【昭和】さよなら!東急百貨店本店

 

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f:id:megmikke:20230128165254j:image  営業で渋谷エリアを担当していたとき、東急本店には、本当にお世話になった。特に屋上が大好きだった。老朽化しているとはいえ、お手洗いはリフォーム済みでとっても快適、ゆったりくつろいで用が足せた。

 屋上の出入口付近にはテーブルと椅子が置いてあり、懐かしいデパートの屋上の風景を見ながら、料金はかからず、心静かに仕事もできる。

 夏は涼しく、冬は暖かい。天気がいい日には外に出て、深く青い空と、高層ビルが増えていく21世紀の渋谷の風景を、ぼーっと見る。

 とにかく空いているのが、魅力だったのに、訪れた日(1/28)は、見たこともないほど混雑していた。

 デパートの屋上が「ハレ」だった子供時代を過ごした世代なので、デパートの時代が終わっていくのはさびしい。今の時代、ムダってすっごく贅沢なことだな..って思う。

 馴染み深いいろいろなモノゴトがどんどん過去になっていく、今は大きな転換期。

f:id:megmikke:20230128165301j:image 『去年マリエンバートで』を思い出させてくれる木は、どこかに植え替えてもらえるんだろうか。
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f:id:megmikke:20230128165419j:image 2017年の夏、この屋上で聞いていたradikoから流れてきたのが、ケン田村の『忘れておしまい』。1980年リリースだと検索したら出てきたけれど、リアルタイムでは知らず、37年後にめぐり会った。こんな風に昔と今がつながっているなぁ...と思うことが、最近、多い。 ケン田村 わすれておしまい - YouTube
f:id:megmikke:20230128165430j:image 展望エレベーター
f:id:megmikke:20230128165435j:image 時計には National と書いてある
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f:id:megmikke:20230128165443j:image @展望エレベーター

 

f:id:megmikke:20220102162242j:image 2021/11/25 ル・シネマに「パリ、テキサス 2Kレストア版」を観に行ったとき
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f:id:megmikke:20220102163647j:image 2021/12/15 @展望エレベーター
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f:id:megmikke:20220102163650j:image 快晴だとコントラストくっきり

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f:id:megmikke:20230128171014j:image 2022/4/23 ルートが変わってからは、青空を見上げていると、よく飛行機が飛んでいった

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f:id:megmikke:20230128171303j:image 2022/11/2
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f:id:megmikke:20230128171342j:image この風景がもう見られないなんて、書いていたら涙が...💦

 東急本店の跡地は、こんな風になるらしい。

渋谷 東急百貨店本店跡地に165mの新ランドマーク。27年竣工 - Impress Watch

【ライブ】押尾コータロー 唯一無二 透明感に満ちたギターの音色に惚れ惚れ エフェクターなし!

 彼のライブに行くことにしたのは、ゲスト出演していたラジオをたまたま聞いて、トークと音のギャップが印象的だったから。被災地での演奏体験を深刻になり過ぎず、かつ誠意を持って、時にユーモアを交えて語る。関西生まれ、関西在住、程よい関西弁で。そして奏でるギターの音は、めちゃくちゃ透明で心に響く。

f:id:megmikke:20230116140731j:image 『押尾コータロー20th Anniversary Tour "My Guitar, My Life"』と題されたツアー。彼の代表曲の1曲『戦場のメリークリスマス』も、もちろん演奏してくれた。

 アコースティック・ギター1本で、エフェクターは一切なく、この音を出す。

押尾コータロー『戦場のメリークリスマス』(ギター) - YouTube

 実は、実際に観るまで信じられなかったっていうのも、なきにしもあらず。エフェクターがないことに気づいたときは、のけぞりそうになった。見事にこざっぱりした足元を保ちつつ、彼はアコギを弾き続ける。

