終わりは始まり〜閉店の貼り紙

 東京を歩いていると、閉店の張り紙を見かけることがある。手書きだったり、プリントアウトだったり、短い文章だったり、長かったり、ガムテープで貼られていたりと様々だけど、ひとつひとつの言葉が胸を打つ。涙が出てくる。

 理由は店主の高齢化や、再開発が多い。高齢化の場合は、若き日の思い出が語られる。再開発の場合は、完成予想図が一緒に貼られていたりする。

 佐野元春の歌じゃないけど「終わりは始まり」。昔の写真を整理していたら、いろいろ出てきたので、まとめてみました。

2004/10/11 有楽町 

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2005/09/07 中目黒 (現:ナカメアルカス)

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2008/12/05 曳舟

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2010/01/27 喫茶木屋@三越前

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2014/03/17@旧東横線渋谷駅改札口 f:id:megmikke:20180123200909j:image

 

2015/11/16 @渋谷JRガード下

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 2017/04/07@下北沢

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2016//6/27 @玉川上水

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2018/01/23@千駄木

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2018/02/12@銀座

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2018/03/28@池袋 立教大学近く

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2018/05/02@秋葉原

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【ライブ】石崎ひゅーい「歌ってみんなをしあわせにしたい」

  J-Waveの番組を聞いていて、たまたま、ひゅーい君のフリーライブがあることを知った。これはご縁だと思い、代々木公園へ。

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 デビュー曲の「第三惑星交響曲」を初めて聞いた時、清々しくて、爽やかなのに、泣けてきた。歌い上げるタイプの男性シンガーは、あんまり好きじゃないのに、彼は違った。どこが違うのか、よくわからない。ライブが観たくて渋谷のwwwへ向かったのは、2013年1月。

 白いシャツを着て、すぐそこ、ステージで跳ねる彼。純粋に歌が好きだという気持ちがヒシヒシ伝わってくる。心をこめて歌い上げる彼を間近で見て、胸を打たれた。

 

第三惑星交響曲

http://youtu.be/_2ERICPvdpY

 

 あれから5年。そう、5年ってけっこう長い。ベストアルバムが先月出た。

 代々木公園の野外ステージ。ちょっと風があったので、木の葉が、さわさわ、ざわざわ、揺れる音が聞こえる。彼の歌とギターって、木の葉が擦れあう音と、これがまたよく合うんだなぁ。こんなステキなライブがフリーなんて!!! 

 「歌ってみんなをしあわせにしたい」と彼は言う。

 心がキレイ。

 同年代だったら、こんな男子と結婚したら幸せに暮らせるんじゃないかなって、妄想に走ったりしたりして(^_-)。

 「今から、写真も動画も撮影オッケー。ボクが勝手に許可します」。

 ライブ後半、彼が高らかに宣言してくれたので、こんな写真たちも撮ることができた。

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 ラストは「花瓶の花」。こういう詞が書けるって、繰り返しになるけど、心がキレイなんだと何度も思った。生で聴けてしあわせ。

 PVもいいんだよね。夜中に見て、何度号泣したことか。

https://youtu.be/HbqgSysPgRw

 「石崎ひゅーい 弾き語りワンマンTOUR」と題し、アコギ1本持って、全国津々浦々、小さめのライブハウスを回るんだそう。東京近郊だと西川口で演るので、軽い気持ちで行こうかな...なんて思ってスケジュールを見てみたら、とっくにソールドアウトになってました。

 あなたの町にひゅーい君がやって来たら、ぜひ体感してみてね♪ 

2018/04/12 @代々木公園 野外ステージ

2018年4月の海 材木座 吉浜 志田下

 いつも行っている場所じゃない海に入ることが多かった4月。波も、雰囲気も、景色も変わって、新鮮。

f:id:megmikke:20180423004514j:image 材木座は2週続けて入った。強風続きだったなぁ。夕焼けに浮かび上がる富士山。目で見るともっとずっと大きくて、神々しかった。

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f:id:megmikke:20180506170836j:image その日はドライブ日和。無性にもっと遠くに行きたくなり、何十年ぶりかで、湯河原 吉浜へ。波は湘南より1サイズ大きめ。ちょいとワイドだったけど、海の水はキレイだし、立体的な景観だし、ここまで来ると、旅情を感じるのにゃ。

