【散歩】隅田川の思い出〜大玉花火の口が見えるほどの至近距離で〜

 墨田区をまわっていたころ、隅田川沿いにある会社を訪問した。数字には繋がらなかったけれど、とても丁寧に対応してもらった。

 本当に隅田川のすぐ脇に建つ自社ビル。花火の夜は、クライアントを招待して屋上で、みんなで、楽しむんだそう。目の前に舟が停まり、大玉花火の口が見える至近距離で観る。でも4年に一度は、お客さん抜きで、社員だけが集うんだとか。

 人生が二度あればと、ふと思う。穏やかな社風の会社で、ゆったりと生きていく物静かな自分。今になってみると、いろんな思いが、まわっていく。 
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f:id:megmikke:20190618212035j:image 訪問を終えて、ちょい散歩。首都高 駒形入口から。
f:id:megmikke:20190323221946j:image いったん隅田川に出かかって...。

f:id:megmikke:20190323222020j:image ちょいと戻って、スカイツリー(^^)
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f:id:megmikke:20190323222027j:image 駒形橋。
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f:id:megmikke:20190323222148j:image なんだかセーヌ川みたいだ。妄想。
f:id:megmikke:20190323222152j:image 駒形橋について記述。土地の人々によれば、コマカタは清く発音し、コマガタと濁らないんだそう。江戸っ子風味?!
f:id:megmikke:20190323222135j:image ここまで来たら、アサヒビールのウンチを見ないと、落ち着かないんだにゃ(^_-)。

2019/02/21

【大食い】その名も「レストラン カロリー」学生街の洋食屋

 

f:id:megmikke:20190601232222j:image ひと一人ギリギリ通れる幅の階段(相撲取りはムリか?!) を昇っていくと、まるで電車のように細長い店内。マスターに訊いてみたら、オススメは、やはりと言うべきか「カロリー焼き」だそう。即決。

f:id:megmikke:20190601232225j:image JR東日本 小さな旅 に紹介されている。「40年以上も学生のおなかを満足させてきたお店が、ここ。どのメニューもボリュームたっぷりです。オリジナルのカロリー焼きは、牛肉とオニオンのしょうゆ味・スパゲッティ付きです」と書いてあった。
f:id:megmikke:20190601232233j:image ほどなく「カロリー焼き&クリームコロッケ」(760円)が、運ばれてきた。ご飯お代わりオッケー(^^)。
 お味は、頭のてっぺんから爪先まで、昭和。懐かしい洋食屋さんの味。

f:id:megmikke:20190601232230j:image 店内の写真は撮らなかったけど、味、雰囲気ともどもタイムスリップしそうな空間だった。近くに行ったら、ぜひ!

【ライブ】寺井尚子〜無限に豊潤、人生最高のジャズ・ライブ

 

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 ダイナミック、なおかつ繊細。バイオリンの音色が、縦横無尽に踊る!駆けまわる!

 インストルメンタルっていうと、どこかマニア向けなイメージがあるし、ボーカルが入ってるほうがわかりやすいんだけど、彼女のバイオリンは、歌うし、跳ねるし、とにかく表現力が豊か! この日のライブで聴いた「テイク・ファイブ」は、人生最高バージョン。アンコール前の最後の曲 "THOSE FOOLISH HEART"も、凄みがあった。

 と言いつつも、メランコリックな、いわゆる「泣き」も併せ持っていて、「赤とんぼ」を聴いて、泣いたのは生まれて初めて。

 しかもラテンフレーバー満載!特にアンコールで演奏した「国境の南」は、素晴らしかった!代表曲「スペイン」も、キレッキレで、悶絶。タンゴのリズムじゃない曲でも、切れ味がタンゴみたいに常に小気味よく、バイオリンがメロディを奏でつつ、チャキチャキとリズムを刻むような絶妙さ。

 「このエネルギーをパワーに変えて、明日からも生きて行きたいと思います」。

 MCも、キレッキレ。バイオリンもトークも、極上の歯切れよさ!

