2010年から毎年行っている、新春のビルボード風物詩。やっと!観に行くことができた。彼女は2021年、ソロデビュー 40周年を迎えたんだそう。
まず思ったのは、これだけの大所帯バンドがメンバー全員、ビルボード横浜のステージに乗るの?!という素朴な疑問。
当たり前のコトだけど、みなさまステージに勢揃いした。
『渚のシンドバッド』では『セサミ・ストリートのテーマ』や、ビーチ・ボーイズの『Good Vibrations』を取り入れ、ピンク・レディー時代とは、まったく異なる世界観が展開。
『ペッパー警部』は変則的な5拍子だし、『サウスポー』は雅楽や音頭を取り入れ、こぶしもクルクル。
彼女のインタビューを読むと、花柳流の名取になった、つまり進化 といったコトが書かれている。なるほど!と思う。
https://www.billboard-japan.com/special/detail/3797
長い長い年月が流れても衰えない、彼女の魅力はすごい!声も若いんだよね。メロディのポップさとわかりやすさ、歌詞のおもしろさとオリジナリティ、今さらながらすごい力を持っているとヒシヒシ感じる。改めて「時代の寵児」だったんだなって、実感した次第。
最後の曲が『マンデー・モナリザ・クラブ』っていうのも、ややマニアック。できれば『波乗りパイレーツ』が聴きたかったけど、まだまだチャンスはあるでしょう。
そういえば、コロナ前の2019年末、たまたま行ったライブ会場で、彼女を見かけた。真冬だったから厚手のコートを着てたんだけど、ウェストがバシッと引き締まっていることがわかるデザインのコートだった。そういうデザインのコートを着こなせるということ、ずーっと努力し続けている自信がほとばしっていたのが、忘れられない。
駐車場から撮ったロープウェイとみなとみらいの風景。