置き時計現役引退 掃除機も入れ替え まる釜は現役続行中

 中学の頃から使っている目覚まし時計。デザイン性は置いといて、とにかく見やすく、わかりやすい。だいぶ前から目覚まし機能は衰え、時計としてせっせと働いてくれていた。

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 ある日見ると、止まっていた。電池を替えれば動くだろうと、信じ切っていた。今までもずーっとそうだったから。でも、動かない。

 いや、正確に言うと動こうとするのだが、すぐ止まってしまう。その時はほろ酔いだったので、明日やってみることにして、寝た。

 翌日。電池を何度も入れ直してみたけど、スムーズに動かない。「ずーっと一緒だった、この時計が動かない」という現実を、あたしはなかなか受け入れられなかった。だって中学から一緒にいるんだもん。

 止まってから気づいたのは、かなり頻繁に時計を見ていたということ。その度、現実を目の当たりにして、悲しくなった。でも「もう動かない」とは認めたくなくて、時計を裏返して置いておいた。

  ある時、ふと時計を表返してみたら、針の位置が変わっていた。

 「動いてる!」

 が、秒針は数秒動くと止まり、力を振り絞ってまた動こうとして、数秒動き、また止まる。がんばっている姿を見て、涙が...。

 「もうがんばらなくて、いいよ。長い間、ありがとう」と声をかけ、ゆっくり電池を抜いた。

 おやつの時間に針を合わせ、置き物として、第二の人生を送ってもらうことにしました。

 さて次は、90年代後半から使っていた掃除機。基本的に「壊れるまで使う」がモットーだけど、このシャープ製はとっても丈夫で、壊れない。当時の白物家電の中では色といい、デザインといい、かなりスタイリッシュで気に入っていた。

f:id:megmikke:20180314180947j:image 掃除機をかけるのは、基本週に1回程度だけど、いかんせん寄る年波も押し寄せてきて、重さとコードが厳しくなってきたので、シャープ君は引退してもらうことに。
新しくやってきたMakitaのコードレスは、ミッケが砂を撒き散らした時なんかも、サクッとするする吸い込んでくれて、とにかく便利。これがアマゾンで9000円弱なんて、世の中進化しているんだなぁ、とつくづく思ったのであった。

 新人は吸い込みが多少弱めなので、先輩のシャープ君には、控えの予備軍として待機してもらっている。

 そして最後に、家電一式をまとめて購入した90年代後半組で、唯一、現役続行中なのが「まる釜」。

f:id:megmikke:20180314181057j:image 当時は電気釜でこういう色は珍しかったし、コンパクトで「お釜」っぽくないところも気に入っている。ご飯は多めに炊き、余った分はボールにして冷凍するので、出番は少なめだが、使った後は洗って、拭いて、更に自然乾燥させてから保管している。長生きしてね、まる釜君。