 なので、2回めのアンコールも、「受けてたちます」なーんて言ったりする。そう、アンコールも、もったいぶることなんてしない。すぐ出てきて演奏してくれる。こうなってくると、もう、姉御肌というより、男前(^_-)。

 そして、共演陣。

 「だいぶ前に新作のCDをいただいていたけど、聴いたのは、昨日。わたしはじっくり聴きたいタイプなので(まとまった時間が取れてから聴きたかった)。聴いてみたら、あまりのすばらしさに感動。ご本人に電話し、今日の共演が実現した」。

 というエピソードを披露し、登場したのはゲストのサックス奏者、川嶋哲郎。前日、最新アルバム「WATER SONG」を聴いたことで実現した今日の競演。そんなに時間はなかったはず。インプロビゼーションなのか? それにしたってメチャクチャ息が合っている。

 そしてドラムスの荒山 諒。ビックリして飛び上がりそうになるうまさ。未知で異次元のリズム。新しい世代の登場だ〜。絶対注目。

 16:00開演。いくらにゃんでも早いんじゃない?って思ったけど、会場に入って納得。年齢層が高いのね〜。

 なので、あっさりしていた。もっと情熱を込めれば、3回めのアンコールもあったと思うんだけど(^_-)。

 寺井尚子は、何年か前に友達に勧められて知った。ひとのオススメを聴いてみると、世界が拡がると実感するの巻。

<メンバー> 

ピアノ:北島 直樹

ベース:古野 光昭

ドラムス:荒山 諒

パーカッション:松岡 matzz 高廣

ゲスト:川嶋哲郎 

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f:id:megmikke:20190512112808j:image ホールから見えた、日本橋の街。新旧混じりあう風景が大好き。

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f:id:megmikke:20190608191436j:image この日の日本橋は、お祭りだった。

(敬称略)

2019/05/11 日本橋三井ホール

【ライブ】THE JESUS AND MARY CHAIN 熱狂の一夜 @新木場 STUDIO COAST

 
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 開演前のBGMは、なぜかビーチボーイズ^_^。

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 昔、大好きだったバンドを観に行くのは、ちょっと勇気がいる。キレイな思い出はキレイなままのほうがいい。いわゆる初恋の人には会わないほうが、よかったりする系。ま、ある意味、怖いもの見たさだったりするけど(°▽°)

 な〜んてコトを思いつつ開演を待っていると、10分くらい遅れて、ライブは始まった。

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 最初は音の圧が物足りない感じもしたけれど、だんだんノッてきた。ノイジーなギターも全開。

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 観客は当時を知っている同年代がメインだけど、20〜30代前半の若い世代もぽちぽちいる。あたしが20代の頃は親の世代の音楽に熱狂することってなかったから、時代の移り変わりを感じたなぁ。

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 THE JESUS AND MARY CHAIN は、1980年代半ばに彗星の如く登場した、ポストパンク系のバンド。ノイズポップとも呼ばれ、後に「オルタナ」というジャンルを確立したバンドたちに大きな影響を与えた。

The Jesus and Mary Chain- My Little Underground - YouTube

 この曲が入っているアルバム "PSYCHOCANDY" を初めて聞いたときは、ぶっ飛んだ。こういう音って、それまでなかった。ノイジーなギターとポップなメロディ、アンニュイな(死語?) ボーカル・スタイルが三位一体となって、独自の世界観を作り上げる。

 で、ライブの話に戻ると、ボーカルはあまり喋らず、ま、ステレオタイプな見方かもしれないけど、シャイな英国人って印象。それがまたいいんだな。

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 当日券は出ていたけれど、前のほうは、踊るとまわりの人たちに触れるくらいの混み具合。新木場STUDIO COASTのキャパは2400人だそうで、都内のライブハウスでは大きいほう。それをほとんど埋められちゃうんだから、すごい底力。

 1時間くらい演奏したところで、次が最後の曲って言ったときには、倒れそうになった。そうだ!イギリスのバンドは演奏時間が短いのだ。しかも、彼らの初期のライブは20分くらいで終わり、暴動が起こったという伝説もある。

 とはいえ、今は2019年。彼らは大人になり、アンコールはたっぷり、サイドウォーキンも演ってくれて、全体で約1時間半。大満足。

 ボーカルは最初、ちょいとヨボヨボしているような印象があったような気がしたけど、もともとアンニュイなタイプだったから、こんなものか。

 外国人比率、高かった。

 彼らがブレイクした当時、世界中でフォロワーが相次いで登場した。そのひとつが、ロック王国、アルゼンチンのバンド "SODA STEREO"。

Soda Stereo - Primavera 0 (Videoclip) - YouTube

 Jesus...のライブを観ながら、何度も、何度も、SODAのライブを見ているかのような幻想に取り憑かれた。でも、SODAはフロントマンのGUSTAVO CERATI が旅立ってしまい、もうこの世の中でライブは観られない。そう、ライブって、一期一会なんだと、しみじみ思う。ま、人生もだけどね(^_-)

