皿うどん・ちゃんぽんの名店@渋谷ど真ん中に残る昭和な裏路地

 知る人ぞ知る っていうか、孤独のグルメにも登場した名店。お店の在り処が、けっこうディープ。道玄坂のメインストリートから1本入るだけなんだけど、どこか廃墟感が漂う。

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 とってもひなびた民家の壁にお店の看板がある。市内局番は、3ケタのまま。黄色い電飾は2〜3個しか光っていない。

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 ベニヤ板にとりあえず貼ってあります的なランチメニュー。ここまで飾り気がないのもすごい。

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 お店が入っているのは「新大宗ビル3号館」。社会人になったころ、行った記憶が。「シンタイソウビル」って読むんだけど、「新体操ビル?」って、ひとしきり大笑い。当時からけっこう古びてたような気がする。「クラブ コスタ・デル・ソル」も、時代を感じる。

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 ランチの定食は、チャンポン、皿うどん、木須肉ライスの3本立て、どれも880円。チャンポンにはライス(小)とお新香が付き、皿うどんには加えてスープが付き、硬麺か軟麺かを選ぶ。野生の勘で、皿うどん軟麺に決定。

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  来ました!炭水化物祭り(^^)v 大盛皿うどんをおかずにゴハンをいただく。長崎の地ソース「金蝶ソース」やお酢、引き締まったお味の辛子などをちょいちょいかけて、変化を楽しむ。

 「食事中の読書、食後の読書は固くお断わりします」。壁にはこんな張り紙が。とっとと食べて、食ったら出るのがルールなのね。

 そんなことも含めて、大都会東京で我が道を貫く、昭和な心意気に僭越ながら「あっぱれ!」をあげたくなったのでありました。

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