初めて"ALRIGHT"を聞いたとき、なんとなく懐かしい気持ちになった。その後、歌っているのは、京都在住、20歳の女子大生だと知った。更に、後になって知ったのは、彼女のお母さんが音楽好きで、洋邦、ジャンル、年代問わずのごちゃまぜプレイリストを、いつも車の中で流していて、彼女自身、昔からずっとEarth Wind & Fire が好きだったということ。
"ALRIGHT"はメロディラインも、英語と日本語が混ざりあう感覚も懐かしいけれど、たまらないのは間奏のギター・ソロ。
竹内アンナ / ALRIGHT short ver - YouTube
会場に入ると、想像以上に男性が多く、更に言うと年配男性が多かった。みんな、よくチェックしてる(^_-)。
オリジナルに加えて、TLC "No Scrubs" や、Guns N' Roses "Sweet Child O' Mine" などのカバー曲を歌ってくれたのも、ツボ(^^)v。
初の東京ワンマンライブは完売、満員の会場で、彼女は「しあわせ」という言葉をたくさん使った。そして、彼女が「しあわせ」という言葉を口にすればするほど、観客も「しあわせ」になっていく感覚があった。
「まったく知らなかった人たちが、こうやって集まって、しあわせな時間を共有できるって、すごいことだと思いませんか?」
そう、今晩の、初東京ワンマン・ライブは、1年後には伝説になっているかもしれない。満員の会場で、そんなコトを考えながら、自由に歌い、ギターを弾く彼女を観てる。それは、本当に、しあわせな時間。
音楽ナタリーに、彼女の長編インタビュー記事が載っています。
「Coming Next Artists」シーズン2 キュレーター対談 第4回 竹内アンナ×mabanua - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
そして、ライブが終わって外に出ると、渋谷区円山町のごちゃまぜ的喧騒が待っていた。キーワードは、ごちゃまぜ? 渋谷って、『ブレードランナー』を彷彿とさせるような、カオスがあって、夢を育む街だと思う。