坂本図書入口ドアの写真を、スマホで撮っていた人がいた。やっぱり、こういう世の中になってくると、写真に残さないと行った気がしなくなっちゃうのかもしれない。
あたしも撮りたかったけど、心を鬼にして(大げさ?!) 撮らなかった。写真はないけど、外の風景、中の風景、ちゃんと脳内に刻み込まれている。昔話をすると、昔は写真なんて旅行とか、結婚式とか、特別な時しか撮らなかった。それでも日常のコトは、ちゃんと覚えてる。ま、若かったからかもしれないけど。
で、坂本図書。去年はなかなか予約が取れなかったけど、今は落ち着いたよう。今、予約サイトを見たら、今月(2024年3月) もちらほら空いていた。
場所も雰囲気も想像とは違っていた。180分3,300円 ワンドリンク制はちょいと高めだけど、今までに体験したことがない時間だった。読書家ではないけれど、坂本龍一の蔵書に囲まれた空間で過ごすのは、時空を超えて旅行しているみたい。ウチにある本と同じ本を見つけた時は、トキめいたなぁ。
「自分がいなくなった後の世界」のことを考え、残された時間を生き、行動するって発想。大切なことを教えてもらった。『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』も読まなくちゃ。
読みながら涙💦涙💦 坂本龍一さんは師匠 「非戦」へ小さい声でも 吉永小百合さんの覚悟:朝日新聞デジタル (有料記事)