ライブ 音楽
「有楽町に"コンボ"というジャズ喫茶があった。レコードを入手するのがむずかしい時代。お店でレコードを聴いて、サイフした」 サイフ?財布? 採譜でした。 モノも情報もない、終戦後の音楽シーン。いわゆる焼け野原から立ち上がり、アメリカへ行き、生き抜…
しみじみ、歌が上手だなぁ...と思った。どんな言葉を使って表現しても、的確には表せないんじゃないか?!と思ってしまうほどに。 最初、話量が多めで、もっと歌って〜!とか思ったけど、いざ歌い出すと、1曲1曲をとても大切に歌う。濃密。「歌手」という職…
急遽決まったオープニング・アクトは、ロドリゴ・アマランテ。ノラ・ジョーンズとは"Falling" "I Forgot" で共演しているブラジル人シンガー。 日本語の挨拶、とっても発音がよくて、「おおきに」とか言ったりする。東京会場では、やや失笑か。すると今度は…
演歌なし、和装なし。ジャズ、洋楽、邦楽のカバー曲を歌うとのくだりを読んで、興味を持った。実は彼女とあたしは同い年。オギャー!と泣いたかどうかはわからないが、同じ年に生まれ、同じ生物、同じ「女」という性別なのに、なぜ、こんなに異なってしまっ…
往年のロックファンが人見記念講堂に集まった。1970年代風かつ年配の人たちがそちこちにいて、とても年季が入ってる。会場は満員で、静かな熱気に包まれていた。 「年季が入っている」がキーワード。本番はこれから。 まずCharのバンドが演奏した。 "SHININ'…
降りしきる雨の中「チケット ゆずってください」と書いた紙を持って、じっと立っている男のコ...かと思ったけど、おじさんと呼ばれる年齢かも。 武道館は超満員だった。傾斜が急なスタンド席。急な傾斜はファンの前のめりな気持ちを表しているよう。強くて熱…
(敬称略) 「高木ブー 鼻血ブー」(すいません 現代では不適切な表現かも) は、ドリフ全盛期の小学生にとって必須アイテム。当時はいじられ役だったが、2022年、「伝説のバンドマン」となって、横浜 新都市ホールに降臨した。 まずは1曲、この曲を聞いてみてに…
この日はほぼ満月(正確には満月の2日前)。ま〜るい、おおきな、おおらかでやさしい光で包み込まれて、会場へ。 浜離宮朝日ホールは、初体験。定員552名 コンパクトな大きさ。今回のピアノ弾き語りライブにピッタリなハコ。雰囲気は適度に厳か、音響がすばら…
去年の夏から微修正を繰り返している夏のプレイリスト。天塩にかけまくったので、もし万が一、サーバーの不具合とかで消えたりしたら悲しくてやりきれない。バックアップ代わりに、ブログに載せておくことにしました。 まだまだもれもれ。1曲めはサマータイ…
LINE CUBE SHIBUYAや中野サンプラザでも公演があったのに、川口リリアで観ることにしたのは、2000年代後半、川口に仕事でよく来ていたから。仕事をサボりきれず、結局、行かなかった川口のティップネスにも行ってみたい。 JR川口駅の改札を出たあたりは、長…
自由学園 明日館といえば、池袋。でも目白駅からも歩けることを知った。目白はしばらく行ってないので、行ってみることにした。「TRAD」という商業施設ができていた。って、検索したら、竣工は2014年でした 眼下を走る山手線を見下ろす。こういう行動は、普…
彼の第一声は「こんにちは」だった。「こんばんは」 だったかもしれない。いずれにしても、彼独特の、 ファルセットのような高い声は、どこか脱力感を伴っていて、 復帰できるかどうかとか、 このまま引退しちゃうんじゃないかとか、 心配すべてがそよ風に乗…
彼女のライブを観に行ったのは、(2022年) 3月半ばのこと。最近(6月) は外国人ミュージシャンの来日公演が続々決まり、再びライブが盛り上がってきたが、当時は違った。感覚的に書くと、今年1月はライブほぼ開催されず、2月は中止になるライブと開催されるラ…
旧渋谷公会堂、現在のLINE CUBE SHIBUYA が近づいてくると、まわりの歩行速度が急激に遅くなった。見渡すと年齢層が一気に上がっていた。 すっかりキレイになった旧渋公で「〜歌手生活50周年記念〜 天童よしみコンサート 2022」は行われた。 天童よしみ 公式…
【全体的にネタバレな内容を含んでいます】 シネマカリテでの上映は5/26(木)まで その後 シネマ・ジャック&ベティ、あつぎのえいがかんkikiなどで上映予定 映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』『スージーQ』『ローレル・キャニオ…
