東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」で、都電荒川線(東京さくらトラム)の「鬼子母神前駅」に乗り換えができる。ちょいとややこしいけど「都電雑司ヶ谷駅」で乗り換えるのではなく「鬼子母神前駅」で乗り換えるのだ。ちなみにこの写真は雑司が谷駅近く、千登世橋交差点。
とってもかわいい都電ちゃん。
ひとつめの目的地は、都電荒川線「荒川区役所前駅」徒歩6分くらい、大盛の名店 光栄軒。昭和な町中華といった風情だが、盛り具合がハンパないらしい。
お店に入った時、ちょうど出て行った人が残していったご飯を目撃。強烈な量だった。せっかく来たんだから「普通盛り」にしようと意気込んでいたが、ここであえなくポッキリ、半チャーハンにすることに。奥さんに聞いたら普通盛りは2.5合、半チャーハンだと1合なんだそう。半だって、十分多い。チャーシューごろごろ入って大サービス!
餃子300円。チャーハン550円、半チャーハンだと410円なので、お会計は710円でした。これが日本のチャーハンだ!ってしみじみ思う。素朴でおいしかったなぁ。
昭和の立派な学校みたいな荒川区役所。人間の手でつくられた感じがして、和んだ。
商店街を通って「帝国湯」へ。
うっとりするような面?構え。
帝国湯の奥さん?と話していたら、100年前の雨水だという井戸水があるという。「入れものがあれば、入れてあげるわよ」と言われ、マイボトルを持ってなかったので、銭湯向かいにある酒屋さんでペットボトル飲料を購入。飲み干して、100年前の水を入れてもらった。
味は拍子抜けするほど普通だった。どことなく香りがするとか、とろっとしてるとか、そんなこともなく、さらっと普通。あたしが気づかなかっただけかもしれないけど。もちろん、水を飲んだ後も、お腹壊したりはしなかった。
帰りはJR三河島駅へ。昭和感に包まれた1日は、いいなぁ。路面電車、大盛り町中華、学校みたいな区役所、銭湯、酒屋さん...。まだまだ東京にも昭和が残っている。また、昭和に包まれに行こう。
散歩した日 2020/10/1