【美術系】トルコ至宝展〜花押とチューリップの美しさに心奪われるの巻

  「オスマン帝国の栄華を今に伝える至宝約170点。」

イスタンブルトプカプ宮殿美術館から待望の来日!」

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友達からご招待券をいただき、行ってきました「トルコ至宝展」。

 今年はトルコ文化年なんだそう。

 会場に入ってすぐ、映像でトプカプ宮殿の成り立ちを学習。昔々、現地に行ったけど、ほとんど何も考えてなかったから、今にして思うと、もったいなかったなぁ。

 きっとすぐまた忘れるので、ウィキペディアから、抜粋。

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 ま、恥を忍んで書いちゃうと、スルタンって、君主のことだったのね。トルコって、ハーレムのイメージが強いから、あちこちにあるハーレムのオーナーを「スルタン」って呼ぶんだと、今の今まで思いこんでいた。勘違いしてるコト、他にもいくらでもあるんだろうなぁ。

 それにしても、むかしは「トプカピ宮殿」って、言ってなかったっけ? で、これもウィキペディアによると、トルコ語の発音は「トプカプ」のほうが近いんだそう。

 あと「イスタンブール」も、トルコ至宝展では「イスタンブル」って表記だった。世の中変わる、価値観変わる、表記も変わるんだにゃ。 

 もう、これでもかっ!ってな感じの、きらびやかな装飾品の数々も素晴らしかったけど、印象的だったのは花押。下の写真の左下。
f:id:megmikke:20190519173140j:image 花押(かおう)も知らなかったんだけど、またしてもウィキでチェックしてみると、署名代わりに使用される記号・符号をいうんだそうだ。これがとにかく緻密で美しい!

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f:id:megmikke:20190529053217j:image そしてもうひとつ印象的だったのは、たくさん登場するチューリップ。トルコはチューリップの原産国なんだそう。たぶん、人生で初めて描いた花、初心者マーク系のお花のイメージが強かったけど、とっても愛らしく、可愛らしく描かれていた。

 知らなかったことを知ったり、キレイなものと出会うって、たのしいにゃ。

2019/04/30 @国立新美術館