 彼のツイッターを見ると...。

 チューニングを変えて演奏(オープン・チューニング)が特徴。ボディを叩いたりする奏法を用いる。

 と書かれているので、どことなく「なるほど」とは思うけど、とにかく唯一無二。

 2階席だったので、顔はもちろん指の動きもまったく見えず。どういう風に指が動けば、こんな音が出るんだろう?!と思ったら、YouTube

押尾コータロー 『Cyborg』(Music Video / Short Version) - YouTube

 印象に残った曲は「フルーツバスケット」。サラヤとコラボした、SDGs活動のテーマソングになっているんだそう。人間がよかれと思ってやったことが、森に住む動物たちには大迷惑で「なんてことすんねん」という展開になった...。マレーシアのボルネオ島に行ったときの、そんなエピソードを話してくれた。

 うまく伝わらないかもしれないけど、トークに滲み出る人間性と、唯一無二のギターの音が、素晴らしいライブをつくりあげているんだなぁって、思った。

【テーマソングができました📻】|サラヤ広報のひとりごと|note

f:id:megmikke:20221222231425j:image ライブが終わると、心が洗われたような気になった。本当に洗われたかどうかはわからないけど、少なくともライブの間は洗われ、リセットできた。

f:id:megmikke:20230116132548j:image そういえば、オーチャードホールの2階席って、ちょっとわかりにくい。エレベーターで一緒になったご夫婦は、かなり彷徨ったらしく、ライブ前からかなりの疲労感を滲ませていたっけ。

f:id:megmikke:20221222231428j:image そんなオーチャードホールも、東急本店の再開発に伴い、日・祝のみ公演を行うことになるそう。このクリスマスツリーも、しばらく見られないのかな。新しいものが増えるのはワクワクするけど、思い出が詰まったBunkamuraが長期休館になり、東急本店がなくなるのは、さびしい。

Bunkamuraの長期休館および施設休館中の活動について | ニュース&トピックス | Bunkamura

 

2022/12/11 @オーチャードホール

 

 

【ライブ】ロバート・グラスパー・トリオ@ブルーノート東京 超絶テク炸裂でお口あんぐり状態

 とある有名DJが、ベスト・ライブに挙げていた。というわけで、 新年早々、行ってきた。

f:id:megmikke:20230106012208j:image ロバート・グラスパーご本人のテクニックもすごいけど、ドラムもベースも鼻血が出て、酸欠になって、口の中の水分がすべて蒸発しそうなくらい、超絶テク。

 ステージに登場したときは、ロバートは威厳のオーラをまとっていたけど、ドラムとベースはダルそうで、特にドラムはダルさ極まってる感じ。しかし!しかし!いざ演奏が始まると、人間技とは思えないくらい上手だった。

 一見低体温、でも音はクールで熱い。これって今どきの若いコだからなのかなぁ。淡々と演奏するドラム・ソロはすごかった。その後のベース・ソロもすごかった。

 すごい!すごい!って、もっと語彙はないのか?!と自問自答。ない。言葉が見つからない。

 隣りの席でノリノリだった年配の日本人男性。ノリたくなっちゃうよね、ああ来られたら。ま、正解はないけど、あんまりノリノリだと浮く気がする。

 思いっきり最前列。ベースの正面。ベーシストに見つめられ目線が離れなくなったのは、気のせいだったのか。興奮してたから、もうみんな夢の中。

"Everybody Wants To Rule The World"

Tears For Fears の名曲が、凡人には想像もできない解釈で演奏される。っていうか、あっ、このメロディ知ってる...って、気づく感じ。もはや、メロディって意味ないのかも?!って、思ったりした。

 ステージが終わってから、まわりの人々が「Nirvanaの"Smells Like Teen Spirit" も演ったよね」って言ってたけど、気づかなかった。ひたすら呆気にとられていたのかも。

 演奏は約1時間15分。アンコールなし。演奏が終わると、みんな何もなかったかのようにレジに並んでたけど、リピーターが多いのかな。余韻に浸りたくて、たまらなかった。

 何も予習しなくてよかった。してたら、こんなにノックダウンされない。改めて予定調和しないように生きていきたいと思った。

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2023/01/03 ブルーノート東京

【ライブ】加藤登紀子 ほろ酔い50年祭 想像を遥かに超えたエネルギーがほとばしる!湯川れい子もコーラス隊団長で参戦 これまた大引力

 