 ライブが終わって、外に出ると、運河の上に浮かぶ、満月。

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f:id:megmikke:20190528010051j:image そして新木場駅前には、レトロな電話ボックス📞。

2019/05/19 @新木場 STUDIO COAST

【美術系】今年も香住ちゃんの個展に行ってきた。越智香住 個展 -ファンタズム-

 恒例の春の個展。香住ちゃんの個展に行くと「今年も春が迎えられて、うれしい😃」なんて、しあわせな感慨がこみあげてくる。竹内まりやの『人生の扉』そのもの。

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f:id:megmikke:20190507002421j:image 香住ちゃんの作品は、ますます、まぁるく、やわらかく、なめらかで、円熟味が出てきた印象。ほとんどの作品に売約済みの印が付いている! 人気急上昇中なのにゃ(^^)v 
f:id:megmikke:20190507002418j:image 画廊の近くのトルコ🇹🇷料理屋さん (Turkish Restaurant GELIK) で、香住ちゃん夫妻と、友達と4人でランチ。みんなと初めて会ったのはスペイン。サラマンカという学園都市で。あれから、長い長い時間が経ったのに、こうして集まれるよろこび。昔話だけじゃなくて、現在進行形なのも、またいいな。かけがえのないひととき。

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f:id:megmikke:20190529054737j:image トルコ料理はふんだんにオリーブオイルを使うせいか、漂う香りでトリップ、なんだかスペインにいるような気分になってきた。

【美術系】トルコ至宝展〜花押とチューリップの美しさに心奪われるの巻

  「オスマン帝国の栄華を今に伝える至宝約170点。」

イスタンブルトプカプ宮殿美術館から待望の来日!」

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友達からご招待券をいただき、行ってきました「トルコ至宝展」。

 今年はトルコ文化年なんだそう。

 会場に入ってすぐ、映像でトプカプ宮殿の成り立ちを学習。昔々、現地に行ったけど、ほとんど何も考えてなかったから、今にして思うと、もったいなかったなぁ。

 きっとすぐまた忘れるので、ウィキペディアから、抜粋。

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 ま、恥を忍んで書いちゃうと、スルタンって、君主のことだったのね。トルコって、ハーレムのイメージが強いから、あちこちにあるハーレムのオーナーを「スルタン」って呼ぶんだと、今の今まで思いこんでいた。勘違いしてるコト、他にもいくらでもあるんだろうなぁ。

 それにしても、むかしは「トプカピ宮殿」って、言ってなかったっけ? で、これもウィキペディアによると、トルコ語の発音は「トプカプ」のほうが近いんだそう。

 あと「イスタンブール」も、トルコ至宝展では「イスタンブル」って表記だった。世の中変わる、価値観変わる、表記も変わるんだにゃ。 

 もう、これでもかっ!ってな感じの、きらびやかな装飾品の数々も素晴らしかったけど、印象的だったのは花押。下の写真の左下。
f:id:megmikke:20190519173140j:image 花押(かおう)も知らなかったんだけど、またしてもウィキでチェックしてみると、署名代わりに使用される記号・符号をいうんだそうだ。これがとにかく緻密で美しい!

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f:id:megmikke:20190529053217j:image そしてもうひとつ印象的だったのは、たくさん登場するチューリップ。トルコはチューリップの原産国なんだそう。たぶん、人生で初めて描いた花、初心者マーク系のお花のイメージが強かったけど、とっても愛らしく、可愛らしく描かれていた。

 知らなかったことを知ったり、キレイなものと出会うって、たのしいにゃ。

2019/04/30 @国立新美術館

 

東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会 都市ボランティア(シティ キャスト) 説明会に参加するの巻

 すでに遠い昔みたいに感じる前代未聞のGW10連休、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会 都市ボランティア(シティ キャスト)の説明会に参加してきた。

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f:id:megmikke:20190507002739j:image 東京都の公式サイトの「都市ボランティアとは」には、こんな説明が書いてある。

『都が募集する「都市ボランティア」には、開催都市・東京の「顔」として、選手をはじめとする大会関係者や国内外からの旅行者・観光客等を「おもてなしの心」を持ってお迎えするとともに、明るく、楽しい雰囲気で案内することで、大会に花を添え、盛り上げの一翼を担う大会メンバーの一員としての活躍が期待されます。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が募集する、競技会場などの大会関係施設における会場内誘導・案内や受付、競技運営サポートなどを行う「大会ボランティア」とは異なります。』(募集はすでに終了)

