Fenderのギターが憧れだった。いつか買うなら、サンバーストのストラトキャスター、メイプル・ネック、トレモロ・アーム付きと決めていた。子供のころ「MUSIC LIFE」で、チョーキングしながら陶酔するギタリストの写真を見たのかもしれない。
長い長い月日が流れた。寝る前、iPadでイシバシ楽器の中古サイトを時々見て、理想のストラトキャスターを探し、見つかると写真を見て一人夜中にニンマリしていた。そして、ある晩、理想のストラトが手頃なお値段で出ているのを発見。
「買っちゃおう」。
ポチッとして、支払いはAmazon Pay。本当はモノを見たいところだけど、横浜店。このご時世、多摩川は越えにくいし、そうこうしているうちにSOLD OUTになってしまうだろう。ビックリするほどの簡単さで、サンバーストのストラトはあたしのものになった。こんな世の中が来るなんて、子供の頃は想像もできなかった。SFの世界。
そして、サンバーストのストラトは、若くてピチピチした佐川のおにいさんによって、明るく部屋の中に運びこまれた。
純正のケースが、これまたカッコいい。眺めてはニンマリする日々が続いている。中古とはいえ、目立つ傷はなく、状態はとてもいい。
ストラトって、セクシーだと思う。レスポールが男性なら、ストラトは女性。ボディラインがなめらか。
アナログなツマミ類が、たまらない。
眺めているだけじゃFenderのストラトに失礼な気がしてきて、Marshallのアンプも購入。何の根拠もなく、FenderのストラトとMarshallのアンプさえあればギタリストになれて、スティービー・サラスみたいな音が出せると思ってたけど、そうはいかなかった。そう、ギターは超初心者。
というわけで、練習も始めることにした。今はYouTubeでレッスンもあるし、キャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」をコピーしよう。「スモーキン・ブギ」も弾きたい。飽きること、ないだろうなぁ。
追記: スティービー・サラスのピックは、昔々、彼のライブを観に行ったときキャッチした思い出の逸品。
Marshallのアンプ(Amazon) ¥15,151
FenderのギターとMarshallのアンプなんて、小学校の頃は何十万もするイメージだったなぁ。