お芝居も素晴らしかったけれど、終わってみて印象に残りまくっているのは、黒柳徹子さんのトークショー。昭和の伝説の著名人たちのマル秘エピソードが、出てくる、出てくる!森繁久彌さん、向田邦子さん、渥美清さんなどなど。忘れたらもったいない!メモしておいたので、今度、書きます。
@EX THEATER ROPPONGI
【藤戸】
李麗仙 上演台本、平安末期の源平の藤戸合戦を題材にした能を現代語で描く。
ご本人から年賀状をいただいたとき、観に行こうと心に決めた。世の中、どんどんきな臭くなる今日この頃、強烈な反戦メッセージを送ろうとしているその気骨!さすが、元祖アングラの女王。
で、お芝居が終わって、平和について語るのかと思いきや、さらっと共演者紹介。名前間違えたりして客席が和む。気迫とあっさり、ほどよい混ざり加減が、彼女の魅力なんだろうな。
@銕仙会能楽研修所
【バードマン】
アカデミー賞の監督賞、作品賞を含む4部門を受賞!待ちわびていた話題作。
溢れる情報をシャットアウト、予備知識を限りなくゼロに近づけ、映画館へ。
当時、ホームページで書いた記事
あれから15年。監督本人には会ったこともないけど、昔机を並べて仕事してた同僚が全世界的に有名になったような、そんな感慨がある。
繰り返される不条理な出来事、うごめく欲望、全篇ワンカットで撮ったような未知の映像、エトセトラ、エトセトラ。
世紀の傑作?それとも駄作!? 実際に観て、確かめる価値ある映画だと思います。