テレアポ 変化球

仕事で電話かけるのが大好き。
プライベートだと遠慮もあるけど、仕事だと心置きなくいろーんなコトを突っこめる。

時には探偵さんのように。

工夫する愉しみ。どう訊けば、どう言えば、気持ちよく話してくれるのか、ああでもない、こうでもないって、考えるのが好き。

電話を切った後、爽快感とまではいかなくても、なるべく先方が気持ちよくいられるように。

最近の若い世代は、会社にかかってきた電話に出たがらない傾向があるとか。誰からの電話かわからないと不安なケータイ世代。

ましてや、いきなり見ず知らずの会社に電話かけるなんて、考えられないらしい。いずれ、テレアポって死語になるかも。

電話のいいところ。
語感、間、温度感、相手の気持ちを想像する「のりしろ」があること。

相手の言うことを聴いて質問して、会話を展開したり、意外な情報をキャッチできること。

ちょっとした確認なら、メールのやり取りより時間が短くて済むこと。

でも、こっちがせっせと情報収集してるつもりでいたら、相手に分析されていたことも。

その人は会社経営。どうやら左ウチワらしく、あちこちからかかってくる電話に出ちゃあ、ちょいちょい喋り、世の中の傾向をリサーチしているよう。フレンドリーで、適度に礼儀正しい。

3分ほど話したとき、「◯◯歳くらいでしょ」と、突然振ってきた。それがもうピッタリ(^^;;

おーっと、いきなりの変化球! 思わず、後逸。

目にも止まらぬ速さで動くネコジャラシ。思わずヒゲの付け根が膨らんじゃったでしゅ(ミッケ)