追記: 2020/09/08 新型コロナ「接触確認アプリ」修正版を公開 厚労省(NHK) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200908/k10012607881000.html
以前、深夜に厚生労働省の感染接触アプリから「陽性者と接触した可能性があります。『陽性者との接触を確認する』をクリックしてください」というメッセージが表示された話を書いた。
メールで問い合わせたが返信が来なかったので、コールセンターに電話したら「接触していないのに、接触したと表示される不具合」という説明があったので、間に受けた。
4日後。忘れたころ、メールの返信が届き、ログを確認してほしいと書いてある。で、確認してみたら、しっかり、濃厚接触のフラグが立ってました🙀🙀🙀
はれほれひれはれ〜。「一致したキーの数」というのが、濃厚接触があった数。なのにアプリの不具合で「接触していても、接触していない」と堂々と表示される。つまり、コールセンターの説明の逆転現象が起こっているのだ。
フラグが立っている旨と、いつ接触したのかを教えてほしいと書いて、メールに返信した。多分、しばらくメールの返信は来ないだろうと思い、前回、堂々と逆の説明をしたコールセンターにも、電話してみた。いろいろ突っ込みまくって、言われたことをまとめると下記の通り。
「お客様のような現象が起こった場合、こちらでは『接触していないのに、接触したと表示される不具合』と説明するように指示されている。メールの回答と異なっているとしたらメールのほうが正しく、詳しい」。
よくそんなことが言えるわね。だったら、コールセンターいらないでしょ? とキレたくなるのを抑え「委託ですか?」と訊いてみたら「はい、厚労省から委託され、民間企業が運営しております」とのこと。税金のムダだよね。
ちなみにこのコールセンターは、一般市民向け。後ほど出てくるけど、接触通知者専用のコールセンターは、別にある。
メールの返信がすぐに来るとは思えなかったので、「自主的に自粛」した。とにかく人と会わないようにして、話も短く切り上げ、ティップネスにも行かなかった。
アラームが上がったのが、8月4日 02:02。自主的自粛最終日8月16日になっても厚労省から返信はない。接触通知者専用窓口のフリーダイヤルに30回以上電話したけど、繋がらない。
「この国は法治国家ではなく、放置国家だと判明し、残念です」と再度メールしてみたら、2日後、とても丁寧な文章の返信があった。ただし、要約すると「原因に関しては現在調査中、日付の確認も行えない。タイムスタンプの日付から直近2週間以内に陽性者との接触があったということしか伝えられない」という内容。
メールの内容は、突っ込みどころ満載だけど、いちいち書くために時間を使うのは、アホらしい。
「コロナは感染後、発症前2日前から他人に感染させる」って、よくテレビで言っている。もし、あたしが感染していて、なおかつ自主的自粛しなかったら、どんどん感染させていたかもしれない。無症状なだけだったのかもしれないし。
こうして、陽性者はどんどん増えていくんだと実感。アプリに不具合はつきものだけど、それならそうと開示してほしい。今の政府に絶望的に欠けているのは、説明する姿勢。大丈夫か?!ニッポン。
8/19(水)の報道ステーションでも、この不具合を取り上げてました。