そして自由を取り戻すために、仲間たちとある計画を立てる。
彼だけがイスラエル兵殺害容疑で捕えられてしまったが、保釈。「なぜ保釈された?スパイになったのでは?」周りは彼に疑いの目を向ける。彼女との関係もギクシャク。そう、彼はイスラエル秘密警察の拷問を受けていたのだ。みんなどこに向かって行くのか。そして、最後に彼が取った行動とは...。
占領され続け、その状況がいつ終わるかもわからない街で生きるということ。
やたら高くて、冷たく鈍くヌメッとそびえ立ち、街を分断する「分離壁」という存在。会いたい人と会うにも、その壁を乗り越えなければいけない日常。
若いコたちが自由に恋愛できないだけでなく、行動も制限され、そこに住むパレスチナ人たちは、大人も子供も老人も窒息しそうな閉塞感の中で、尊厳を奪われて生きているのか。
イスラエル兵殺人容疑で取り調べを受けるオマールと、面会する女性弁護士。「占領」が続く限り、希望はないことを悟りきった表情で話す。その淡々とした口調が、絶望を明らかにする。
息が詰まりそうな、こんな映画をなぜ観るのか?
世界で起こっていること知るために?
劇場で見かけた主演のアダム・バクリのサイン入りポスター。
かわいい字で書かれた "I ♡ JAPAN" のメッセージ。映画の内容と、けっこうな落差(^_−)−☆。
映画では、高校球児みたいな髪型だったアダム・バクリ。あら、カッコいい(^ ^)v。
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