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「昔の日劇よ」と、エレベーターを待っているとき、ご年配の女性が連れのお友達に説明していた。自分が年齢を重ねたせいか、身のまわりに年上の方々が少なくなる今日この頃だったが、この瞬間から年上だらけな時間が始まった。日劇がなくなったのは、もう40年以上も前。

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f:id:megmikke:20230102185626j:image どことなく、サイケ。


f:id:megmikke:20230102185630j:image さすがの大物揃い。石原まき子さんの名前もあった。
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 石原裕次郎の最後のシングルになった『わが人生に悔いなし』は、なかにし礼が詞を書き、加藤登紀子が曲を書いたそうだ。

 

> 加藤はなかにしさんと同じく旧満州ハルビンから日本に引き揚げ、1966年になかにしさんが作詞した「誰も誰も知らない」で歌手デビュー。87年に亡くなった俳優の石原裕次郎さんの生前に発売された最後のシングル「わが人生に悔いなし」はなかにしさんが作詞、加藤が作曲を手掛けていた。

加藤登紀子、なかにし礼さんへ追悼の熱唱「わが人生に悔いなし」 引き揚げ、共作…不思議な縁:中日スポーツ・東京中日スポーツ

 

 コンサートでは歌もすごかったけど、トークもすごかった。中でも一番印象に残ったのは「あたしの歌は別れが多いってよく言われるけれど、別れはとても大事なこと」というくだり。確かに、別れという節目を受け止め、向き合い、受け入れることを積み重ねていけば、人生後半も大船に乗った気分でいけそう。

 

 ゲストのタブレット純も忘れられない。「和田弘とマヒナスターズ」の最後のボーカルだったという彼は、歌うと超ムード歌謡。話している時と、歌声のギャップが強烈でお笑いに誘われたという。

 浅草の東洋館で、和歌山から来た修学旅行の高校生を相手に、一度も笑いが起こらない20分間は地獄だった...とか、生きながら死んでる男とか、ゴールデン街で飲んだ後、電柱に抱きついて話しかけていたとか、新井薬師の商店街で花柄のセーターを1000円で買ったとか、年代的にかもしれないが、ウケる話が出てくる、出てくる。彼もすごいけど、彼を選んだ加藤登紀子もすごい。

 歌ってほしい曲のリクエストで『時には昔の話を』を「たまには昔の話を」と書いた人がいて脱力した...なんて話で笑いを取ったり、オノ・ヨーコとのエピソードを披露したり、ロビーでは「ペシャワール会」への寄付も行っていたし、とにかくむちゃくちゃ幅が広く、行動力がある。

 オノ・ヨーコとのエピソードは、1981年、ジョンが暗殺された翌年、彼女に会いにニューヨークに行き、ロング・アイランドの豪邸を訪ねたとき、開口一番「あなた、刑務所にいる方と結婚した歌手よね?」と言われた...というもの。あっ、やっぱり笑いを取ってる。笑いが彼女のひとつの原動力なのかもしれない。もちろん、原動力は笑いだけじゃない。

 f:id:megmikke:20230105010544j:image 会場の席のドリンク・ホルダーには、ワンカップ大関がピッタリ収まっている。しかもオリジナルラベル、加藤登紀子の写真付き。そして歌うは『酒は大関』。子供の頃、このコマーシャル・ソングはテレビ📺から、しょっちゅう流れていた記憶がある。でも恥ずかしながら、誰が歌っていたのか、今の今まで知らなかった。

