「彼は秘密の女友達」「ボヴァリー夫人とパン屋」フランス映画2本

「彼は秘密の女友達」
幼馴染の大親友が亡くなり、悲しみに打ちひしがれるパリジェンヌ、クレール。

「生まれたばかりの赤ちゃんと、残された旦那の力になる!」 亡き大親友との約束を守るべく、家を訪れたところ、なんと!大親友の旦那は女装して、赤ちゃんをあやしていた...。

こんな感じで始まるこの映画、前半の衝撃は比較的ステレオタイプ。

いま思い出してもじんわり瞼が熱くなってくるのは、後半、ある事件が起こってから。性差だけじゃなくて、人それぞれの個性を尊重するフランスらしい展開。ラストシーンがステキだったなぁ。

ところで、亡き大親友の夫役は、1990年代に「猫が行方不明」や「ガッジョ・ディーロ」で、すっかりトリコになったロマン・デュリス。ひさびさに見た彼は、いい感じのオヤジになっていて、ホッ!!!(男性風貌時)。



ボヴァリー夫人とパン屋」
舞台はフランス、ノルマンディー地方。長く住んでいたパリを去り、故郷に戻ってパン屋を継いだマルタンの愛読書は「ボヴァリー夫人」。
文学を愛し、時に妄想に耽る彼の目の前に突然現れた、奔放なイギリス人人妻。そんな彼女に惹かれるマルタン、若きアポロン、そして彼女の元彼まで登場し、複雑な五角関係は、思わぬ方向へ転がっていく...。
フランス映画を愛するすべての人に大オススメ。前半からは想像もできないラストシーンが待ってます。

フランス映画って、めっきり公開が減ったと思ってたけど、甘かったかも。ビシッとチェックしよう!フランス映画の終わり方が好き。「勝手にしやがれ」とかね。