はんなりした、スパイスの多重奏。「どうだっ、辛いだろう!」的な辛さとは真逆。スパイスはたくさん使っているんだけど、重ねることで味わいが深まるような、謙虚な辛さ。うわぁ、すごい。
◆その日のメニュー◆
・カレーは4種類。大根、豆、じゃがいも、チキン。具沢山で、カレーに具が入っているというよりは、カレー味のおかず的なイメージ。特にとろとろになったチキンが崩れて、砕けたカケラ。味がしみこんでいて、悶絶のおいしさ。
・ココナッツ サンバル、ジャックフルーツ素材など、おかず5種類くらい。和食だったら、きんぴらごぼう?っていう感じの野菜系もあり、スパイシーなんだけど、カラダにやさしいのにゃ。
・パパド〜今まで食べたパパドの中で一番おいしかった。思い出すとウットリするほどのパリパリ感!
・食後には紅茶とデザート2種類付き。
締めて1800円。今日の良き日のランチにいかがでしょう。
四谷三丁目と信濃町の間。どちらからも徒歩10分ほどの住宅地に、突如出現するアーティスティックな建物。
オーナーと思われる上品なおにいさんに「スリランカで食べたカレーより、おいしかった!」って言ったら、ちょいと身を乗り出したような気が。お世辞じゃなくて、心底そう思った。お料理の脇に置いてあるただし書き。筆記体風の英文字体が、これまた上品で、トリップ感あり。また、行かなくちゃ!