【ライブ】中山うり@ザムザ阿佐谷 唯一無二の声が中央線的不思議空間に響く年末

 

f:id:megmikke:20240118184816j:image ラピュタは何回か来たことがあったけど、ザムザ阿佐谷は初めて。靴を脱いで入る劇場は斬新。アングラな流れ、中央線沿線っぽいな、と思った。受付で渡されたレジ袋に、靴を入れて中へ。

「椅子席 129」と表示がある。案外、ステージは広くて、今回は6人編成だったけど余裕。

 編成は...。

中山うり
・スチール、アコースティック、エレキなどギター系なんでも
ウッドベース
・静かなドラム
・バイオリン
・チェロ

 とにかく声がすごい。まわりの空気ごと、包みこまれているよう。唯一無二。
 2006年にリリースした「月とラクダの夢を見た」を初めて聞いたときと、なにも変わっていない気がしてしまう。あたしの中ではたくさんのことが変わったけど。

 あれからずっと、彼女は自分のペースで音楽をつくってきたんだな。自分の歌いたい歌をつくる、そんな気概が、静かに、ほんわりと、でも確固たる意志を持って、伝わってくるような気がした。

Camel,under the moonlight / Uri Nakayama "月とラクダの夢を見た" - YouTube

 英語のタイトルは "Camel, under the moonlight" って言うんだ。あぁ、うっとり。

 楽器の音がみんな暖かい。特にスチールギターがよかったなぁ。マヒナスターズを思い出したりして。「メレンゲ」「南国タクシー」が、特に印象的。

 ずーっと聴いていたい 包みこまれていたい。

 彼女が視線を投げる方向にあたしがいたらしく、バチバチと目があった(気がした)。そんなこともあって、まるでお宅に招かれて演奏を聴いているみたい。思い込みの親近感が生成された。

 そういえばMCで、アキ・カウリスマキの映画を2本観た、っていう話をしてた。出演者が違うだけで、2本とも同じストーリーでビックリしたとか。

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 今年(2024) のライブ始めは、重要文化財 京都文化博物館。いつか行きたいなぁ。

 

2023/12/29@ザムザ阿佐谷