気のせいかもしれないけれど、戦争がどんどん広がっていきそうな気配がする。
先の戦争、第二次世界大戦を知っている世代の加藤登紀子さんの話を聴いたので、備忘録的に残しておきたいと思う。
戦争はダメだ、何があってもダメだと言い続ける必要があると考えている。
----------------------------------------------------------------
彼女がアマチュアシャンソンコンクールで優勝したとき、とある音楽関係の記者がこう言った。
「おまえはこの世界に向かない。もって2年だな」
頭に来て「5年はもたせる」と言い返したが、結局、あれから60年も経ってしまった(笑)
10歳位年上の世代は、野坂昭如、中村八大、永六輔など、魅力的な人たちが多かった。10代で終戦を迎えた世代。彼らが戦後の日本を作った。
戦後80年、日本は平和を保ってきた。いい時代ばかりではなかったけれど、人々は生き抜いてきた。
「必死で生き抜こうとしていた時代が、僕の黄金時代だったのかもしれない」
人間は地球の居候、大地のエキスをもらって生きている。
お母さんは、91歳の時に『ハルビンの詩が聞こえる』加藤淑子 を書いた。
「どんな時も人は人、お互いを尊重することから関係が始まる。」(本の紹介文より)
満州生まれということが、ずっと心の重荷だった。日本が満州を作ってしまった。
彼女のお父さんが初めて満州に行ったのは1929年。当時は「満州国」は存在していなかった。
1929年は世界大恐慌が起きた年。
『地図と拳』(本) の話が出てきた。
『紅の豚』で彼女は声優としてジーナを演じた。この作品に関しては、大佐が昼寝している時に、顔に乗せていた雑誌の話もしていた。
-----------------------------------------------------------------
このトークショーでは語られなかったんだけど、大島渚と小山明子結婚30周年のパーティーで泥酔した野坂昭如が大島渚を殴った、そんな伝説的なエピソードを、あれこれ検索していて思い出した。とっても昭和な出来事だと思う。そんなことをする人って、もう現れないんじゃないかな。
『紅の豚』は、現在(2026/1月)、日本の主なプラットフォームでは配信されていないようだが、機会を作って観なくちゃ。
この文面からはなかなか「反戦」は伝わりにくいかもしれないけれど、戦争反対と言い続けよう。







2025/10/21 @KKRホテル東京10階 瑞宝
(一部敬称略)