映画など

【演劇】さるすべり〜ポスターを見るだけで思わず...渡辺えり+高畑淳子の競演は最高!

人を笑わせるって、すごく大変なこと。なのに渡辺えりは、ポスターを見るだけで、ステージに登場するだけで、思わず笑ってしまう。幸せな気持ちにさせてくれる。生で観られてよかった。上から目線な言い方かもしれないけど、うまい。演技力がすごい。 快進撃…

【映画】『キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク』1973年に行われたフリーライブが半世紀の時を経て蘇る感動

キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク 前半はピアノの弾き語り、後半はバンド編成。初々しくすら思えてしまうほどのキャロル・キングが、スクリーンを通して体験できる。思わず拍手しそうになるくらいの臨場感。 ラジオ関東(現…

【映画】『エドワード・ヤンの恋愛時代』〜見逃していた伝説の作品が4Kになって帰ってきた@下高井戸シネマ

下高井戸シネマは、かつて下高井戸東映だった。「電車に乗らなくても映画が観たい、なくさないで!」の声が上がり、現在に至っているとか。 入口近くに、コロナ禍の山田洋次監督のメッセージが置かれていた。元スタッフさんがオープンした「海猫珈琲店」にも…

【映画】いますぐ抱きしめたい - ウォン・カーウァイの疾走はこの作品から始まった 1980年代の香港 黒社会に生きる若者たちを描く

ストーリーはこんな感じ。 「WKW ザ・ビギニング」公式サイト この予告編を見ると、さらに雰囲気がわかるかも。 【公式】WKWザ・ビギニング『いますぐ抱きしめたい』予告編 - YouTube 香港の繁華街でのロケ。追いかける、逃げる。根拠はないけど、無許可だと…

【映画】【主観】『私がやりました』1930年代のパリを舞台に女優たちの大競演 フランス語のシャワーを浴びる快感 フランソワ・オゾンがまた放った大ホームラン!

映画『私がやりました』公式サイト かつての大女優役は、イザベル・ユペール。実際は、フランスの国民的大女優。下記のリンクで、彼女のカッコよさがわかります。 69歳のイザベル・ユペール。 自然な美しさを貫く、パリジェンヌビューティーをプレイバック。…

【映画】【ネタバレ】【主観】『ぼくは君たちを憎まないことにした』-突然 テロで妻を失い 子供と二人残されたなら...-

映画『ぼくは君たちを憎まないことにした』公式サイト 【予告編】11.10公開『ぼくは君たちを憎まないことにした』本予告 - YouTube 僕と息子が 幸せで自由な人生を送ることで 君たちは恥じ入るだろう 君たちの負けだ 人生は続く 君たちに憎しみを贈らない こ…

【映画】すべてうまくいきますように - 安楽死を選択する父と娘たちの葛藤 すっかり大人になったソフィー・マルソーが魅力的

(この映画を観たのは 2023年3月です) 映画『すべてうまくいきますように』公式サイト 順調に回復しているのに、安楽死を望む心情が、理解できなかった。 もしかすると、今までと同じように「健康」じゃない自分でいたくないのかもしれないし、また発作が起き…

【映画】『ダンサーインParis』セドリック・クラピッシュ監督の最新作はバレエダンサーがヒロイン

詳しくは右の→リンクから 映画『ダンサー イン Paris』公式サイト Bunkamuraの作品紹介ページ ダンサー イン Paris | Bunkamura セドリック・クラピッシュ監督には、特別な思い入れがある。昔々、ヨーロッパを旅行中、パリで夜行列車の出発まで時間があった…

【映画】『午前4時にパリの夜は明ける』〜80年代を舞台にシャルロット・ゲンズブールとエマニュエル・べアールが競演 懐かしくて新しい再生の物語

続きは右の→リンクから 映画『午前4時にパリの夜は明ける』公式サイト 不思議なのは、この作品の舞台が1980年代で、1980年代に活躍したシャルロット・ゲンズブールとエマニュエル・べアールが、劇中で輝きを放ちまくっていること。 もちろん、2人とも、ずい…

【映画】ペルシアン・バージョン@東京国際映画祭2023 アメリカに移住したイラン人母娘の一代記 おかしくて悲しくて強烈にパワフル!

