以前から、訪れたかった昭和な喫茶店。
おじいさん(お客さん)の話が延々続いて子守唄状態。音楽は流れていないんだけど、音楽の必要性は感じない。天地真理や南沙織はピッタリだと思うけど、そうするとイメージが限定されちゃうし。
おじいさんは神田をよく知っていて、神田富山町なんて町名も登場。閉店したお店の名前も続々出てくる。
そんな話の合間に、現役の黒電話📞がジリジリジリリ、懐かしい音が響きわたる。こういう風景もだんだんなくなっていくんだなぁ。
世界の味と書かれた大きなメニューが、壁に貼ってある。
ポンチェデカフェコンレーチェ
ジャマイカンマジック
ホットモカジャバ
メキシカンバターコーヒー
インザブロードウエイ(ウェイではない)
ポンチェベルガ
「カフェ・コン・レチェ」は、スペイン語で「ミルクコーヒー(カフェ・オ・レ)」なんだけど「ポンチェ」が付くと、どうなるのか?!
検索してみました。カフェ・オ・レにシェリー酒を入れ、クルミのみじん切りを散らしたものだとか。
AGFラウンジ コーヒーメニュー100選 コーヒー&カクテル
このサイトには様々なコーヒー&カクテルが紹介されている。コーヒーは毎日飲むけど、ひと手間かける文化から遠ざかっている自分に気づく。次回はジャマイカン・マジックか、メキシカン・バター・コーヒーか。
世界の珈琲産地分布が書かれた世界地図も貼ってある。
「ゴールデンキャメル」というブレンドには「カリブ海(海が古い字)諸国の良質な豆」という説明と共に、ラクダのイラストが大きく描かれている。写真を撮ればそれで済むけど、店内では写真は撮りたくない雰囲気。それならそれでいい。写真ばっかり撮ってても...ね。
「知られざる東欧の紅茶」。ドブロブニク風 ナッツミルクティー 610円 (ユーゴスラビア) と、さらっと書いてあったり。
のりトースト(200円) が名物。1971年((昭和46年)8月 発売 ってことは、もうほとんど半世紀。せっかくなので注文してみたら、焼海苔を挟んで焼いたトーストで、バターと醤油の味がする唯一無二な逸品。ちょいと塩っぱめなのも、昭和っぽくてグー👍
いい時間だったなぁ☕️