骨董通り添い、小原流会館。懐かしい感漂う正面エントランスを入り、地下に降り、お店の前に立つと、いきなり!高級レストランが現れる。
ランチメニューは、カレー1種類セット(1100円)、カレー2種類セット(1400円)、ビリヤニセット(1650円)、タンドリーチキンプレート(1800円)。
ビリヤニ(長粒米の炊き込みご飯)にも惹かれたが、初訪は基本に忠実に!がモットーなので、カレー2種類セットを選択。
高級カレー? そんなに期待してなかったんだけど、まず、ミルフィーユ状のバターナンで悶絶。ちょっとスイーツっぽいけど、サクサクな噛み心地がたまりまへん。
そして、スパイシーチキンカレー。見た目は地味だけど、チキンがとろけるほどやわらかくて、思わず唸るの巻。季節の野菜カレーも、人参やジャガイモがゴロゴロ煮込んであるよくあるタイプではなく、たくさんの種類の野菜が素材を活かして立っている。温野菜とカレーが合体してる感じね。
お値段はちょいと高めだけど、はい、高級カレーと評判なのがよ〜くわかりました。量はそんなに多くないけど、普通のナンはお代わりオッケー(^^)v 1枚めがバターナンだとしても、お代わりは普通のナン。
ところで、調べてみたら、小原流会館のオープンは1975年、つまりバリバリの昭和生まれ。1階、駐車場脇の喫煙所なんて、かつてお手洗いだったのか、物置だったのかを改造したような雰囲気で、とっても東南アジアン。表参道とは思えん(^_-) 最近、どこ行ってもキレイ過ぎるせいか、とっても落ち着く。
昭和の名TVドラマ「傷だらけの天使」のワンシーンに出てきそう。そっか、小原流会館が生まれたころ「傷だらけの天使」が放映されてたんだ。井上堯之バンドの主題歌が頭の中で鳴り出して、高級カレーから昭和へタイムスリップ!
ところで、小原流会館の同じ地下1階にある、中華の大老舗店「ふーみん 」は、超行列してた。次回は、こっちも行かなくちゃ。