久々の日大櫻丘(母校)←下高井戸シネマ←偉大なるマルグリット

見逃した映画が名画座で上映されること知り、下高井戸へ。そもそも「名画座」という名前が、すでに死語^_^;

ついでに下高井戸商店街、日大通りをちょいとお散歩、母校日大櫻丘へ。

当時のお店がまだあった!

たい焼きの「たつみや」さん。ビルは建て替えていると思うけど、なつかし〜。食べたかったけど、閉まってた。残念!

そして、いよいよ母校へ。青春の甘酸っぱい日々(^_-)、3年間を過ごした女子校舎があった場所が正門になっていた。
現在、工事進行中。完成したら、昭和生まれの校舎すべてなくなるんだそう。しばし、遠い昔に想いを馳せるの巻。

ところで、今日の目的「名画座」とは、下高井戸シネマこの映画館、高校生当時からあったから、がんばってる〜(経営は変わってるみたいだけど)。

昔は「下高井戸東映」という名前だったような気がして、検索したら出てきました。私鉄沿線、急行も止まらない駅の小さな映画館の物語。


今は、マンションの2階。

駅から映画館に向かう途中で、見かけたネコ。余裕のアクビ=^^=


鑑賞した映画は「偉大なるマルグリット」。

貴族で資産家のマルグリットは、邸宅でサロン音楽会を開き、自身も歌を披露している。しかし、本人だけが知らない大きな「秘密」があった。マダムは大の音痴だったのだ。

かつて実在した「音痴の歌姫」がモチーフになっているとか。本国フランスじゃ100万人を動員したっていうから、ただの音痴物語ではない。欲望やプライド、思想が絡まる上流社会を舞台に、マダムの音楽愛と情熱がほとばしるのだが、それは、音楽への壮大で残酷な片想い...。

そして、彼女を取り巻く人々との人間ドラマ。

愛と情熱の人生劇場!
感動の人生賛歌!
愛と情熱の人生オペラ!

なーんて書いてあると、本能的に惹きつけられちゃうんだにゃ。

主演はカトリーヌ・フロ。「家族の気分」「大統領の料理人」など、数々の出演作ある名優。とびっきり美人っていうわけじゃないけど、シリアスとコミカルを絶妙なさじ加減で融合させて演じる。年を重ねて、ますます魅力的になってきた。


1本の映画をキッカケに、名画座と高校時代へワンデイトリップ(^^)