【コロナに思う その1】サブスク(聴き放題) 音楽を追いかける喜びは失われたが、新旧問わず大好きな音楽をいつでも聞ける喜びをくれた

 高校3年の夏、Keith Richardsの "The Harder They Come" を知った。暑い夏だった。どわーんと響くゆるいリズム、うねうねと地を這うようなベース、ハズれる寸前 後ノリのドラム、乾いたギターの音色、キースの気だるいボーカル...。ジミー・クリフとは全然別物だった。カセットに録音したけど、レコードが欲しくて、長年に渡って探し続けた。が、巡り会えないまま迎えた2020年。

 ある日、ふとこの曲を思い出し、Amazonのサブスク(amazon music UNLIMITED) で探してみたら、ありました。今は聞きたいときにいつでも聞けるし、昔々のカセットに比べたら、音も格段にいい。

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 でも...と、あたしは思う。好きな曲がなんでも、いつでも聞けちゃうなんて、なんてつまらない世界なんだろう。手に入らない何かを追いかける楽しみ、見つけたときの至福、充実感、入手できてもできなくても、手に入れようとする過程で生まれる思い出...。そこには、ありがたみ、慈しみ、愛おしさ、手ごたえがある。こんな言葉も、近々死語か。

 お小遣いを握りしめてお店に行き、レコードやCDを買う。ハズれることもある。好きになろうとして、何度も聞いたり、惹かれる曲を見つけたり。1曲への思い入れは、海のように深い。

 でも...と、再び思う。時代は変化し、文明は凄まじく進化している。昔話は思い出としてしっかり抱きしめつつ、便利さは享受すればいいのではないか? ITとAIが強烈な勢いで台頭する現在は、ある意味、産業革命状態。

 そう、こんな新しい曲も、ラジオから流れてすぐダウンロードできるし。

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f:id:megmikke:20200525161526j:image 昔だったら、スペインに行かなくちゃ買えないようなこんなアルバムも。

 サブスクでダウンロードしたすべての曲をシャッフルすると、大げさに言えば、あたしのミュージック・ヒストリーがランダムに流れてくる。例えば、m-flo→1980年代のテクノ→Sin Lizzy→サルサトリニダード・トバゴの曲→恋のフーガ八代亜紀→藤井風...とか。

 ユーミンのライブのセットリストをプレイリスト化したら、しばらくスルメみたいに楽しめた。聞き流していた曲の魅力も再発見!

 amazon music UNLIMITEDは、6500万曲が聴き放題でプライム会員なら月額780円。モノの値段って、どうなっちゃったんでしょ。あたしが子供の頃でもレコード1枚2000円くらいしたのに。Amazonの回し者ではありません。これが時代の大変化なのでした。

【温故知新@コロナ その2】藤井風 ウィズコロナ時代の旋風 無限の可能性

 去年の秋、ラジオで『何なんw』を初めて聞いた。岡山弁で歌う、超ポップで美メロなピアノ曲。うわっ、すごいオリジナリティ!大物の予感。まだ22歳。

f:id:megmikke:20200523200522j:image 『何なんw』https://youtu.be/Nt6ZwuVzOS4

 よくよく調べてみたら、もうずいぶん前からYouTubeにカバー曲をたくさんアップしていて、知る人ぞ知る存在なんだそう。懐かしい、なつかしい...こんな曲とか。

f:id:megmikke:20200523201428j:image https://youtu.be/Jvu-4igoErk

 2017年12月にアップされたこの動画、歌の表現力、ピアノのアレンジ+演奏力もさることながら、チラッチラッとカメラ目線になる時の表情、いい年こいて思わず胸ズッキュン、悩殺されてしまいました。

 念を集めに集め、6月のライブチケットを入手したはいいけど、コロナであっけなく中止。う〜〜〜ん💦💦💦 プラチナチケットだったのに〜。優しい彼はそんなファンの気持ちを思いやり、先日、ライブ配信してくれた。『丸の内サディスティック』『木綿のハンカチーフ』など、カバーとオリジナルを取り混ぜ、50分弱、ピアノ弾いて、歌いまくってます。必見!

https://youtu.be/G7rocDArYVw

 そして遂に!ファーストアルバムがリリース。全11曲、捨て曲なし。特に大好きなのは『さよならべいべ』。初めて聞くのに、強烈に懐かしい昭和なポップソング。不覚にも、歌い出しで涙。