 そして、彼女はステージの上で、豪快に一気飲み。いやぁ、お酒強そう!ほろ酔いっていうか、飲みまくり!この日は79歳のお誕生日。f:id:megmikke:20230102185726j:image
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f:id:megmikke:20230102185747j:image 中央の赤いドレスが加藤登紀子、左の赤いドレスがタブレット純、右が湯川れい子ラジオ関東(現 ラジオ日本)でオンエアされていた伝説のカウントダウン番組「全米トップ40」のメインDJ、キレのいいトークがカッコよく、大ファンになった。あれから約半世紀。相変わらずの力強さ。

「ねえ、あなた、1981年にオノ・ヨーコとニューヨークで会ったなんて、知らなかったわ。ヨーコと一番の仲良しは、日本ではあたしだと思ってたのに」。

 すごい...。

 最新刊は 『黄色いカナリア』だそうだ。読まなくちゃ。

 

 ライブの様子は、ご本人のオフィシャル・サイトでも、語られています。

Tokiko World|加藤登紀子 公式サイト

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f:id:megmikke:20230103135636j:image No War と書かれたサイン本を思わず購入。彼女は満洲で生まれ、戦後1年間は難民、まわりに亡命ロシア人がたくさんいる環境で、みんなで生き抜いてきた...と、話す。苦難を乗り越えて生きてきた人のパワーは無限。超人。

 コンサートでは懐かしい曲も歌ってくれて、もちろん歌も素晴らしかったけど、彼女の存在感自体が圧巻。戦中戦後のことをどれだけあたしは知っているんだろう、と自問自答した。横浜のコンサートでは『リリー・マルレーン』を歌ったそうだ。

 何にも知らないことばかり。今度、コンサートに行くときには『リリー・マルレーン』をリクエストしよう。生き方を見習いたい、としみじみ思った夜だった。

(敬称略 敬称をつけずに書くのは僭越過ぎてすみません) 

 

【ミッケ】あけおめにゃんこ ママと一緒にふにゃふにゃお正月

 今回は動画もあります(18秒)  尻尾を動かしたり、急に痒くなって、舐めたりしてるのにゃ。 【ミッケ】2023年 ふにゃふにゃお正月 - YouTube

f:id:megmikke:20230102210946j:image ママもやっと、あたしとふにゃふにゃ過ごすレイジーなお正月のすばらしさが、わかったらしいのにゃ😁 というわけで、惜しみなく、肉球を振ってみた。顔は、どこ?!

f:id:megmikke:20230102185955j:image ここでしゅ。あっちを見て...。
f:id:megmikke:20230102185957j:image こっちを見る。
f:id:megmikke:20230102190000j:image こっちを見て、寝て...。
f:id:megmikke:20230102190003j:image そのまま、寝続ける。
f:id:megmikke:20230102190007j:image まだ、寝て...。
f:id:megmikke:20230102190013j:image もっと、寝る。

 こんな風にふにゃふにゃのお正月を過ごせるのも、あの冬、風邪をひいたとき、暮らしていた公園から救出してくれた命の恩人のおかげでしゅ。感謝、感謝なのにゃ。

 ちなみにママは三が日から、ロバート・グラスパー・トリオのライブに行ってきて、3人とも人間技ではにゃい!と、猛烈に感動していた。本当は、飼い主元気で留守がいい、と思ってるのにゃ😁 ロバート・グラスパーについては、また今度。

f:id:megmikke:20230103135723j:image 追記:ベッドに陽が当たらなくなったので、ささっと窓際に移動した。ママは写真を撮り、拡大してみてドキッとしたらしい。窓際でふにゃふにゃしてるかと思ったら、鋭い眼光でママを見下ろしていたのだった。ママ、あたしはネコだということをお忘れなく(ミッケ) 

 

【ライブ】カルメン・マキ&OZは原点だと 今さらながら気づいた川崎の夜

 

f:id:megmikke:20221230141401j:image 開演時間18:30 ピッタリに始まり、1時間演奏して30分弱の休憩。アンコール前のラスト曲はもちろん『私は風』。アンコールが2曲、ライブが終わったのは21:30を軽く過ぎていた。

