【ライブ】 紫@恵比寿ガーデンホール 日本のロックはここから始まった!気恥ずかしいようなロック タイムマシンに乗ったみたい

 

f:id:megmikke:20240116221406j:image 時はクリスマス。恵比寿ガーデンプレイスは、賑わっていた。1994年開業、今年で30周年だけど、古さは感じられなかった。ゆとりある設計。

f:id:megmikke:20240116220524j:image いよいよ「紫」のライブ。案外、白髪の長髪は少なかった。

f:id:megmikke:20240116220531j:image 「紫」の代表曲は、こんな感じ。

紫 MURASAKI - Double Dealing Woman Special version feat. Char / Kyoji Yamamoto【Official Music Video】 - YouTube

 1960年代後半から活動している、日本のロックを作ったバンドなのだ。沖縄の基地周辺で活動、アメリカ兵がリクエストする洋楽ロックのコピーを演奏することから始まったという。日本にはまだPAがないと、言われていた時代のこと。

 デビューして半世紀以上。今回、ネットであれこれ読んでいて、この長い時の流れの中で、ものすごくたくさんの出来事が、紫に起こったことを知った。ただ、音は変わらない。

 ジョージ紫は、ジョン・ロードを彷彿とさせた。そういう時代だったんだよね。何もかも時代。彼はアングラという時代の寵児だったのかもしれない。

 そもそも今回のライブの正式タイトルは "MURASAKI CONCERT TOUR : TIMELESS --混迷の時代を超えろ" 

f:id:megmikke:20240117164955j:image 超えろ!と言われなくても、彼ら自身はとっくにすべてを超越していると思うけれど、オーディエンスへのメッセージとして、超越を勧めているんだろうな、きっと。

 長い長いドラムソロ。昔のロックはこうだった。聞いていて、紫が好きだった高校の女友達を思い出した。彼女はいま、どうしているんだろう?

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f:id:megmikke:20240116220540j:image 途中休憩が20分。ボーカルのJJは言った。

「みんなボクたちの歳、知ってるでしょ?休憩します」

 後になって検索してみたら、ジョージ紫は1949年生まれだとか。ギタリストはステージ上で、座っていた。

ライブ後半、山本恭司(BOW WOW)がゲストとして登場した。相変わらずのロック体型で、惚れ惚れ。高齢化すると、個人差が出てくるなぁ、という印象。

 ライブのラスト曲は "Highway Star"。もうこうなっちゃどうにもとまらない。これがロックだ!

~紫~ Deep Purple(ディープパープル) Highway Star(ハイウェスター) 「在沖米軍基地キャンプキンザーフェス」 紫 沖縄 コザ伝説のバンド 映画「ミラクルシティ コザ」 - YouTube

 ちなみにプレミアムシートがあって、ライブ後、握手会?があったらしい。こういうところは、今どき。

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f:id:megmikke:20240116220753j:image ホールを出ると、2023年のクリスマスの風景。みんな元気で、この期に及んで紫を生で見れることに、大感謝した夜だった。そして、一生ロックで行こうと思った。ま、変わりようがないと思うけど。

 

2023/12/17 @恵比寿ザ・ガーデンホール