この作品は狙って観たのではなくて、たまたま空いてた日程にはまったから。そして素晴らしい映画体験が待っていた。 若くして医者に嫁いだお母さんのパワーがすごい。ほとんど子供なのに花嫁になり、イランからアメリカへ。ほどなくイスラム革命が起き、帰国…

【映画】台湾巨匠傑作選2023 その2『ラブゴーゴー』ポケベルや電話の声でドキドキ 懐かしさ溢れる都会のお伽噺

ラブゴーゴー : 作品情報 - 映画.com この作品が製作されたのは1997年。世紀末感がなんだか妙に懐かしい。遠い過去になったポケベルなどの道具、声しか知らない異性にドキドキする感覚、そしてクール風景。舞台は台北だけど、東京でも、似たような空気が漂っ…

【映画】【ネタバレあり】台湾巨匠傑作選2023 その1 『熱帯魚』古き良き昭和レトロのようなノスタルジーに満ちた世界 誘拐犯を巡って繰り広げられる人間模様

K'sシネマで台湾映画の特集をやっていて、見逃していた『熱帯魚』が日本最終上映。というわけで、行ってきた。 あらすじはこんな感じ。 熱帯魚 : 作品情報 - 映画.com 1990年代の台湾が舞台。ノスタルジックで、昭和40〜50年代の日本の雰囲気に満ちている。 …

【映画】『クリーン』マギー・チャン レトロスペクティブその3@ル・シネマ渋谷宮下 この作品を最後にスクリーンから遠ざかってしまった彼女 いつか女優復帰してくれることを願って

マギー・チャン レトロスペクティブ | Bunkamura 2004年の作品、日本公開は2009年。マギー・チャンが「かつて女優だった」存在になってから、長い年月が過ぎた。彼女がなぜ女優という職業から遠く離れてしまったのか、彼女の「最新作」を観ても、結局ナゾは…

【映画】『ロアン・リンユイ』マギー・チャン レトロスペクティブその2@ル・シネマ渋谷宮下 早逝した香港の伝説的女優を演じる劇中劇

(ネタバレあり) マギー・チャン レトロスペクティブ | Bunkamura マギー・チャンの顔立ちそのものは、そんなに鼻が高いわけでもなく、パーツが大きいわけでもなく、決して派手じゃないんだけど、凛とした佇まい、そして食べ進む姿の力強さが、誰とも比較でき…

【映画】『ラヴソング』マギー・チャン レトロスペクティブその1 @ル・シネマ渋谷宮下 昭和の歌謡映画的壮大なラブストーリー あのころの香港 テレサ・テン そして純粋な愛に涙 涙 涙💦

「ル・シネマ」が「ル・シネマ 渋谷宮下」となって移転。そのオープニング上映は「マギー・チャン レトロスペクティブ」だった。 マギー・チャンのすべてを知っているような気になっていたけれど、案外、観てない作品が多いことに気づいたりして、いい機会な…

【映画】コンペティション - ラテン的皮肉の応酬がたまらない ペネロペ・クルースとアントニオ・バンデラスが理想的に年齢を重ねていてうれしい

映画『コンペティション』公式サイト3/17(金)ロードショー 1980年代のペネロペとバンデラスを知っていると、年齢を重ねて落ち着いてなんか欲しくないと心から願う。この映画では、そんな希望が見事に叶い、ペネロペは自らの主張を1ミクロンも曲げない突き…

【映画】ヴェラは海の夢を見る Vera Dreams Of The Sea 第34回(2021)東京国際映画祭で見事グランプリを受賞した コソボの女性監督作品 大オススメ!

映画祭で上映された作品は、一般公開に至らないことも多いので、見逃したらそれっきり、ということがよくある。 コロナ禍真っ盛りの2021年、この作品が東京国際映画祭のグランプリを受賞したというニュースを聞いて、観たい!と思ったが、時すでに遅し。地味…

【映画 備忘録 主観】ペドロ・アルモドバル監督の最新作『パラレル・マザーズ』(公開は2022年11月3日)

アルモドバル最新作の主演は、長年、彼の作品のミューズであり続けるペネロペ・クルス。そして長編映画2作目の出演だというミレナ・アレット。大女優になっても瑞々しいペネロペと、新人の瑞々しさが魅惑のコラボ。 ストーリーはこんな感じ。 まるで!1980年…

【映画】『人生は二度とない』- もしかして 踊るマハラジャ 以来のインド映画?!相変わらずすぐ踊るんだけど映像がキレイ ロードムービーとしてもサイコー!

大富豪の娘との結婚を目前に控え、学生時代からの男友達3人組は、さよなら独身!と称した3週間の旅に出た。行き先はスペイン。 コスタ・ブラバでスキューバ・ダイビングに挑戦し、ブニョールでトマト祭に参戦、セビリアではスカイダイビング、パンプローナで…

【映画】『七人樂隊』- 香港を代表する七人の監督による"香港七重奏" - 突然 あたりが暗くなり 見上げると飛行機の大きな腹が見える 昔の香港が懐かしくなるけど 懐かしいだけじゃない

映画『七人樂隊』公式サイト – 香港を代表する七人の監督による“香港七重奏” この作品の公開は、東京では終了しましたが、それ以外の地域では、順次公開中(2022/11/29 現在)。東京でも今後、また公開されるかも。配信もあるかも。『七人樂隊』という作品名を…

【映画 ネタバレ 主観 備忘録】『彼女のいない部屋』〜海外資料にあるストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1行のみ。いったい彼女に何が起こったのか?!