東京2020大会 都市ボランティア募集について | 東京ボランティアナビ―東京2020大会に向けたボランティアウェブサイト―

 ざっくばらんに言うと、大会ボラのように会場内で活動するのではなく、会場近くや駅などでの道案内や、観光案内をするのがミッション。 というわけで、華がある大会ボラは若手に任せ、比較的地味めな都市ボラに応募した。ボラじゃなくても、歩いているだけで、よく道を訊かれるほうだし、東京の乗り換え案内も得意分野だから、けっこう向いてる気がする。道案内程度なら、英語でもスペイン語でもオッケーだし。

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f:id:megmikke:20190507002837j:image 説明会は所要時間約1時間半。詳しい内容はSNSに載せないように、という話があった。印象的だったのは、アクティビティで5〜6人のグループに分かれ、協力しあって活動するためのゲームをやったとき、外国人が半分だったこと。内訳はインド人、中国人、マレーシア人。静岡在住の人もいて、ボランティア精神を感じた。

 簡単な面談、顔写真撮影、ユニフォームサイズの確認などもあって、本当にオリパラのボランティアをやるんだなぁ、という感慨が湧き上がってきた。楽しみだな。がんばろう。

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f:id:megmikke:20190519014855j:image オマケ:説明会は銀座駅からほど近い「東京スポーツスクエア」で行われた。この地下鉄入口、「銀座駅」の書体がレトロな明朝体で、小津安二郎の映画に出てきそう。まわりの風景は変わっても、昔のまま。このまま変えないでほしいにゃ。

【ライブ ネタバレあり】森高千里〜「この街」TOUR 2019 @ハーモニーホール座間

 f:id:megmikke:20190519024948p:image せっかくの座間なので(駅は相武台前)、ロマンスカーで行くことにした。数々の思い出と旅情に浸りつつ、車内販売でコーヒー買ったりしてると、あっという間に相模大野着。乗り換えて、相武台前駅へ。小田急線にはよく乗ったけど、ここは降りるの、初めてかも。
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f:id:megmikke:20190519024952j:image 15分ほど歩き、座間市役所隣にある「ハーモニーホール座間」に到着。定員1310人。 完売御礼!のポスターあり。

 

◆ここからはネタバレです◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:megmikke:20190519034510j:image 席は、なんと!前から5列め ど真ん中。定規で線を引きたくなるくらい、約10m先の真ん前に森高千里がいる!!!もちろん!今もミニスカート。脚線美も(この表現も昭和?!) 健在。スタイルは1990年代と変わらないように見えた。

 観客は案外、女性も多い。1〜2割? でもやっぱり大多数は当時の男子たち(今、オヤジorジジイ)。汗臭い声で唱和する「ちっさと〜」が、妙に懐かしい。昭和な雰囲気。チェックしてみたら、彼女のデビューは1987年。昭和ラストスパート、バブル真っ盛りの頃だもんね。

 この街ツアー、今日のライブが11本め。そして今日は平成最後のライブ。ツアーは12月まで続くという。「平成最後」のくだりで、会場は大いに盛り上がった。

 衣装替えはステージ上で。期待通り、キラッキラな衣装に次々着替えていく。

  トークは、本音の嵐。

「いろいろと思うことがある方もいらっしゃると思いますが、あと数年ガマン?してください。50歳です」。

 手のひらをステージに向けて、同じ方向に動かすよう観客に指示しておきながら、いざみんなでやってみると「手がいっぱいあり過ぎて、気持ち悪い。あっ、ごめんなさい、今のは失言」とか。

 2日間で、シングル45曲をリリース順に歌う、「ザ・シングルス・ツアー」をやった時は、かなり疲れた、とかしみじみ語ったりして。

 ステージが近いから、表情がよーくわかる。イケイケだった20代の曲を歌うことに、どこか照れているようにも見える。

 今日、座間に来てよかった。東京公演までには、こなれちゃうかも。いい席も取れたし。

 ちゃんとご当地ネタを調べてきて、MCでしっかり紹介する。座間神社、名物の大凧、おいしいお店などなど。ご本人いわく「盛り上がらなかった」って言ってたけど(^_-)。どうだろう、もっと地方ならもっとウケたのかもしれないけど、座間っていう立地がビミョ〜なのかも。