 去年の今ごろは想像もできなかったコロナの自粛生活。でもこんなステキな曲に出会えた。歌詞には「置き手紙」なんて単語も出てきて、郷愁そそりまくり。

f:id:megmikke:20200523204704j:image 『さよならべいべ』https://youtu.be/zXeusg_KEXY

 年末から来年にかけて、全国ホールツアーが決定! チケット取れるかなぁ。コロナが弱まっていくよう、祈り続けよう。

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 彼のプロフィールやニュース満載のオフィシャルサイト 藤井 風 OFFICIAL SITE

 

【ミッケ】にゃんと!8歳になったのにゃ

 記念に⁉️ ひさびさ、家政婦のミッケしてみました。

f:id:megmikke:20200522224856j:image ママと暮らすようになったのは7年前、1歳の時だった。あっという間だったなぁ...と、ママは遠い目で言ってましゅ。こうしてのんびり暮らせるのも、あたしを保護してくれた最初のママと、今のママのお陰なのにゃ。なーんてコトを思っていても、口に出して言えないのがネコの残念なところ。感謝は謙虚な生活態度で示すコトにしてるのにゃ。最近、ネット上でよく見かける「ネコハラ」(ネコ・ハラスメント) にゃんて、あたしには無縁。

f:id:megmikke:20200522230608j:image しかし...。ある日、あたしは気づいてしまったのにゃ。レコードとは、回るものであると。
f:id:megmikke:20200522230621j:image ママ〜‼️ 大変なコトが起こったよ‼️ グルグルぐるぐる🌀回ってるよ、これ‼️ 何で⁉️
f:id:megmikke:20200522230628j:image ほら、回ってる、回ってる、にゃんでだろう。
f:id:megmikke:20200522230602j:image おかしいにゃ、さわれない。
f:id:megmikke:20200522230617j:image うーん、見えるんだけど、さわれない。
f:id:megmikke:20200522230613j:image 悩みは深まるばかりなのにゃ。

 ネコの8歳といえば、人間の48歳に相当するらしいけど、あたしはまだまだお子ちゃま。じゃれるのも大好きだし。ま、ここだけの話だけど、精神年齢はママよりずーっと大人なのにゃ。そういえば、区役所から「特別定額給付金」のお知らせを受け取ったママは、あたしが人間だったら10万円もらえたのに!なんて支離滅裂なことを言うけど、「知らんがな、そないなこと」と、意味も根拠も何もなく急に関西弁になったりして😸😁

 ママ、これからもよろしくにゃ〜(ミッケ)

【温故知新@コロナ その1】1979年 たった200枚だけプレスされた自主制作レコードが蘇った!達郎フォロワーの大学生たちがつくった音は時代の空気感に満ちていて「SO NICE」♪♪♪

 

 大阪に FM COCOLOというラジオ局がある。45歳以上がターゲットらしく、懐かしい曲が続々かかる。今どきのヒット曲もかかる。そのバランスがすばらしい。最近、平日のJ-WAVEは情報量多め、音楽少なめなので、昼間の移動が多かったころはよくCOCOLOを聞いていた。

 そしてコロナ。ひさびさ、昼間のCOCOLOをリアルタイムで聞いていて、出会ったのが「SO NICE」というバンドの『光速道路』。

f:id:megmikke:20200516222721j:image https://youtu.be/k5EvWDGJugM 

アルバムのジャケットには、どこか、ユーミンのアルバム『流線形'80』を彷彿とさせるクルマが描かれていて、あの頃の空気感が漂う。ボーカルの声は山下達郎系だし、サウンドも当時のシティ・ポップ最先端。

 "ふたり歩く浜辺" とか、"遠い島 寄せる波" なんて歌詞にも、時代を感じて思わず遠い目。当時の歌詞には、とにかく「海」とか「南の島」「浜辺」といった言葉がよく出てきたっけ。

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 「SO NICE」は、日大芸術学部の音楽サークルに所属していた鎌倉克行を中心に、1976年、結成されたんだそう。『光速道路』が入ったアルバム『LOVE』は、1979年、卒業記念で身内向けにたった200枚だけプレスしたんだとか。

 

 時は流れに流れて、2007年。mixiの「シュガー・ベイブ」コミュニティで、このアルバムが大きな話題になり、 2011年、奇跡のCD化!

