ペネロペ・クルスといえば、もはやスペインの至宝。ハリウッドでも大活躍、アカデミー賞も受賞したし、ラテン好きじゃなくても、知名度は高い。
彼女とは一度も会ったことないし、見かけたこともないし、何のつながりもないけれど、1980年代後半、外国人モデルのマネージャーをしていた頃、彼女に似たタイプのラテン系のモデルがいたこともあって、妙な親近感がある。
彼女が初めて世の中に出たのは、スペインの超有名バンド Mecanoのビデオクリップ。"La Fuerza Del Destino"っていう曲。心底好きだったんだよなぁ。詞も曲も最高。
Mecanoは青春。ひさしぶりにこの曲を聴いて、懐かしくて、昔を思い出して、キュンキュン。ついでに言うと、このビデオクリップで共演した Mecano のメンバー Nacho Canoとペネロペは、その後恋仲に。6年くらい付き合ったと言われている。
というわけで、彼女の映画デビュー作 "Jamon, Jamón" から、日本で公開された作品はほとんど観てきた身としては、見逃すわけにはいかないこの作品。
ストーリーは、こんな感じ(オフィシャルサイトより)。
映画「誰もがそれを知っている」公式サイト 2019年6/1公開
実生活でも夫婦であるペネロペとハビエル・バルデムが主演。監督は2度のアカデミー賞に輝く名匠アスガー・ファルハディ。(と、もっともらしく書いたけど、この監督の作品は初めて観た(^_-))。
ま、とにかく飽きさせないストーリー展開。上映時間132分と長めなんだけど、脚本は緻密だし、息詰まりそうで、眠くなんてならない。
この作品のロケ地は、マドリードから車で1時間ほどのTorrelaguna という村だそう。Wikipediaによると、2018年現在、人口4,724人。ここがまさしく典型的なスペインの村の雰囲気で、いいんだなぁ。
スペインに行った気分になるトリップ感も満載。TSUTAYAでは2019/12/4から、レンタル・販売開始だそうです。観る価値あり!だと思います。
(敬称略)