「彼は秘密の女友達」
幼馴染の大親友が亡くなり、悲しみに打ちひしがれるパリジェンヌ、クレール。
こんな感じで始まるこの映画、前半の衝撃は比較的ステレオタイプ。
いま思い出してもじんわり瞼が熱くなってくるのは、後半、ある事件が起こってから。性差だけじゃなくて、人それぞれの個性を尊重するフランスらしい展開。ラストシーンがステキだったなぁ。
ところで、亡き大親友の夫役は、1990年代に「猫が行方不明」や「ガッジョ・ディーロ」で、すっかりトリコになったロマン・デュリス。ひさびさに見た彼は、いい感じのオヤジになっていて、ホッ!!!(男性風貌時)。
「ボヴァリー夫人とパン屋」
フランス映画を愛するすべての人に大オススメ。前半からは想像もできないラストシーンが待ってます。
フランス映画って、めっきり公開が減ったと思ってたけど、甘かったかも。ビシッとチェックしよう!フランス映画の終わり方が好き。「勝手にしやがれ」とかね。