 そんな動きは露知らず、さらに時は流れ、2020年。コロナでステイホームしていて、あたしはこのバンドのこの曲に出会った。1980年代前半に、大学の音楽サークルでバンドをやっていた身としては、(ちょっと先輩だけど) 彼らの音を聞くと、忘れていたことだのなんだかんだ、夏のバンド合宿、大学構内の練習場、アイドル的存在だった同学年の女のコ、みんながうだうだたむろっていた食堂、男のコたちのアパートの部屋... いろんなコトがセットで蘇ってきた。

 ま、彼らみたいにうまくなかったけど(^_-)。「SO NICE」は江古田マーキーにも出演してたっていうし、ライブはさぞかし盛り上がったことでしょう。

 

 何年か経って、ワクチンもできて、コロナが過去になったとき、2020年のコロナ禍思い出の音は、1979年に録音された『光速道路』かもしれない。

 

 曲のタイトルみたいに、速く、速く、コロナが過去の歴史になりますように。

 このアルバムは、現在、Amazon Primeのサブスクで聞けてます。彼らの詳しい情報は、下記のリンクも参考に。

so nice(鎌倉克行) – 新潟でポップスの魔法を信じているかい?

達郎ファン必聴 so nice幻の名盤CD化|HMV&BOOKS onlineニュース

#音楽を止めるな

#コロナが早く収束しますように

(敬称略)

【ミッケ】コロナでステイホーム でも本音は 飼い主元気で 留守がいい

 にゃんだか、やたらとママがウチにいる。世界的に「コロナ」という感染症が爆発的に流行っているらしい。ティップネスも休館、海にも行けず、ドライブも東京を出ることは「自粛」を求められているとか。

 ほとんど1日中、気ままに暮していたあたし。いきなりママの在宅時間が長〜くなり、戸惑った。にゃんだか気持ち悪くなり、吐いたことも。

 ママは心配し、かかりつけ獣医さんのホームページを確認。コロナでスタッフが出勤していないため、獣医さん1人で何もかもやっているそうだ。重病じゃなければ遠慮してほしい的なコトが、やんわり書いてある。

 翌日も吐いた。が、遊びに誘われると、ノリよく飛び跳ねまわっちゃうんだにゃ。疾走する後ろ姿は、肉団子...いや、肉弾のようだとママは思ったそうだ。うーん、もしや...。

 翌々日には、食欲も戻った。

 人間界の言葉では、これを「ストレス」と呼ぶらしい。ママがいるのはうれしいけれど、本音は「飼い主元気で 留守がいい」だったのにゃ。ま、最近は慣れてきた。そう、大切なのは「慣れる」ことなのにゃ。

 あっ、そうそう、ママが居るようになってよかったのは、テレビの天気予報。いつも見ない時間帯のお天気お姉さんは、天気図の上を棒で指す。この動きが、たまらなくそそるもんだから、思わず飛びかかっちゅうんだにゃ〜。ママにテレビ📺を壊さないように、と注意されてましゅ。ほんの少し、自粛しなくちゃと思う今日この頃なのにゃす。

f:id:megmikke:20200510200745j:image おーっ!この動き、たまらにゃい!
f:id:megmikke:20200510200748j:image 今度は、こっちだにゃ。
f:id:megmikke:20200510200741j:image 素早い動きだにゃ。
f:id:megmikke:20200510200753j:image おーっとっと。

f:id:megmikke:20200510200828j:image なぜかつかめない。
f:id:megmikke:20200510200838j:image 回りこめない。
f:id:megmikke:20200510200835j:image なぜつかめないんだろう。

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f:id:megmikke:20200510200914j:image 飽きたにゃ。

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f:id:megmikke:20200510200942j:image 締めに、ひと鳴き。にゃ〜😸 
f:id:megmikke:20200510200946j:image あー、いいエクササイズだったにゃ。
f:id:megmikke:20200510200935j:image にゃんでも、これからの世界はWithコロナ。コロナと共存しながら、生きていくらしい。こんな大きな変化が来るなんて、誰も想像できなかったそうだ。これからどんな世の中になるんだろう?(ミッケ)