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f:id:megmikke:20180506171042j:image 一宮のコンディションがいまいちだったので、志田下(釣ヶ崎海岸) で入った。ここはいい波と強烈なローカルで知られる九十九里サーフィンの名所。2020オリンピックでサーフィン競技が行われることが決まっています。ローカル専用の波以外でも「うわっ!すごい!」と思わず声が出ちゃうくらいに、ホレてるいい波(^^)

【大食い日記】男飯だけじゃない!秋葉原大特集

 縁あって?最近はもっぱら秋葉原近辺でランチ。ラーメンを筆頭に、オトコメシが多いイメージだけど、実際多かった(^_-)。それにしたって、お店は星の数ほどあって、よりどりみどり、選ぶ愉しみに満ち、日々ささやかな冒険。しかも歩いているだけでも、ワクワク。リゾート気分の外国人観光客が大勢闊歩する秋葉原は、ワンダーランドみたい。

 さて、大食い日記の始まりは、台湾まぜそばの有名店から。ブログの最後には、痛恨の大盛日記も...。

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f:id:megmikke:20180502170204j:image はるか 秋葉原 食べログには「これ以上台湾まぜそばに何を求めるのか、という水準」なーんて口コミがあったりする。麺の量は少150g、並200g、大300g。大にしようかと思ったけど、券売機で並んでいる間、お店のおにいさんに止められた。

 「並で大丈夫だと思います」。

 彼のアドバイスは、ある意味正しかった。つまりいったん混ぜてしまったら、同じ味のまぜそばを延々食べることになる。

 食べ終わる寸前、「追い飯、いりますか?」と店員さんが声をかけてくれる。「お願いします」と言うと、残ったタレと濃い味挽肉の上に、白米を3口分くらいが足される。で、再びまぜまぜすると、これがもう絶品!

 ただ、もう当分行かないと思う。食べてる間、全部が全部同じ味って、うーん...。

f:id:megmikke:20180503222947j:image TRATTORIA Alioli UDXビルのAKIBA ICHI 2階にあるイタリアンバル(イタメシ屋って呼び方は、もはや死語?!)。全品サラダ付き、パスタ大盛無料、ドリンク100円。フレッシュトマトとモッツァレラチーズのトマトソース(税込850円/平日)、ハンバーグと燻製3種盛り合わせ(税込1000円/平日)をいただきました。テラス席は喫煙オッケー。開放感あって、雰囲気グー。

f:id:megmikke:20180503224717j:image cafe&kitchen オリエンタルSAPANA 同じくAKIBA ICHI 2階にあるアジアンダイニング。インド系とタイ系メニューがあり、インド系の日替わりセットにしてみた。カレー2種類、タンドリーチキン、サラダ、ドリンク、デザート、ナン食べ放題で1000円なので、12:00前から並んでるくらいの大人気。が、店内狭いんだわ。超回転を目指しているらしく、ちょっとゆっくりする雰囲気ではなかったのにゃ。

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f:id:megmikke:20180503225732j:image 秋葉原 中華食堂 萬里本店 由緒正しい?中華屋さん。頼めばすぐ出てくる、ホイコーロー定食700円。普通においしく、ゴハンもどんぶり。日替定食に至っては650円!やっぱりラーメン系より定食派なんだわ。タンパク質も野菜も摂れるし、お皿の数も多いし(^_-)

f:id:megmikke:20180504022347j:image ElceroDos@末広町 スペイン料理屋さんのランチが、すばらしい!ご飯大盛無料、ドリンクバー付、喫煙席ありで、ポークシチューだったらにゃんと!900円。けっこうゆっくりできるのもグー(^^)v これから日替わりメニューにもトライしてみるのにゃ。

f:id:megmikke:20180505162337j:image スターケバブ・アキバテラス 秋葉原にもケバブ屋さんがたくさん。朝お茶のはずが、魔がさして朝マックしちゃったときは、軽めのランチ、ケバブ・ピタ。そして目から鱗は、ケバブ丼の存在。そりゃそうだ、ケバブにご飯なんて、究極のコラボ。というわけで、次回は、ケバブ丼にしよう。

f:id:megmikke:20180505163716j:image 炉ばた 石くら サラリーマンの熱気ムンムン?!刺身系、魚系からお肉、天ぷらまで、種類が豊富な定食屋さん。ご飯大盛無料。写真以外にも定食があって、あたしはモツ煮込み定食をいただきました。食べ終わったら出ましょうルールがあるので、お店の外まで人が溢れていてもすぐ空いた。

