登場したとき、涙目?! 感無量といった表情の吉田美和。(ちょいとやつれているように見えて) えっ、大丈夫?って思ったけど、歌うほどにどんどん、どんどん顔が輝いていった。ウィンク連発!超キュート!
ステージの左右にも花道があって、広〜いステージを縦横無尽に動けるようになっている。メインのステージはロケット発射台みたいに切り離されて、会場の後方へ、ぐぐぐぐぐーっと移動していく。この移動式ステージの重さは、にゃんと!60トンもあるんだそうだ。
移動式ステージに沿って花道も作られている。吉田美和はステージを左右に、前後に、全速力で走り回る。そして宙乗りで、天井に近い席にまで近づいていく。すごかったなぁ、宙乗りしまくりで。
どデカイ「さいたまスーパーアリーナ」の隅々まで、舐めまくるように接近していく。ライブを観に来てくれたファンひとりひとり、全員に楽しんでもらおうという、サービス精神に満ち満ちている。その気持ちがヒシヒシと伝わってくるから、観客席のテンションもマックスへと駆け上がる。
吉田美和がゴンドラに乗ってこっちに近づいてきたとき、思わず手を大〜きく振っちゃったら、彼女も大〜きく手を振り返してくれて感動! (気のせい!?(^∇^))
超一流のライブとは、彼らのことを言うんだ。バックバンドも超一流。ツイン・ドラムのひとりはアース・ウィンド&ファイアーの2代目ドラマー、ソニー・エモリー。スティックを回しながら、ハイハット刻んじゃうんだから、もうビックリぽん。もうひとりは、T-SQUAREの坂東慧。これまた超テクニシャンで、息が止まるほどのドラム・バトルを二人でするわけだ。
そしてホーン・セクションのボスは元タワー・オブ・パワーのグレッグ・アダムス(トランペット)。こんな風に年を重ねられたら理想型だにゃ。カッコいい、じいさん(^^)v
<ドリカムワンダーランド2019>にソニー・エモリー、グレッグ・アダムスら参加 | BARKS
今回はアリーナに近いスタンド席。いい場所だったなぁ。赤いポッチがついているあたり。そんなに席や場所にこだわりはなく、生で味わえればいいと思うほうだけど、いい席であるに越したことはにゃい。肉眼で吉田美和の顔判別も可能で、これまた感動!
エネゴリくんも祝福している!
20年ぶりの新曲を発表した FUNK THE PEANUTS
強烈に解像度が高い、巨大なスクリーンが設置されている。走りまわった後とか、息切れしてるのも、手に取るようにわかる。それでも1965年生まれの吉田美和は、全身全霊のエネルギーを使い、全速力でステージを駆け回る。楽しんでもらおう!という、その心意気を思い出すと、ライブを見終わって1週間以上過ぎた今でも、じーーーんと込み上げるものがあって、ウルウルしたりする。
ほぼピッタリ開演時間の16:00に始まり、すべてが終わったのが19:30近く。3時間半に迫るライブ。
今回は4年に一度のグレイテスト・ヒッツ・ライブと、デビュー30周年が重なるスペシャルな年!
ライブの最初に吉田美和が「長いよ〜」って言ってた通り、たくさん歌ってくれた。そして「馴染みがない曲が多いかもしれない」とも言ってた通り、(コアなファンではないあたしが) 知らない曲が多かった。帰り道でも「知らない曲が多かったよね」って話をしている人がいたっけ。
4年に一度と周年が重なるのは20年後。その時、吉田美和は74歳、中村正人は80歳。
人生は超特急。歳とってくると時間の流れが加速するから、20年後って、遠い将来ではない。20年後、あたしは正真正銘のばーさんになっている。がんばったよねと思えるように、できれば充実感を感じられるよう、精進して生きよう!
<セットリスト>
(敬称略)
2019/08/10 @さいたまスーパーアリーナ