コーラスの芸術。
ハーモニーの魔術。
アカペラもあり。
肩の力が抜けた、大人の魅力。
マイク・スタンドを立てたり。
男性2人のパートあり。ベースソロあり。
ピアノソロあり。
そしてドラムのキレ味も最高!
歌い終わり、ドラムがパシッとブレイクをキメる瞬間のエクスタシー。
とことんカッコいい。
"Our very first album" と言いながら、デビューアルバムの1曲、大好きな、出会いの曲『タキシード・ジャンクション』も歌ってくれた。夢のような数分間だったなぁ、うっとり。
指を鳴らす、カウントを取る音、カッコいいなぁ(自分が指パッチンできないこともあるけど(^_-)
ステージは濃密。
ショーマンシップって言葉を思い出した。
エンターテインメントの真髄!
ソフィスティケートという単語がピッタリ!
カラダすべてを楽器にして、鳴ってる!
ニューアルバムからは、90年代、As Threeが大ヒットさせた "Cantaloop"、同じくニューアルバムからアンコールは "Tequila"も歌ってくれた。そして、にゃんと!XTCのカバー曲まで! それから、それから、"Groovin'" や "Birdland" も。
1975年。セルフタイトルのアルバムがリリースされた。
コンサートといえば、武道館、厚生年金会館という時代。当時は来日アーティストなんてごくわずかで、気軽に海外アーティストのライブが観られる時代が来るなんて、想像もできなかった。しかも、ビルボードライブみたいなオシャレな空間で、お酒飲みながら。あれから長い時間が経って、まさかの!本物との出会い。
当時、同じように聴いていたポインター・シスターズは、もう日本で観ることはできないだろう。マンハッタン・トランスファーのライブを見られたのはきっとご縁なんだにゃ。大感謝!
2019/09/12 @ビルボードライブ東京