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f:id:megmikke:20180505161852j:image ごはん処あだち 空前絶後、並はずれた超ド級の大盛で知られる有名店。マスターによると、初心者は「あだちサービスセット」(980円)から始めるのがいいとのこと。若鶏唐揚げ、コロッケ、天ぷら、厚焼き玉子、野菜サラダ、野菜煮物、ライス、味噌汁付。ご飯は寿司桶に入ってて、一番少ない「擦り切れ」でも、にゃにゃにゃんと!600g。

 軽いでしょ!と思っていたあたしが甘かった。大食いを舐めてました。もっと、あと3回位「ご飯少なくして〜!」と、マスターに言えばよかった。後悔の念に包まれながら、食べても、食べても、減らない。ゴハンを残すなんて、ここ数十年経験したことがない結末に至ったのでした。

 江戸っ子、気風のいいマスターの大食い話を聞きながらの挑戦してみるのは、いかがかにゃ?

f:id:megmikke:20180505161443j:image オマケ:今の秋葉原っぽいので、撮ってみました。

 

 

 

【ライブ】あいみょん 未完成な大物感 官能小説がベース? 歌詞もすごい

 f:id:megmikke:20180414180819j:image 照明が落ち、暗闇の中浮かび上がったステージ。流れてきた曲は、にゃんと!フィンガー5の「恋のダイヤル6700」。1995年生まれ、彼女のライブは、この曲からすべてが始まった。

 曲調は、想像以上にフォーキー。アコギを弾きながら、さらりと歌う。でも、歌詞がすごいんだよね。

 「あなたの両腕を切り落として 私の腰に巻き付ければ あなたはもう二度と 他の女を抱けないわ」。

 曲のタイトルは「貴方解剖純愛歌〜死ね〜」。

 目で読むと、猟奇的だと思うでしょう。でも生で聴くとそんな印象は全然ない。アコースティックな音に、キレイなメロディ。加えてトークは関西ノリで、体育会系。なのによ〜く聴くと、身の毛もよだつ歌詞って感じ。

 20年前、椎名林檎が世に出たときのコトは思い出した。違いを感じたのは、ギザギザしたエキセントリックさの有無と、聴きながら歌詞が聞き取れるかどうかってあたりかな。

 男子を一人称にした歌詞は、矢野顕子を彷彿とさせたりもした。

あいみょん「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」LINEで作ったリリックムービー - YouTube

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f:id:megmikke:20180504020319j:image 最近、ラジオを聞いていると、ゲスト:あいみょんによく遭遇する。

 彼女が生まれる前、一世を風靡した渋谷系フリッパーズギターが大好きだとか。

 石崎ひゅーいのファンで「花瓶の花」がリリースされた時は、ライブを観るためにタワレコで普通に並んだとか。2年前、ひゅーい君に「対バンしてください!」って言ったときは、あんまり反応なかったけど、最近、彼から「対バンしようぜ」と言われ「2年前の自分に教えてあげたい」って、思ったとか。

 そして、歌詞については官能小説の影響を受けているとか。

 そんな断片的な「とか」の連続、エピソードが積み重なって、彼女の音楽が少しずつ「解剖」されていくような気もする。一方で、解剖できない大物感、深さ、無限大を感じたりもした。

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 ちょうど同じ時期にひゅーい君のフリーライブを観た。ゴールデンウィークには、六本木ヒルズで再びあいみょんのライブを追体験

 次回に続く。

2018/03/30 @渋谷 CLUB QUATTRO

 

ユニクロのTシャツ〜2000年代半ば購入(備忘録)

 2000年代半ばに購入後、着まくって、部屋着、海着になり、大活躍。が、いよいよ首まわりも破れまくってきて、引退することに。大好きなデザイン(ミッケ乱入)。

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ミッケに初夏がやって来た〜毛取りグローブ

 おひさしぶりです、ミッケでしゅ。春を通り越して、まるで夏のような気候。ママはすっかり夏気分☀️ あたしには早くも「毛抜けの季節」がやってきました。で、ママが手に入れたのが、これ。毛取りグローブ。