【こんな時だからこそ!大食い日記】博多ラーメン、そしてボリューミーなランチセット

 

◆博多ラーメン ばりこて◆

f:id:megmikke:20200510223401j:image ある日、散歩に出ると、運命的に目の前に現れたのが、このお店。ラーメンはそんなに食べるほうじゃないんだけど、ラーメン通の間では、有名店だという話は聞いたことがあった。ちなみに、食べログ3.75。というわけで、迷わず入店。こんなご時世なので、行列なし。即着席。

f:id:megmikke:20200510224311j:image メニューを見ると大食いの血が沸き立ち、頼んだのはチャーシューメン。そう、こんな感じで、チャーシューが敷きつめられている。となると、残ったスープに申し訳ない気持ちになり、替え玉も。やっぱり、大食いに縁があるのか?それとも導かれているのか?

 隣りの人が頼んでたのは、ベーシックなラーメン、ご飯、餃子の組み合わせ。惹かれた〜🥟。夢は拡がり、また行っちゃいそう。

◆Doggie Boogie◆

f:id:megmikke:20200510225641j:image 店内はオーナーさんの世界観が拡がっている。子供のごろ、家に来ていたクリーニング屋さんが使っていたような木製のハンガー。いろんな種類のお酒のボトル。水を飲むキツツキ。ギター。ベース。コミック本。雑誌「太陽」のバックナンバー(1960〜1970年代)などなど。迷宮にタイムスリップしたみたい。

 この日のお肉メニュー。【鶏肉の香草焼】スープ、サラダ、飲み物、ライスorパン付き (飲み物はワイン🍷も追加料金なしで選択可) 1200円

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f:id:megmikke:20200510230400j:image 期待して入ったわけじゃないのに、オドロキモモノキのボリューミー。ゴハンの量は、食べそうな客と踏んだのか⁉️と、勘ぐりたくなるくらい。香草の香りは、旅心をそそる心地よさ。しかも音楽がアルゼンチンなんだわ。なんでも、奥様?が、アルゼンチンとウルグアイの音楽が大好きだとか。 

 かかってたのは、Julian Mourin

https://youtu.be/PP6IScFOqH8

 megも歩けば、ボリューミーに当たる、アルゼンチンに当たる。これまた運命を感じる展開。

【コロナ大掃除 その3】蘇ったステレオとレコードたち

f:id:megmikke:20200429010844j:image Marantzのアンプ。愛着あったけど、音が出る時と出ない時があって、ちょっとしたことで音が出なくなることもあり、出なくなると翌日まで音が出ない。25年位いっしょにいたから名残惜しいけど、お別れ。ありがとう!

 TEACのカセット・デッキ。動かなくなってから、ずいぶん時間が経った。好きなデザインだから、置いておきたいけれど、お別れ。ありがとう!

 PIONEERのレコード・プレイヤー、ひさびさレコードを聴こうと思ったら、壊れてた。さよなら、ありがとう!

 Marantzのチューナーは、デザインが好き過ぎて、お別れできず。インテリアとして、残ることとなった。

f:id:megmikke:20200421010149j:image スピーカーは、現役続行。DIATONE DS-37B 1980年発売 定価59,800円(1台)。いい音出すんだよなぁ。買った時、一生ものって言われたような気がするけど、現実になりそう。 DIATONE DS-37Bの仕様 ダイヤトーン
f:id:megmikke:20200421010142j:image 新しいSONYのアンプはBluetooth付き。お手洗いでリラックスしている時、あっ、この曲聞きたいなって思ったら、ポケットに入れたiPhoneをちょいと触れば、聴きたい曲が聴ける。これって、小学生のとき、図書館で借りて読んだSF小説の世界。あの頃の未来に生きているんだ!と、実感。

 昔々は、ちょっといいアンプは5万円くらいしていたような。それがこのアンプ、Amazonで約15000円ちょっと。時代は変わった。

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f:id:megmikke:20200421010145j:image オーディオテクニカのレコード・プレーヤーは、Amazonのレビューに「昔、買った10万円のレコード・プレイヤーに負けず劣らず同等に近い音質」っていうのがあって、すぐ決めた。1万円ちょっとなのに、すご過ぎる。