 アンコールでは、膝までのロングブーツを履いて、大登場!ライブがすべて終わると、コアなファンが会場のみんなに呼びかけた。「三本締めで締めましょう」。すると(あたしも含め) 自発的な三本締めが、響き渡った。けっこういろんなライブ行ったけど、三本締めは初めてかも。

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 会場を出て、エントランス・ホールで見上げると、さっきMCで話に出た大凧が飾られていた。座間の大凧揚げは200年以上も続く伝統文化なんだそう。現在の大きさは13m四方だとか。巨大だ...。大凧の歴史 | 座間市ホームページ

 というわけで、絶頂期に見そびれた「ザ・森高」のライブ。あれから20年以上経って、堪能できた。こんな感じで、人生何度でも楽しめるって教えてもらった気がする。

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f:id:megmikke:20190519025028j:image 外に出ると、座間神社の看板も。

2019/04/29 @ハーモニーホール座間f:id:megmikke:20190519025040j:image
f:id:megmikke:20190519025037j:image オマケ:せっかく相武台前駅に来たので、カレー屋さんに寄ってみた。

【ライブ】MISIA平成武道館〜平成最後に武道館で歌ったのは、彼女だった!

 あれだけ使われまくった「平成最後」というフレーズが、なんだかミョ〜に懐かしく感じる今日この頃。

 MISIAのライブを観に行ったのは、4月27日の土曜日。前代未聞の10連休初日。ホント、すでにずいぶん前のコトみたいな気がする。平成に起きたコトは、それが元年であろうと、先月であろうと、一気にまとめて大過去に括られたような、不思議な感覚。

 それはさておき、ライブの正式タイトルは「MISIA 平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON」。

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 MISIAがデビューしてすぐ、(たぶん) 赤坂Blitzでライブを観に行った記憶がある。そのとき、歴史的瞬間に立ち会ったと感じた。近くにいた女のコは、感動のあまり泣いていた。新人歌手とは思えない、すっごい歌唱力と表現力。器が大きくて、きっと大物になるだろう、という予感がした。

 あれから20年。歌がどんなに上手でも、表現力がどんなに豊かでも、消えていくシンガーは山ほどいるのに、彼女は大物中の大物になった。再びライブを観たい!と思ったのは、去年の年末、レコード大賞と紅白で、あまりにも感動的な彼女の歌を聴いたから。歌のうまさに磨きがかかりまくってる!ハズれても、ハズれても、粘り強く申し込んで、やった入手した最後列の席。

f:id:megmikke:20190519021550j:image 前代未聞だったのは、お手洗いに並んでたら、開演時間に間に合わなかったこと。いくら武道館が古くて、お手洗いの数が少なくても、他の会場も含め、今まで開演時間に間に合わなかったことはない(キッパリ)。

 スッキリして会場に入ると、モニターに彼女の歌が流れていた。ライブはまだ始まってなかったのか? よくわからないけど、その後もモニターは度々登場した。ビートルズ以来、武道館で公演を行ったアーティストたちの写真が写し出されもした。

 彼女の歌はもちろん素晴らしかった。モニターが登場するのでインターバルが多く、衣装替えも頻繁で、楽しめる。でも連続性がない。ライブって、歌い続けるからこそ、気分が高まるんだなって、今更ながら気づく。曲数は多いし、「つつみ込むように…」も歌ってくれたけど、なーんか不完全燃焼。

 

 ちなみに、お手洗いに並んでいる間、ふと外に目をやると、駐車場の向こうにお手洗いが見えた。今度は、入場する前に、済ませておこうっと(^_-)。

前代未聞の10連休は プチ・サーフ・トリップ in 千葉

 湘南ばっかり行っていた。とにかく近いのが魅力。湘南は雰囲気も景色もステキで、お洒落の遺伝子が脈々と受け継がれているような気がする。

 しかし...波がない。膝程度の小波に大勢で群がる一員になってみると、思わず苦笑い🤣。

 さあ、GW!行くぞ!房総。せっかくのプチ・サーフ・トリップなので、今まで入ったことがない、未知のポイントで波乗りすることにした。

 アクアラインが大渋滞。京葉道路経由で、里山や、田植えしたばかりの田んぼの風景にほっこりしつつ、約4時間かかって、南房総に到着。けっこういい時間になっていたので、通りがかった駐車場にクルマを停めた。花かごポイント。

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f:id:megmikke:20190506192524j:image 駐車場の真ん中に藁葺きのあずまやがある。何か、由緒がありそう。
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f:id:megmikke:20190506185754j:image 一見、地味なビーチ。波はクセがあって、乗りにくかったけど、エクスタシーは突然やってきた。面ツルで、起伏がある、レフトのいい波。最近、満足の目盛りが下がったので、こんなもんでいいかと思ってたら、今度はレギュラーでエクスタシーが!滑っても滑っても、いつまでもツルツル。適度にパワーがあって、適度に速い。あぁ、スッキリ!しかもウグイスのさえずりを聞きながら、波乗りできるなんて、至福。
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f:id:megmikke:20190506193147j:image 次の目的地は「なぎさドライブイン」。レトロな雰囲気で、クジラ料理を食べさせてくれるそう。しかし、本日休業の札がかかっていた。残念!