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 一昨年の夏、胃に毛玉がたまり、動物病院に通うハメになったので、去年はママがせっせとブラッシングしてくれていた。ただ、mimi先輩のお古の金属製の櫛だったので、ちょっと力が入ると(あたしの繊細な)肌を傷つけるんじゃないかと、ママは気になっていたみたい。

 そんな時、たまたまネットで見つけたのが、このグローブ。突起物がついた青い面で撫でるだけで、こんな感じで、毛が取れるスグレモノ。

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f:id:megmikke:20180501000241j:image ママは最初、嫌がるんじゃないかと思ったらしいけど、けっこう気持ちよくて、喉が鳴っちゃうくらい。ついた毛は、掃除機でササっと吸い取って完了。今年の夏は、これで乗り切るのにゃ。

 ところでママは、気にいるととことん着倒すタイプ。このユニクロのTシャツは大お気に入りで、2000年代半ばに購入後、着まくって、部屋着、海着になり、大活躍。が、いよいよ首まわりも破れまくってきて、引退することに。ママが写真を撮っているのすかさず見つけ、しゃしゃり出てみました。だって、着古したTシャツって、寝心地いいんだもん。

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 そういえば、キレイに洗った布団カバーに替えたその15分後、大きなクシャミとともに鼻水を飛び散らせたときは、ママは怒るより、悲しそうだったっけ。ま、ウェットティッシュで拭いて済ませてたけどにゃ。くしゃみだらけの毎日なので、いちいち気にしてたらキリがないのにゃ。

 くしゃみはガマンできないけど、ママが言ってることは、ますますわかるようになってる。「枕の上で寝ないでね、さっき、ウン◯してたんだから」と言われれば、別の場所へ移動。「ちょっと、このまま動かないでね」と言われれば、こんな感じでポーズも決めるのにゃ。そんなわけで、またにゃんこ(ミッケ)。

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越智香住 個展 ひそやかな女神たち

 スペイン、サラマンカでのプチ留学時代の友達、香住ちゃんの個展に行ってきた。ほんわりやさしく、まるーいフォルム。ふわっと土の香りが漂っているような、自然の中での生活を感じさせる穏やかな作品たち。ギャラリーの中では、ゆったりとした時間が流れていた。

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f:id:megmikke:20180430230825j:image このワンちゃん、まるまるしてて、ぬくぬくした体温を感じさせるステキな作品なんだけど、写真を撮るのがむずかしい! ぜひ、実物を観に行ってみてわん🐶

f:id:megmikke:20180430230841j:image 彼女は岐阜の高山で、作品づくりを続けている。自然とともに生活する中でうまれた作品といっしょにいると、自分までやわらかくなってくる気がする。そう、漢字でもカタカナでもなく、ひらがなの味わい。

f:id:megmikke:20180430231113j:image 南青山のSPACE YUI で、5/2(水)まで、開催中!残すところ、あと2日。近くに行ったら、ほんわりした気分になりたかったら、ぜひ、オススメです。

TAB スペース - スペース・ユイ

f:id:megmikke:20180430231009j:image オマケ:個展の後は、香住ちゃん夫妻と友達と4人で、大人のお蕎麦屋さんへ(あおやま 渡邊)。自ら進んでこういうお店に行くことがないので、貴重な経験?! 上品でとってもおいしかったな。それにしても、サラマンカ時代から、長〜い時間が経ったのに、こうしていっしょに過ごせるって、うれしい。

犯人逮捕の瞬間に遭遇!(ミッケのコメント付き)

 ある日、とある住宅街の駐車場で人を待っていた時のこと。すぐ近くの路上で、若いサラリーマン風の男性が、おばあさんに無理矢理スマホを押し付け、電話で話させようとしている。「なんかヘンだ」と思いつつも、自分のスマホに気を取られ、ちょっと目を離してたら、いきなりドンッ!!!という音がした。

 音がした方を見ると、若いサラリーマン風男性が、屈強な男に壁に押し付けられている。

 「刺されたのか?!」と、最初は思ったが、取り囲んでいた数人の男たち(女性もいた)の1人が、高々と警察手帳をかざすと、陽射しを受けて警察のマークがビーム光線みたいにキラキラ光った。押さえられた若い男性は、さほど抵抗することもなく、捕えられたようだ。