 このプレイヤーに映画『スティング』のサウンドトラック盤を置いて、針を落とした。"Solace" が流れてきたら、思わずほろり...。https://youtu.be/GOwachalNNw

 アナログって、音が立体的。子供のころ、スピーカーの中にピアノが入っているのかと思ってたけど(^_-) そのくらいリアル。今回、再びレコードが聴けるようになって、アナログの音がとっても好きだったことを思い出した。思い出せてよかった。
f:id:megmikke:20200421010129j:image スピーカーとアンプを繋ぐケーブルも新しくして、音が安定した。最近は、家でじっくり音楽を聴く時間があまりなく、とりあえず音が出ればいい、というスタンスだったけど、好きな音があるだけで、豊かな気持ちになることに、改めて気づいた。

 で、アナログ盤といえば聴きたくなるのが、ポインター・シスターズのデビュー・アルバム。歌も演奏も絶品。アナログで聴くと、音の粒々が際立つ。Pointer Sisters - YouTube

 大掃除してて思い出したのは、レコード 1枚1枚を大切に聴いたこと。期待して買ったレコードなのに、シングル曲以外、あんまりいい曲が入ってなかった時のガッカリ感。それでもせっかく買ったんだからとがんばって聴いたこと。写真もそう。今みたいにいくらでも撮るだけ撮って、後で消すなんてことできないし、現像してプリントするだけでもお金はかかるし、1枚1枚を大切に撮ったもんね。

 持っていたもの、好きだったもの、今も好きなもの、そしてこれからも持っていたいもの...。今までの人生を振り返って、取捨選択できるのが大掃除なんだなぁ、と気づくの巻。

#コロナが早く収束しますように

#音楽を止めるな

【コロナ大掃除 その2】全米トップ40手書きノートと映画/芝居のパンフレットたち

f:id:megmikke:20200420215731j:image 子供のころ、夢中だったラジオ番組「全米トップ40」。当時、ラジオ関東(現:ラジオ日本) で、毎週土曜日の深夜、オンエアされていた。湯川れい子さんの、やや低めな声と、アメリカン・ヒッツに魅せられた。毎週毎週、ヒットチャートを大学ノートに書きとめた。

 今は検索すればほとんど何でもわかっちゃうけど、当時は情報がとっても少なかった時代。むさぼるように、洋楽の情報を集め、音楽を求め、音楽を聴いた。

 あれから半世紀近くが過ぎ、Amazon Music Unlimitedなら、月額780円(プライム会員) で、6500万曲が聞き放題の時代。たくさんの音楽を聞きたいときに聴ける至福を感じると同時に、「ありがたみ」がどんどん薄くなって、聞きたい音楽を追いかける喜びが減っていくような気がする。「ありがたみ」なんて言葉は、すでに死語なのかもしれないなぁ。

 ひとつ言えるのは、あたしは3つの音楽幸福を持っているっていうこと。

1) 音楽を追いかける幸せを知っている

2) 音楽を好きなだけ聴ける時代を生きている

3) 上記2つの幸せを比べて、昔を懐かしむことができる

 な〜んてコトを考えられるのも、音楽がくれた幸せなのかもね。

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f:id:megmikke:20200420220205j:image そして、昔々観た、映画のパンフレットも続々出てきた。『限りなく透明に近いブルー』、原作も映画も衝撃的だった。
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f:id:megmikke:20200420220437j:image 時代を感じなぁ。
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f:id:megmikke:20200420220450j:image そして、伝説の『上海バンスキング』。人生で一番影響を受けたお芝居。この作品を観て、上海に憧れ、上海に行き、上海に魅せられ、上海をもっと知りたいと思い、上海の本を読み、また上海に行き、この作品の舞台になったといわれる和平飯店でJAZZの生演奏も味わった。上海、語り尽くせないほど魅力的な街。

 できれば、写真を拡大して、和田誠さんのコメントを読んでほしい。そう、あたしはあの時代、生で『上海バンスキング』の舞台を観たんだぞ! そう、声を大にして言いたい。

 

 大掃除ははかどり、振り返りのいい機会になっているとはいえ、コロナはすぐにでも消え去ってほしい。

 世界中のコロナが一刻も早く収束しますように。

【コロナ大掃除 その1】レコード CD カセット棚

 

