自由学園 明日館といえば、池袋。でも目白駅からも歩けることを知った。目白はしばらく行ってないので、行ってみることにした。「TRAD」という商業施設ができていた。って、検索したら、竣工は2014年でした😁😁
眼下を走る山手線を見下ろす。こういう行動は、普遍。
線路に沿って池袋方向に歩いていくと、一帯が昭和な雰囲気に。婦人之友社本社ビルは、1963年完成だそう。
婦人之友社の歩み | 婦人之友社 生活を愛するあなたに
窓のデザインとか、当時はモダンだったんだろうなぁ。
いよいよコンサート会場(自由学園 明日館講堂) が近づいてきた。
講堂に行く前に、明日館も見ておこう。設計はあの!フランク・ロイド・ライト。1921年にできたそう。取り壊しの危機もあったが、免れたそう。本当に取り壊さなくてよかった。今じゃ、国指定重要文化財。
明日館(本館)。そんなに時間がなく、今回は外から見るだけ。そういえば昔、中に入ったことがあったっけ。今はいろいろルールがあって、ふらっと行っても入れないこともあるよう。リンク先の見学カレンダーをよく見てから行こう。
見学 | 重要文化財 自由学園 明日館
いよいよここが今日のコンサート会場 明日館講堂。
建築物に詳しい人が見たら、涎もの!?
Myuk (ミュークと読む) は、シンガーソングライター「熊川みゆ」の音楽プロジェクト。
本名で活動していた熊川みゆの時代、J-WAVE で曲が流れ、なんとなく気になっていた。そして今回、明日館講堂でライブをするというニュースを見て、行くことにした。彼女の透明さとレトロな建物、静かな化学反応が起きそうだ。
内部はこんな感じ。実際の内部はもっと深みがあり、歴史の重みもあり、少し厳かな雰囲気。
サポートメンバーは女子3人、バイオリン、チェロ、そしてピアノ。荘厳というほどでもなく、柔らかく、ホールの雰囲気にピッタリあったとても心地よい時間が始まった。
「熊本県出身で、子供の頃から民謡を歌っていた」とMCでも話をしていたけど、だからといって、声を張るようなコトはまったくなく、今どきのスウィーティーな声で、時にギターを持ちながら、歌う。
そう、絢香の「みんな空の下」をカバーしていた。絢香に影響を受けて育った世代が、活躍する時代になったんだなぁ、と実感。
ピアノは西野恵未。存在感がすごかった。
Myuk - Pancake (Official Video) - YouTube
Myuk、ツアー『first concert tour Myuk』最終公演のレポートが到着 – THE FIRST TIMES
ライブが終わり、黄昏時の明日館講堂。
明日館。
歴史あるレトロな場所での若手ライブ。これからも増えていくといいと思う。
(敬称略)
2022/06/11 @自由学園 明日館講堂