 演奏が終わると、ステージで観客をバックに記念撮影。メンバーのみなさんはとてもリラックスしている印象。2daysをやり切って、ほっとしていたのかも。

 会場を見渡して、カルメン・マキは言った。

「今日は若い人が、けっこういるよね。昨日は本当に年齢層が高くて、老人ホームで演奏してるのかと思った」(大笑)

「2018年に再始動して、65歳だった人は70歳になっている。こういうアングラなロックを引き継いでいきたいと思うようになった。次回は子供と、あるいは孫と一緒に来てください」

 彼らのファースト・アルバムは全篇43分、収録曲は6曲のみ。タイパ重視、大量の情報が流れてくる今の時代、ライブだと1曲が15分〜20分近くもある連なりって、時代錯誤といえばそうかもしれないけど、これもひとつの多様性。日本のロックは彼らから始まったと言っても過言ではないのだ。

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 間奏で「君が代」のメロディを演奏、コーラスが入る。

「戦争 反対!」

原発 反対!」

「タイマー 海浜!」

ん?何?と思ったら「大麻 解禁!」でした。年季が入っているし、気骨がすごい。

 そういえば大麻って解禁されてなかったよな。あたしが高校生の頃は、大麻をモチーフにしたTシャツやアクセサリーが流行ってた。

 それで思い出した、高校の同級生。オールナイトのコンサートに(今のフェスのハシリね) 一緒に行ったり、パン屋さんのバイトを紹介してもらったりして仲よくしてた。でも理由は覚えてないけど、ケンカして疎遠になった。

 彼女は下北沢の"Mother"っていう、当時はロック喫茶って呼んでいた記憶があるけど、当時、数少なかったロックな場所によく行ってたっけ。その"Mother"からの花束も飾られていた。彼女、当日、ライブ会場にいたりのかも。

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 そう、『私は風』が入っているファースト・アルバムを初めて聞いたのは、高校生。当時、組んでいた女のコバンドで、アルバムに入っている曲をコピーしようという話になった。ベースのメグミは『朝の風景』が好きだって言ってたっけ。それはよく覚えているけど、実際にどの曲をコピーしたのか、しなかったのか、もう覚えていない。『私は風』に挑んで、コケたのかもしれないし。

 数年後のコトすら遠過ぎる未来に感じられたあの頃、2022年12月に川崎のクラブ・チッタでマキオズを観て、その時、カルメン・マキが「昨日は老人ホームで演奏しているみたいだった」とか「このアングラを残したい」なんて言うのを聞くなんて、想像できるわけもなかった。

 未来って、想像を遥かに超える意外性があって、過去の未来、つまり現在も悪くないと思うようになった。

 それにしてもアングラって言葉、懐かしい。今になってみると『六月の詩』が好きだな。

f:id:megmikke:20221230154558j:image 前から4列め、ギターのほぼ正面(左寄り) だったので、臨場感に満ち満ちていた。

 

 高校3年の夏、神奈川大学で行われたオールナイト・コンサートでカルメン・マキのステージを観た記憶があるけど(あくまでも記憶)、ワンマンライブは、多分、今回が初めて。

 今になっても歌い続けてくれていることに感謝。そして、今のあたしのベースになった曲たちを今、ライブで聴けることに感謝しつつ、またカルメン・マキのライブに行きたいと思った夜だった。

(敬称略)

【大食い】支那麺 はしご 本店 (橋悟) - 銀座で突然おいしいラーメンが食べたくなったら? 細麺 縮れ麺 辛いのが好きだったら このお店がオススメ!

 有楽町寄りの銀座にいたとき、突然、ラーメンが食べたくなった。確かこの近くにおいしいラーメン屋があったはず。でもGoogleマップやブックマークに記憶させる(してもらう)のを忘れ、名前も思い出せない。

 そこで、Googleマップで「近くのラーメン屋 おいしい」と検索したら、何番めかに、このお店が出てきた。そうだ!「はしご」だ。

 こんなコトをしてると、脳がますます退化しそうだけど、お陰様でおいしいラーメンが待っていてくれた。

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f:id:megmikke:20221227234604j:image 食べるものはすぐ決まった。4番の「だあろうだんだんめん(太肉担々麺)」。

 ほろほろ柔らかい豚バラ肉が、にゃんと!3枚も入っている。沈んだお肉を掘り出して、3枚めが出てきたときの大幸せ!