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f:id:megmikke:20190506193144j:image 夕焼けを見ながら、しばし黄昏れるの巻。
 今日の宿泊予定は、一宮の「太陽の里」。とりあえず、一宮方向にクルマを走らせていたら、お魚料理の看板が!

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f:id:megmikke:20190506193911j:image ちょっと躊躇したけど、勇気を出して、引き戸を開けると、フレンドリーなお母さんと、ご家族?ご親戚?ご近所の人々?が迎えてくれた。

「ここはクジラがとれる町だから」と、お母さんはクジラ料理を勧めてくれる。竜田揚げ、南蛮漬け、お刺身、いろいろ種類があったけど、せっかくなのでクジラカツにした。お刺身とセットになっていて、アジか、ウルメイワシを選べる。

「ウルメもおいしいわよ」とお母さんが言うので、ウルメイワシにしてみた。

「給食でクジラの竜田揚げを食べていた世代なんですよね」

「あれはマッコウクジラ。油のためにとっていたから、肉は固かったはず。これは槌クジラ(ツチクジラ)なので、全然違うよ。柔らかいでしょ」と、隣の席に座ってた漁師さん風の人が語る。

「ものすごく柔らかいですよね」と、あたしは答える。もちろん、くさみもなく、言われなかったら、何を食べているかわからないくらいの新食感なのだ。

「クジラは高タンパク、低カロリー。(お皿に載っているカツをチラッと見て) ま、いろんな食べ方があるから、パワーを付ける食べ方もあるしな。ハッハッハ!」。

 複数の人に「どこから来たのか?」と複数回訊かれ、方言講座も繰り広げられた。プチ・サーフ・トリップとはいえ、旅情をヒシヒシ感じる。

 いろいろな考え方があると思うけれど、強く感じたのは、クジラへの愛と誇り。じゃ、なんで食べるのか?って話にもなるだろうけど、昔々からクジラ漁を行ってきた土地だからこそ、クジラに対する深い思い入れがあるのではないか、と思う。カンタンには書けないような。

「宿はどうするんだ?」と訊かれ、「太陽の里に泊まる」と言ったら全員ビックリ!「1時間半はかかる」「いや、2時間はかかるんじゃないか?」と、けんけんがくがく状態。

 房総半島を一括りにしてたけど、Google Mapで調べたら、和田町から太陽の里までクルマで71km。ちなみに九段下駅から横須賀駅までが同じくクルマで68km。和田町から太陽の里は、延々、下道を走るので、確かに遠い。

 そういえば、一宮の話になったとき、「あそこはオリンピックで盛り上がってるからね〜」と、他人事のような反応だったっけ。そう、一言で房総半島と言っても、広いのにゃ。

 そうそう、お店の名前は「さかな」です。近くに行ったら、ぜひぜひ!

関連リンク

くじらのお話 | 南房総市朝夷商工会

南房総の歴史 水産業史

f:id:megmikke:20190506194201j:image そんなわけで、太陽の里に到着し、温泉に入ったら、バタンキュー(^_-) 朝も温泉にしっかり入った。ここのお湯はカラダに合う気がする。気のせいか、お肌スベスベ(^^)v 
f:id:megmikke:20190506194216j:image 次の目的地「Hotel 一宮シーサイドオーツカ」の朝食バイキング(税込1620円)は、一度試してみたかった!和洋取り揃え、お料理が並んでいる。どれもこれも、なんでもかんでもふつうにおいしい。

f:id:megmikke:20190506194208j:image というわけで、バイキングを満喫し過ぎて、浜辺の駐車場で再度睡眠。起きてみると、あらら、すっごいオンショア。せっかくなので入ってみたけど、風が強過ぎて、グッチャグチャ。波の質はよくないけど、乗っちゃえば、かなりのスピードが味わえた。

 1泊でも、旅気分は味わえるんだなぁ。