映画『彼女のいない部屋』公式サイト ミステリアスな展開なんだけど、一方でロードムービー的だったりもする。主人公の女性が乗るのはレトロなクルマ。検索してみたら「AMCペーサー」というアメリカ産のヴィンテージで、1970年代につくられたそう。個性的で…

【映画 ネタバレ 主観 備忘録】『秘密の森の、その向こう』〜出会った少女は8歳の母親だった!森の中でファンタジックな世界が繰り広げられる ジブリ好きにオススメ?!

ABOUT THE MOVIE|映画『秘密の森の、その向こう』 公式サイト 見終わってから知ったんだけど、監督のセリーヌ・シアマは、スタジオジブリ作品の大ファンだそう。なるほど、納得。言われてみれば、このファンタジー感は、ジブリを彷彿とさせるような気がする…

【映画】独裁政権下のチリを主婦の目線で描く『1976』身も凍るような結末が待っていた@東京国際映画祭2022

まず音楽が超不穏。これから悪いコトが起きるんじゃないかと、ドキドキしてくる。映画が始まってほどなくすると、映画館を出て、ウチに帰って、ネコとふにゃふにゃしたいと思っちゃったくらい。音楽は、確かに起こることを暗示してもいるけど、主人公の心の…

【映画】『こころの通訳者たち』- 聴こえない人に生の演劇の感動を伝えたい 見えない人にありのままの映像を届けたい - 今までにない視点を持った作品だから いろんな人に観てほしい

映画『こころの通訳者たち』公式サイト 気合いを入れまくって観にいく映画より、何気なく観に行った映画のほうが、印象に残ったりする。この作品が、まさにそうだった。クラファンのご縁で鑑賞券をいただき、期限が切れたらもったいない...くらいの感じで劇…

【映画 ネタバレ】ウォン・カーウァイが4Kになって戻ってきた!究極の美男美女カップルが奏でる1962年の香港『花様年華』そして90年代の香港が眩しい『恋する惑星』

ウォン・カーウァイの作品が4Kで公開されるという記事を読んだ。「恋する惑星」「天使の涙」「ブエノスアイレス」「花様年華」...。1960年代と1990年代の香港に会いに行くことにした。 20世紀末に産み落とされたウォン・カーウァイの4つの映画 | ザ・シネマ…

【映画 昭和】『桃尻娘』日活ロマンポルノ 青春コメディ路線の大傑作!そっか これは「ガールズロードムービー」だったんだ

キッカケは忘れたけど、昔々『桃尻娘』(1978)にハマった。まだビデオが普及していなかった時代。『桃尻娘』を観るために情報誌をくまなく確認、(場末の) ポルノ映画館に行ったコトもあったっけ。 なんであんなに好きだったのか、今回の映画紹介キャッチコピ…

【映画・散歩】『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』 @下高井戸シネマ (ただし映画の話はあまり書いていない)

高校が下高井戸だったせいか、下高井戸に来ると、散歩したくなる。 特に世田谷線。昔々は、芋虫みたいな緑色の電車が走っていて「 イモ電」とか、呼ばれていたっけ。 ちょっと時間があったので、線路沿いを歩くと、見事な咲きっぷりの花が並んでいた。手をか…

【映画】オートクチュール - この期に及んでナタリー・バイの魅力に開眼 若手のホープ リナ・クードリも噂にたがわずアトラクティブ

映画『オートクチュール』公式サイト 「孤高のお針子」というワードにそそられ、ル・シネマへ。昔々、プレタポルテの世界はチラッと関わった時期があったけど、オートクチュールは未知。スクリーン越しでも覗いてみたい。「人生賛歌」にも弱いんだよね。人生…

【ちょいとネタバレ 映画】『スージーQ』1970年代前半 "サディスティック・ロックの女王" と呼ばれ 一世を風靡したスージー・クアトロ 背景とその後を描き出すドキュメンタリー

【全体的にネタバレな内容を含んでいます】 シネマカリテでの上映は5/26(木)まで その後 シネマ・ジャック&ベティ、あつぎのえいがかんkikiなどで上映予定 映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』『スージーQ』『ローレル・キャニオ…

【映画】『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』 なんと!人生初のIMAX

あの!伝説のライブが映画館で限定公開されることをラジオで聞き、観てきた。 内容はこんな感じ。 ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート : 作品情報 - 映画.com 人生初のIMAX、予告編を見てるだけでスクリーンの大きさと映像の鮮明さ、そして…