 そんなにめちゃくちゃ辛いってほどでもなく、麺の量も普通。という言い訳前提で、ご飯一膳ありなしを選べる。もちろん無料。ご飯もそんなに量は多くない。ご飯はお肉、スープとの相性抜群なので、よろしければ。

 ちなみに、隣りに座ったおひとり様女子は焼売1個と瓶ビール、更にその隣りに座ったおひとり様女子は焼売2個と瓶ビール。君たち、なぜ?!と問い詰めたくなったりしつつ、あたしはせっせと炭水化物祭りを楽しんだ。食べ進んだ。おいしかった。

 追記すると、隣りの女子は、後ほど追加で担々麺を頼んだ。なぜかホッとして、食事を終えた。

【ライブ】YUKI concert tour "SOUNDS OF TWENTY" 2022 ソロデビュー20周年 2時間半 全力で歌ってた これからも全力で応援したい


f:id:megmikke:20221222231053j:image いきなり会場が暗くなり、ライブは始まった。限りなく開演時間に近かったと思う。YUKIちゃんらしいな、と思う。

 ライブ前半にMCがあったけど、それ以外、ほぼ歌いっ放し。彼女のほとばしる歌への情熱が、日本武道館のスタンド席にいるあたしのところまで、レーザービームのように飛んできた。

f:id:megmikke:20221222231056j:image 体感していた以上に、YUKIちゃんの曲たちは、あたしのカラダにしみついていることに気づく。例えば "JOY" を聴くと、高円寺北口の駅前広場の風景が浮かんでくるとか。ラジオから流れていた、その時代にそばにいてくれた曲の数々。

 アルバム収録曲のほうがロック・スピリットに満ち満ちている気がする。ジュディマリ時代の "ラブリーベイベー" が聞きたくなるくらい。

 もはやジュディマリを知っている世代は、一定の年齢以上になっちゃったけど、バンド解散→ソロデビューから始まり、YUKIちゃんは限りない情熱とともに歌い続け伝説化、現在進行形なのだ。

 ライブが終わったとき、まわりにいた観客の誰かが言った。「がんばったよね〜」。抱きしめたくなるくらい、その通りだと思った。許されることなら、YUKIちゃんと抱きあいくらい、がんばってくれたことに無限の感謝がある。セットリストを見たら、全27曲、歌いに歌いまくってた。

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YUKI ライブ 2022 武道館 セトリ 感想 12/5~12/6 | ライブ&コンサート

 昔々、YUKIちゃんがJ-Waveで番組をやっていたとき、メッセージを読んでもらった記憶があって、妙な親近感がある。番組を検索してみたら「OH! MY RADIO」だった。うわぁ、懐かしい!

 

 ところで、ベースが元ジューシー・フルーツ沖山優司くんだった。この期に及んで、彼のベースを生でまた聞けるなんて、感無量。昔々からテクニックすごかったけど、変わらず上手〜。

 このライブの詳しい模様は、下記リンクを参照してにゃ。

YUKI「この20年、ずっと歌を好きでいて。どんどん好きになっている自分がいて、それが本当にうれしい」 ツアーファイナル・日本武道館公演の公式レポート到着 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

 

(敬称略 馴れ馴れしくてすいません)

 

【散歩】豊島区役所は2015年に新しくなっていた 超高層マンション併設 すっかり21世紀仕様(この表現も古い?!)

