寄る年波

ある休日、いつものように波乗りをして、クルマに戻って着替えようとすると、話しかけられた。
「ここの水温って、いつもこのくらいなんですか?」

同年代のとても感じがいい男性。普段は湘南で入っているという。

昔の湘南のコト、ここ数十年のサーフィンの変遷などなど、ひとしきり盛り上がった。

そうこうしているうちに寒くなってきたので、着替えに集中。その間、すでに着替え終わっているはずの彼は、隣りで、待っている(ように見えた)。

着替え完了!

別に期待していたわけじゃないけれど、ま、お茶くらい誘われるかと思った。しかし、着替え終わったあたしに、彼は、この上なく爽やかに言った。

「お疲れ様!気をつけて帰ってね〜!」

こんなことにも、何かと寄る年波をしみじみ感じる今日この頃。

オマケ
寄る年波といえば、話が長くなること。途中、昔話モードでぐるぐるまわってしまい、肝心なポイントにたどり着かない。

例えば現在25歳だったら、YahooがADSLモデムを街中で配っていたことなんて、知らないわ、よく考えてみたら。だってその頃、彼女はまだ小学生だもんね(^^;;

  ハスラー越しに見える海。
  波は海で立つだけじゃ、ない。