まずは「タスカー」というケニアのビール。タスカーは、象の牙という意味なんだそう。しっかりした味わい、なおかつ飲みやすい感じ。持って帰りたくなる瓶のデザイン。
次にサモサ。カレー屋さんで食べるサモサより、丁寧で緻密。中味の野菜も細かく、サクッと揚がっている。
本当にとっても丁寧なんだよね。シェフで、お店の名前でもあるマシューコウズさんが、愛情を込めて作ってくれる、ケニアの家庭料理の数々。彼女の出身である「カンバ族」のレシピだそう。
野菜はすべてオーガニック。
例えばキーマカレー。いわゆるインド料理屋で食べると、ルーの中に挽肉がちょいちょい入っているイメージ。
ここのキーマは、お肉と野菜主体。シェフこだわりの野菜が存分に入っていて、辛くなくて、やさしい。ゴハンはムチムチしたもち米(^^)
次は何?とシェフに訊いてみたら、「緑の山」との返答。で、登場したのが、これ!「イリオ」という。
中央の緑が、生トウモロコシやグリーンピースが練りこまれたマッシュポテト。まわりの土手は、ニンニクが効いたほうれん草のバター炒め。そして雪のように降り積もっているのは、ココナッツ・パウダー!濃くて、ちょっと甘い、初体験のハーモニー。
ああ、書いてたら、また食べたくなってきた。おいしかったなぁ、ホント!
食後には「ウジ」というスタミナドリンク。はちみつ、ヨーグルト、ミルク、しょうがなど栄養満点!風邪ひいたときなんて、一発で治りそう。
おまかせコースといった風情、何が出てくるかドキドキ待つワクワク!
シェフからケニアの料理や文化の話を聞けたのも興味深かったし、とりわけ料理に対する愛情に感銘。彼女の暖かい人柄がヒシヒシ感じられた。
案外、また行きたいって思うお店は少ないもんだけど、ここはまた行きたい。ああ、お腹空いた!
■ミッケのひと言
ママはこんないろんなもの食べてるんだにゃ〜。あたしも外食したいような気もするけど、やっぱりウチで寝てるほうがいいような気もするのにゃ(^_-)