一番好きな曲はこれ! アトレーユ - YouTube シューゲイザー的なギター・ロックは、長年カラダにしみこんでいて、これからもずーっと好きであり続けると思う。特にボーカルが女のコで、ボーカルがギターを弾いたりするのがサイコー! ラブサマちゃんは、すべ…
天才の定義のひとつは、「この人がいたから音楽の世界観が変わった」。 「天才は誰?」と訊かれたら、パッと思い浮かぶ人がいるだろう。あたしにとって中村佳穂はそのひとり。 2019年10月、青山の草月ホールで初めて彼女の生演奏を観たとき「あぁ、天才の初…
あの!伝説のライブが映画館で限定公開されることをラジオで聞き、観てきた。 内容はこんな感じ。 ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート : 作品情報 - 映画.com 人生初のIMAX、予告編を見てるだけでスクリーンの大きさと映像の鮮明さ、そして…
下高井戸シネマに『アメイジング・グレイス』を観に行った。下高井戸は高校3年間を過ごした懐かしい場所。数年前、日大がある南側は歩いたので、今日は北側を。 駅は多層構造になったけど、駅前の風景は昭和の頃とあまり変わっていない印象。写真は駅構内2階…
◆アルゼンチンの大御所シンガー Fito Paez 日本で言うと、玉置浩二かソロになった桑田さんか。アルゼンチン、ラテンアメリカあたりでは、そのくらい大きな存在のFito Paez。彼が現役で歌っているうちに、ヨーロッパあたりなら行ってでも観たい!と思っていた…
体育会系。全身全霊、出し惜しみもせず、持っているものすべてを出し切る。駆け引きもなし! 例えば格闘技。相手はいなくても、自らのチカラと表現を武器にして、せめぎ合いながら戦う。かつて存在したことがない強烈な音を作り出すためか?! 聴衆をどんど…
大好きな音楽を、アーティストを、ライブハウスを、J-WAVEが今できる形で応援するプロジェクト始動!「#音楽を止めるな」 : J-WAVE 81.3 FM RADIO WEBSITE ♯音楽を止めるなTシャツ、第二弾が届いた。今回は、ダンスミュージック・クラブカルチャー支援。前回…
ご本人にとっても初有料配信無観客ライブ。ちょいと戸惑い気味のように見える。 「他人の家にズカズカ踏みこんでいるようなもんだから」なんて、謙虚なコトを言ったりする。が、そこは天下の泉谷しげる。生き方そのものがロック、勢いで突っ走りまくる!!!…
高校3年の夏、Keith Richardsの "The Harder They Come" を知った。暑い夏だった。どわーんと響くゆるいリズム、うねうねと地を這うようなベース、ハズれる寸前 後ノリのドラム、乾いたギターの音色、キースの気だるいボーカル...。ジミー・クリフとは全然別…
去年の秋、ラジオで『何なんw』を初めて聞いた。岡山弁で歌う、超ポップで美メロなピアノ曲。うわっ、すごいオリジナリティ!大物の予感。まだ22歳。 『何なんw』https://youtu.be/Nt6ZwuVzOS4 よくよく調べてみたら、もうずいぶん前からYouTubeにカバー曲を…
大阪に FM COCOLOというラジオ局がある。45歳以上がターゲットらしく、懐かしい曲が続々かかる。今どきのヒット曲もかかる。そのバランスがすばらしい。最近、平日のJ-WAVEは情報量多め、音楽少なめなので、昼間の移動が多かったころはよくCOCOLOを聞いてい…
Shibuya eggmanは、初めて。キャパは350人だそう。思いっきりSOLDOUTで、めちゃくちゃ混んでる。すごい熱気だ〜。 Anlyは、1997年 沖縄県伊江島生まれのシンガーソングライター。中学生までは地元で過ごし、インターネットもパソコンもなく、お父さんが好き…
『めざせ!下北沢全域大イベント!!ガーデンフェス2020 泉谷しげる 全力3日間ライブ』と名付けられた、2日めのライブに行った。 ライブが行われたのは2020年2月15日。新型コロナがこんなに大きな騒ぎになるとは、予想されてなかったころ。いま、振り返ると…
TAWINGSというバンドは、ラジオで知った。地味ながらラジオは着実に進化している。それは存続がかかっているから かもしれないけれど、いろ〜んな新しい音楽と出会ったり、すっかり忘れていた昔々の音と再会させてくれたりする、ステキなメディアだと思う。 …
ラジオから彼らの曲が流れたとき「好みだな」って思った。YouTubeで他の曲も聞いてみたら、ちょっと違うような気もしたけど、ライブには行ってみようと思った。2020 WORLD TOUR -JAPAN- 韓流には興味がないまま、現在に至ってるので、韓国のバンドは観たこと…