【だいぶ前に書いて、アップしそびれてました】

 2000年代前半、豊島区役所の前を通りがかったら、いきなり昭和に放り込まれた記憶がある。

f:id:megmikke:20221011001030j:image  豊島区役所 - Wikipedia

生まれ変わった豊島区役所が 「じゅん散歩」に登場(2022年6月)、もうすっかりいまどきになっていたので、行ってみるコトにした。

f:id:megmikke:20220912234104j:image デカ過ぎて、全部収まらない。

f:id:megmikke:20221011002852j:image 全景はこんな感じ。

豊島区役所 - Wikipedia

 高層階は住宅、低層階に豊島区役所などの行政機関が入っているんだそう。いつも思うことだけど、知らないうちにいろんなものがどんどん変わっている。

f:id:megmikke:20221224010146j:image ビルの真ん中が巨大なパティオになっている系。上から見ると、けっこう萌える。

 新区役所は東池袋駅直結。 かつて旧豊島区役所があった跡は再開発され、TOHOシネマズやホール、劇場などが入るハレザ池袋として生まれ変わっていた!

f:id:megmikke:20220912234033j:image  複数のフロアに豊島の森や、グリーンテラスが設けられている。f:id:megmikke:20220912234114j:image 快晴時の眺めは、こんな感じ。雨が降ると、テラスには出られなくなることもある。
f:id:megmikke:20220912234043j:image スカイツリーも見える。
f:id:megmikke:20220912234046j:image 実際には見かけなかったけど、いろいろな生物もいるらしい。
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f:id:megmikke:20220912234049j:image 近くの保育園児たちが、散歩?!に来ていた。
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f:id:megmikke:20221010234742j:image せっかくなので、IKEBUSにも乗ってみた。
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f:id:megmikke:20221010234754j:image 2000年代、池袋で7年働いたんだけど、どんどん進化してる。街並や芸術劇場は、ほとんど変わらないけど、部分的なアップデートがすごいんだにゃ。

【大食い】ベジ郎 渋谷総本店 - 東急Bunkamura前の肉野菜炒め専門店に行ってみた

 入店したのは19:30ごろ。並ばずに入れた。威勢がいい若い女のコの店員さんと、カップルの女性客とあたし以外は、多分、全員男性。席はほぼほぼ埋まっていた。

f:id:megmikke:20221222231203j:image 券売機でオーダーするシステム。初めてだと、これがけっこう緊張したりして。ご飯の有無、味(醤油、味噌、ポン酢)、野菜の量(普通、マシ、マシマシ、少なめ)、肉の量(中盛100g、大盛150g、特盛200g、なし)、背脂の量(中油20g、大油40g、鬼油80g、なし)、ドリンク(ビール、本絞りレモン、青汁、黒烏龍茶、なし)、トッピング(バター、パクチー、生玉子) から選んでいく。ちなみにお肉は唐揚げ。

 「ベジ郎 券売機 写真」で検索すると写真が出てくるので、予習してから行ってもいいかも。電子マネー対応で、Pay系、Suicaにも対応してました。

f:id:megmikke:20221222231206j:image 慣れていれば、オリジナリティ溢れる...とまではいかなくても、お好みでカスタマイズできるようになっている。

 今回は醤油味の定食、野菜、お肉、背脂は普通や中、黒烏龍茶、トッピングなしにしたけど、次回行くとしたら、野菜マシ、パクチーをトッピングしてもいいかも。お肉大盛は、グッとこらえよう。
f:id:megmikke:20221222231210j:image じゃーん、肉野菜炒め定食、到着!ボリューミーだったけど、とてもお腹が空いていたので、サクッと完食。大学生の男のコになったみたい。

 テーブルには激辛のベジの素、カレー粉が置いてあり、味変もできる。普通でこれだけの量なので、食べてるうちに飽きる人もいるんだろう。寄る年波なので激辛は控え、最後にカレー粉をかけてみたら、普通にカレー味になった。

 オープンは2021年12月だそう。なぜかタイミングが合わず、やっと行けた。店名で検索してみると「二郎系」っていうワードが続々と出てきた。なるほど!店名も「べじろう」だもんね。