いきなり会場が暗くなり、ライブは始まった。限りなく開演時間に近かったと思う。YUKIちゃんらしいな、と思う。
ライブ前半にMCがあったけど、それ以外、ほぼ歌いっ放し。彼女のほとばしる歌への情熱が、日本武道館のスタンド席にいるあたしのところまで、レーザービームのように飛んできた。
体感していた以上に、YUKIちゃんの曲たちは、あたしのカラダにしみついていることに気づく。例えば "JOY" を聴くと、高円寺北口の駅前広場の風景が浮かんでくるとか。ラジオから流れていた、その時代にそばにいてくれた曲の数々。
アルバム収録曲のほうがロック・スピリットに満ち満ちている気がする。ジュディマリ時代の "ラブリーベイベー" が聞きたくなるくらい。
もはやジュディマリを知っている世代は、一定の年齢以上になっちゃったけど、バンド解散→ソロデビューから始まり、YUKIちゃんは限りない情熱とともに歌い続け伝説化、現在進行形なのだ。
ライブが終わったとき、まわりにいた観客の誰かが言った。「がんばったよね〜」。抱きしめたくなるくらい、その通りだと思った。許されることなら、YUKIちゃんと抱きあいくらい、がんばってくれたことに無限の感謝がある。セットリストを見たら、全27曲、歌いに歌いまくってた。
YUKI ライブ 2022 武道館 セトリ 感想 12/5~12/6 | ライブ&コンサート
昔々、YUKIちゃんがJ-Waveで番組をやっていたとき、メッセージを読んでもらった記憶があって、妙な親近感がある。番組を検索してみたら「OH! MY RADIO」だった。うわぁ、懐かしい!
ところで、ベースが元ジューシー・フルーツの沖山優司くんだった。この期に及んで、彼のベースを生でまた聞けるなんて、感無量。昔々からテクニックすごかったけど、変わらず上手〜。
このライブの詳しい模様は、下記リンクを参照してにゃ。
(敬称略 馴れ馴れしくてすいません)