『とりつくしま』を観てきた。
予想以上に泣けて、号泣しそうになった。声を出さないように必死でこらえて、せめぎ合うのはひさしぶり。でもいい涙なんだよね。人生を大切にしようと、改めて思う。この映画、広がってほしいな。
観終わってからも、浸れる。オムニバス形式になっていて、4つの物語が展開する。いろんなシーンがそれぞれ蘇ってくる。印象に残っているのは小泉今日子さんの淡々と静かな、だけど絶対的な存在感。同時にユーモアも持ち合わせてて、すごい。
観た日は、監督と出演者のトーク・イベントがあった。4話めの主演女優さんは旅立っていくまでの日記をつけていたそう。
そうやって心情に合わせていったのか...と、目からウロコでした。ラストシーンは、素晴らしかったなぁ。
新宿武蔵野館での上映は明後日、10/3まで。下北沢でも上映中です。順次、全国公開中。