本館は1932年(昭和7年)に建てられたという奥野ビル(旧銀座アパートメント)、健在でよかった(^^)。建設された当時は、超高級住宅だったとか。設計者は、惜しまれながら解体された「同潤会アパート」と同じ川元良一氏。道理でどこか雰囲気が似てる。
「銀座奥野ビル306号室プロジェクト」というのがあるそうだ。竣工当時に306号室に入居し、美容室を営んでいた須田芳子さんは、美容室を閉業した後も、2008年に100歳で亡くなるまでこの部屋に住み続けたという。
80年以上の時の流れの中には、様々な人生があったんだなぁって、しみじみ思う。306号室、体験してみなくちゃ。
裏通りには、こんなビルも。銀座一丁目駅近辺は、レトロがたくさん。