 おばあさんは、消えていた。

 隣にいた見知らぬ男性が「何があったんですか?」と、あたしに訊く。

 「想像なんですけど、おれおれ詐欺で...」

 「振り込め詐欺ですね」。さりげなく訂正された。加齢ゆえ、とっさに出てくる言葉がアップデートできていない自分に気づく(°▽°)。

 「そうです、そうです、さっきいたおばあさんが囮になって、振り込め詐欺を現行犯逮捕したしたんじゃないですか」。

 多分、そのくらいのコトはその人も想像していたのだろう。あまり反応なく、会話は終わった。

 あれから約2週間。地名と逮捕をキーワードで何度も検索してみたが、出てこない。逮捕された若いサラリーマン風男性は、いかにも使いパシリ風情だったので、元締めを一網打尽にするべく、大捜査中なのかもしれない。

 それにしても、これも加齢ゆえ、お節介になりがちな今日この頃。「嫌がってるじゃないですか!」なんて、しゃしゃり出なくて本当によかった。

 <ミッケのコメント> こんなタイミングでコメントを求めるなんて、無茶振りだにゃ〜。ちなみにあたしは毎日窓を眺めつつ、お外チェックをしてるけど、逮捕の瞬間を目撃したことはにゃい。さて、次回はひさびさあたしの近況報告でしゅ。ママに夏対策グッズを買ってもらったのにゃ。お楽しみににゃ。

f:id:megmikke:20180423004939j:image 注: 写真の表情とコメントは関係ありません(ミッケ)。

 

 

【映画】欲望の翼(1990年 香港)

 ウォン・カーウァイ監督を知ったのは、普通に「恋する惑星」だった。金城くんの初々しいオトコらしさ、跳ねるフェイ・ウォン重慶マンションでの撮影は許可を取らずに隠し撮りした?という伝説もある、手持ちカメラのうごめく映像美。この作品を観て、バックパッカーのハシクレとして、重慶マンションには泊まらなくちゃ!と思い立ち、泊まりに行った。そのくらい大好きだった。

 じゃあ、カーウァイ監督の他の作品も...と過去に遡り、ビデオで観たのが、この作品「欲望の翼」。この都度、13年ぶりも劇場公開が決まり、Bunkamura ル・シネマへ。(すでに公開は終了)

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 1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。-この1分を忘れないー

 サッカー場の売り子スー(マギー・チャン)に、ヨディ(レスリー・チャン)は、そう話しかける。ふたりは恋仲になるが、スーが結婚を望むようになり、ヨディは彼女を避けるように...。色男ヨディのもとには新しい女(カリーナ・ラウ)が現れ、一夜をともに過ごす。ヨディは養母に育てられ、裕福な養母のもとで仕事もせず、アンニュイで退廃的な日々を送っているのだった。ある日、養母から「恋人とアメリカに行く」と告げられたヨディは、実の母のことを教えてほしいと迫り、実の母がフィリピンにいるという事実を探り当てた。会いたさのあまり、フィリピンに渡ったヨディを待っていたものは...。

 マギー・チャンレスリー・チャンも、若いなぁ。肌なんて、スベスベ。レスリー・チャンって、特に美形でもないし、当時すでにオデコが上がりつつあるんだけど、そこはかとなく、とってもセクシー。血のつながりがない母との関係も、男と女の香りがして、どこか陶酔を感じたりして。大スターが一挙集結したスーパー・キャスティングも、すごい。

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 1960年を舞台にした映画なのに、全篇に渡って漂っているのは、新しいコトが起こりそうな、1990年の香港の空気だと感じたのは、1990年代の香港に対するあたしの思い入れが強いからかな。

 翻って2018年。現在の香港はGDPで深圳に抜かれ、1980~90年代の黄金時代に比べて香港映画の製作本数は激減。レスリー・チャンは自らの命を絶ち、マギー・チャンは女優休業中。

 この映画の英語タイトルは "Days Of Being Wild"。思わずうるっとしたのは、ワイルドな日々があたしの中ですでに過去になってしまったからか。

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 そうそう、この作品のモチーフは、2000年の「花様年華」で昇華されます。マギー・チャンのチャイナドレスは、鼻血もの。「花様年華」については、また次の機会に。