 この際、徹底的に部屋をキレイにすることにした。

前々から気になっていた、埃だらけのレコード CD カセット棚。現在はAmazonのサブスク、RadikoYouTube中心の音楽生活。滅多に聴くことはないんだけど、あぁ、やっぱり思い入れと思い出がたっぷり過ぎて、お別れできない。というわけで、大掃除開始!🧤

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f:id:megmikke:20200414000237j:image まるで、引っ越しのよう。f:id:megmikke:20200413223612j:image ライブ、よかったなぁ。
f:id:megmikke:20200413223554j:image 大瀧詠一。右はYARDBIRDS "SHAPES OF THINGS" が入っている。

f:id:megmikke:20200413223717j:image 左下 Steven Tin Tin Duffyf:id:megmikke:20200413223706j:image 左下 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
f:id:megmikke:20200413223714j:image カセットたち。
f:id:megmikke:20200413223658j:image いい映画だったなぁ。
f:id:megmikke:20200413223654j:image Luis Miguel 
f:id:megmikke:20200413223651j:image AZUCAR MORENO

f:id:megmikke:20200413223812j:image DUNCAN DHU
f:id:megmikke:20200413223835j:image MECANO / DEVINE & STATTON ちょっと前、渋谷のペッパーカフェで、彼らの Under The Weather が流れてた。30年以上も前の曲なのに、全然古く感じない...のは、気のせい? https://youtu.be/ICiJPV7NJKkf:id:megmikke:20200413223818j:image 80年代後半によく聴いてたCDたち。本気で懐かしい。

f:id:megmikke:20200413223832j:image 言わずと知れた Prince and the Revolution。ちゃちいかもしれないけど、映画も好きだった。収納した時、出てきたジャケット写真、ランダムに撮ってみました。
f:id:megmikke:20200413223815j:image ニャンギラス
f:id:megmikke:20200413223824j:image 中森明菜
f:id:megmikke:20200413223828j:image このジャケットを見ると、思わず叫びたくなる、フーッ♪♪♪
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f:id:megmikke:20200413223902j:image 吉田美奈子
f:id:megmikke:20200413223919j:image 桃井かおり
f:id:megmikke:20200413223923j:image CHAKRA 「福の種」が入ってるデビューアルバム(1980)。ボーカルの小川美潮さんのライブ、数年前に観た。強烈な個性と表現力は、今も全開! 早過ぎたのか、マニアック過ぎたのか、両方なのか。今も聞きながら書いてるんだけど、ホント、味わい深い、ステキなアルバム。若いとき、リアルタイムで聴けて、本当によかった!https://youtu.be/Z_0cgbQVal8
f:id:megmikke:20200413223915j:image ビートルズの赤
f:id:megmikke:20200413223909j:image Bow Wow Wow の Annabellaちゃん
f:id:megmikke:20200413223912j:image The Allman Brothers Band
f:id:megmikke:20200413223905j:image やった〜、完成! お昼前から始めたのに、あれこれやたらと懐かしくて、終わった頃にはとっくに夜🌉。この勢いで、コロナも大掃除しちゃおう🧹

 世界中のコロナが一刻も早く収束しますように。

【2020/03/24】夜桜2020 常圓寺@西新宿

 今年の春はお花見するような気分にもなれず、でもそれじゃ、せっかく健気に咲いた桜に失礼な気がして、近場の西新宿へ。

 3月24日。下界のざわざわなんてまったく気にも留めず、満開の桜は見事に咲き誇っていた。とっても風が強い日だったけど、咲いたばかりの桜は、ほとんど散ることもなく、果敢に風に立ち向かいつつ、うま〜く風をかわしていた。

 観られるときに観ておこう、と思い立ったのがラッキーだった。今週末は、外出自粛。もしかしたら、これが今年最初で最後の夜桜になるかも。

 あっ、千駄ヶ谷でも夜桜を見た。観た、じゃなくて。見上げた夜桜。2020年の桜、回数は少ないけど、忘れられない桜になるかも。

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f:id:megmikke:20200325004207j:image 青梅街道沿い。歩道橋やVeloceの近く、デイリーヤマザキが入ってたビルは、解体になるんだなぁ。昭和生まれが、またいなくなってしまう。