなくても、やっぱりコミュニケーションの入り口は、話を聴くところから始まるんだろう。例…

テレアポ 変化球

仕事で電話かけるのが大好き。プライベートだと遠慮もあるけど、仕事だと心置きなくいろーんなコトを突っこめる。時には探偵さんのように。工夫する愉しみ。どう訊けば、どう言えば、気持ちよく話してくれるのか、ああでもない、こうでもないって、考えるの…

関西テレアポ 感じた文化の違い5つ

今回は関西にテレアポしていて、文化の違いを感じたコト5つ。まず一つめは「あいみつ取ってます」と忌憚なく、あっさりハッキリ言うこと。東京人はええかっこしい、スカしているので「検討中」とか言って濁します。二つめは、さらっとうれしそうに値引き話を…

テレアポ(関西篇)

ほとんどブログ版大食い日記になってきたので、このあたりでテレアポの話。なぜかご縁があり、関西に電話することが多い。ある期末のこと、発注の記録はあるが、受注が確認できない案件があり、販社に電話した。一聴、バリバリな関西のおばちゃん応答。担当…

ランチ

見知らぬ土地で、おいしいランチのお店を見つける喜びを知ったのは、約3か月働いたノンバンクのローンカード営業。 小さい会社の経営者に「カードを作りませんか」と営業する。もちろんカードは無料で作れるけど、経営が厳しいのならお金貸しますよ!って話…

銭湯

ババンババンバンバン♪ 銭湯気分(やらされ感満載)のミッケ。熱出して寝込んでいるように見える? 寝ぼけてるだけでしゅ。ある日、台東区のリストが配布された。台東区といっても、秋葉原や上野ではなく、日本堤。かつて遊郭吉原があったところ。山谷もここ…

カラオケボックス

デパートのエスカレーターの近くの休憩スペースや公園で、ほにゃんと座っている男性の営業を見ると、「仲間になりたくない」って思う。売れてない感が、カラダ全体からにじみ出ている。外回りをしていたら、魂が抜けそうになることがたくさんある。でも、え…

テレアポと飛び込み営業の旅

前回はテレアポで「電話かけてくるんじゃねぇ!」と怒鳴られたお客様に飛び込み訪問したら、気骨ある社長に大歓迎?していただいた話を書きました。さて、ある日のこと、いつものようにテレアポしてたら、根拠も示さずキッパリ断られた。「親会社の指示で変…

電話かけてくるんじゃねえ!

テレアポで、どう言えばすんなり会話を始められるか? 突っ込んでも相手が思わず答えちゃうような流れを作るには、どんな言葉を使えばいいのか? 声の高低、話すスピード、エトセトラ、エトセトラ。そういうコトを、あーでもない、こーでもないと、あれこれ…

飛び込んだら、旭日旗

「今どき、飛び込みなんて存在するの?」初めて飛び込み営業を経験したのは2000年代初頭。かなり遅いデビューだったけれど、当時ですら、飛び込み営業はすでに過去の手法。ま、泥臭い通信系とか、複合機系は今でもやってます。まさに泥臭い通信系の営業でし…

お金は大事だよ〜♪ だけど...

「よーく考えよ〜。お金は大事だよ〜」このコマーシャルが流行っていたころ、社長さんがほぼ一人で切り盛りしている会社に、よく伺っていた。切り盛りといっても、契約を結んでしまえば後は自然と振り込みがあるような業種だったので、社長さんは大抵会社に…

外人モデル@コンビニのレジ

一番印象深い仕事は、外国人モデルのマネージャー。 この仕事がキッカケで、ラテン系ともご縁ができた。外国人モデルのマネージャーとは、モデルたちをオーディションに連れていき、売り込む、営業兼通訳みたいなもの。モデルというと、ワガママ、気位が高い…