桜2019〜今さらだけど圧巻だった千鳥ヶ淵の夜桜 + 錦糸公園 新宿 北青山 青山霊園 高円寺 中野 水道橋 恵比寿 淡路町 近所

 昔は「桜も季節がやって来た!」。最近はちょっと謙虚になって「桜の季節を迎えた」って感じかにゃ。また桜を見られることに感謝して。

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f:id:megmikke:20190406172239j:image まずは早咲きの桜から。3月5日@錦糸公園

f:id:megmikke:20190406173014j:image 3月25日。いよいよ本格的な桜の季節の始まり。たまたま、またまた錦糸公園

f:id:megmikke:20190406221945j:image 新宿御苑近く。

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f:id:megmikke:20190406174145j:image 北青山 ブラジル大使館近く。この日(3/27) 東京では満開宣言があったけど、このあたりでは5分咲きといったところ。f:id:megmikke:20190406175225j:image
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f:id:megmikke:20190406175311j:image 同じ日の青山霊園。まだまだ満開には程遠い。でもそちこちに、春の息吹が。

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f:id:megmikke:20190406180013j:image JR高円寺駅南口から徒歩数分。倒壊しつつある木造家屋の桜。毎年「もうなくなっているかも」と思いつつ向かう。今年も健気に咲いていました。

f:id:megmikke:20190406182059j:image 中野の住宅街。勝手に「マイ桜」と呼ばせてもらってます。f:id:megmikke:20190406231501j:image
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f:id:megmikke:20190406231553j:image 今年、初めて出会った大穴場は、水道橋からホテル・メトロポリタン・エドモント方向に歩いていくと、川沿いに咲いている桜。ベンチは置いてあるけれど、人は少なく、ゆったりした気分で桜を堪能。

f:id:megmikke:20190406183520j:image 恵比寿駅近く。渋谷橋交差点の歩道橋の上から。

f:id:megmikke:20190406185913j:image 今年のハイライトは、九段下から武道館方面に歩いていった、お堀沿いの夜桜。長く生きていると、昔見たんだか、見てないんだか、だんだんわからなくなってくるけど、立体感があって、息を呑む、さすがのキレイさ。この風景が目の前に拡がると「うぉーーーっ!」と、声を上げずにはいられない。このキレイさを写真に残すのは、むずかしかったけど、雰囲気だけ味わってみてにゃ。
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f:id:megmikke:20190406190302j:image お堀、桜、東京タワーがまとめて撮れる撮影スポットの待ち時間は、にゃんと!1時間半。通りすがり、瞬間、撮影。ブレちゃってるけど。
f:id:megmikke:20190406190243j:image このあたりから、千鳥ヶ淵
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f:id:megmikke:20190406192231j:image ひさしぶりに淡路町に行ったら、WATERRASという高層ビルができていた。検索してみたら、2013年4月開業。どんだけひさしぶりなんだか(°▽°)
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f:id:megmikke:20190406193059j:image 近所のお気に入り桜たち。写真より実物はずっとキレイ。静かに、気高く、奢ることもなく、咲いている。食べることもなく、光合成と水だけで、こんなにキレイな花を咲かせるなんて、心から尊敬。

【散歩】「花月園前」という駅名がなくなると聞いて 行ってみた。そして国道駅の超レトロ!

 戦前、横浜の鶴見には「鶴見花月園」という東洋一を謳った遊園地があった。「西の宝塚、東の花月園」とも称され、「花月園少女歌劇団」が結成されたという。文化人にも愛され、谷崎潤一郎の「痴人の愛」には花月園とされるダンスホールが登場する。また、横浜出身の美空ひばりがデビュー前、歌を習いに来ていたとの逸話も残っているそうだ。戦後、閉園になった後は、花月園競輪場となったが、2010年にこちらも閉場となった。

 という新聞記事を目にして、ロマンをかきたてられた。結構長く生きてきたけれど「花月園遊園地」なんて、聞いたこともなかった。最盛期は大正時代後半だったというから、いわゆるモボ・モガがたくさんいたんだろうとか、いろいろ想像した。

 ちょうどそんな頃、京浜急行の「花月園前駅」という駅名がなくなる...いう話を聞いた。「花月園前駅」は「花月総持寺駅」になるという。

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というわけで、行ってみた。

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f:id:megmikke:20190211001330j:image 花月園前駅のお手洗い。ピンクのタイルがレトロ。昔、泊まった香港の重慶大厦を思い出した。
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f:id:megmikke:20190211001326j:image 駅の北側に、こんもり高い「お山」があったが、工事中。立ち入りはできない。将来的にはマンションと公園になるらしい。もはや、昔の面影はカケラも残っていなかった。
f:id:megmikke:20190211001321j:image 京浜東北線東海道線京浜急行など、たくさんの電車が走る線路をまたぐ長〜い踏切。旅情。
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f:id:megmikke:20190211001556j:image これで帰るのもつまらないので、踏切を渡り、ちょっと歩くと現れたのが、JR国道駅

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f:id:megmikke:20190211001624j:image そこはまるで映画のセットのような昭和ワールド。しばし、タイムスリップ。

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f:id:megmikke:20190211152029j:image 帰りは国道駅からJRの電車に乗った。ホームに立つと、現在に戻ってきた感に満たされて、ほっとした。

 ネットで検索すると、国道駅第二次世界大戦前に造られ、戦時中、米軍の機銃掃射を受けた。その弾痕が今でも残っているらしい。

 ん? 国道駅、10年ちょっと前に、来たことがあったような、なかったような...(^_-)

 

参考:日本経済新聞花月園横浜市鶴見区) 東洋一の遊園地、夢の跡」

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO39673580V00C19A1CC0000?s=1

 

樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展

 別世界へと旅立って、早半年。渋谷西武で、樹木希林さんの展覧会が開かれている。奇しくも、内田裕也さんが旅立った2日後が、初日。何か、強い運命の力で、惹きあっているのだろうか...と、思ってしまう。

 会場は、写真撮り放題。備忘録としてブログに載せることにしました。でも、もし時間が許せば、ぜひ会場へ足を運んでみてにゃ。とてもリアルな希林さんワールドが待っているから。

 たぶん、彼女は上空から俯瞰で見ていて「まぁ、来れればいいけど、来れなくても感じとれればいいんじゃないの。だから、写真OKにしたのよ」なんて、言ってる気がする。

 ブログの写真にキャプションは付けないことにした。その時々、見て、読んで、イメージをひろげればいいと思うから。それにしても、希林さんと裕也さんのツーショットは、カッコよすぎる。

 4/7(日)まで。開館時間などは、下記リンク オフィシャルサイトで。

樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展 |西武渋谷店|西武・そごう

 

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BRAZILIAN MUSICALITY FROM BOSSA NOVA A Retrospective「ボサノヴァから探るブラジルの音楽性」展

 J-WAVEの超長寿ブラジル音楽番組 "SAUDE SAUDADE" で紹介されていたブラジル音楽展。昔々のブラジル産クラシック音楽から、サンバ、ボサノバ、その他もろもろ、ごく最近のものまで、幅広く多様なブラジル音楽が展示されています。

 QRコードが貼られているので、読み取ればYouTubeで音楽が聞けて、映像が見られちゃうっていうのが、すごい!おもしろい!いまどき。

 ブラジル大使館、建物もアーティスティックで、さすが!ブラジル。

 4/12(金) まで。平日のみの開催。外から見て、特にポスターが貼ってあったりはしないけど、入口のスタッフに「音楽展を見に来ました」と伝えると、入れてくれます。

【追記】大好評につき、5/17(金)まで期間延長となりました!

 音楽展紹介ブログ 81.3 FM J-WAVE : SAUDE! SAUDADE... blog

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f:id:megmikke:20190330002101j:image ブラジル大使館、カッコいい!1981年に完成したんだそう。

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f:id:megmikke:20190330004942j:image どちらの椅子も、見た目よりはるかに座り心地がいい。思わず、睡魔が(^_-)。

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f:id:megmikke:20190330010807j:image 近くには桜🌸が。満開ちょっと手前。

 

 

 

 

 

 

 

【ライブ】ユーミンは生き神様、教祖様。ありがたく拝ませてもらいました。

f:id:megmikke:20190318005103j:image 「Ghana presents 松任谷由実 TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」と銘打ったツアー。1曲めは、まさかの「ベルベット・イースター」。デビューアルバム「ひこうき雲」(1973年発売)に収録されていた曲。ユーミンは当時、19歳だったんだよね。改めてすごい才能に感心するの巻。

 中央に大きな円形ステージがあり、まわりをバンド・メンバーが囲む。ステージはせり上がる仕組みなので、立体感が強烈。尻尾の動きとかリアルで、本物かと見間違えるほど精巧な象ロボットが登場したり、中東風の建物や恐竜が影絵のように描き出されたり。ダイナミックなだけじゃなく、緻密なんだわ。

 最近、よく武道館でライブを観るんだけど、ユーミンのステージは圧倒的にお金がかかっているし、創りこまれている。ネットでチェックしてみたら、ステージ、8種類の衣装などツアー費用は30億円にのぼるとか。衣装は燕尾服、シルクハット、バブリーなボディコン、大パンタロンなどなど。

 観客にはフラッシュ・ライトが配られた。武道館の観客席が一面、光の海になる。青いラベンダー畑にもなる。極めて天井に近い席だったので、俯瞰状態で会場を見渡せた。ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」では、照明がたんぽぽの色とカタチになる。もう、それがキレイでキレイで、身もだえしそう。超一流のショーだなぁ。

f:id:megmikke:20190318014447j:image ユーミンからのメッセージ。ぜひ、拡大して読んでみてにゃ。

 昨年(2018年) デビュー45周年を迎えたそう。つくった歌は600曲にものぼるという。そして、集大成となるベストアルバムをリリースした。純白のワンピースを着た、彼女は言う。「初めてご覧になる方は、こういうツアーをしてきた、ということを知ってほしい」。

 涙腺が崩壊したのは中盤「セシルの週末」のイントロで。「COBALT HOUR」が聴けたのもうれしかった。中学生のころ、この曲を聴きながら、未来を夢見た。「夕涼み」なんて、地味めな曲も聴けたし、「かんらん車」も。

 そういえば昔、何かのインタビューで、「かんらん車」のモチーフは多摩川園だとユーミンが言っていたっけ。Wikiを見てみたら、多摩川園が閉園したのは1979年だそう。40年も経つのか...と、感無量。

 曲間はダンサーたちが踊り、マネキンのような人間が大量に出てきたり、無数の光の星屑がキラキラ煌めいたり、空中ブランコも登場。

 曲のラストでポーズを取ってバチっとキメたユーミン、カッコよかったなぁ。やっぱりユーミンは女王様であり、ユーミン教の教祖様なのだ。なのにMCとか、立ち振る舞いが謙虚なんだよね。あぁ、すごい。

荒井由実松任谷由実は同一人物って、みなさん、知ってますか?」と笑いをとり、「こんな(集大成的な)ステージ構成にしてしまうと、松任谷由実、引退か?なんて言われそうだけど、わたしはまだまだ引退なんてしません」とキッパリ断言。

 アンコール3回、全28曲、3時間弱の大ステージ。1回めのアンコールで「カンナ8号線」のイントロが流れ「Destiny」へと繋がったときは、もう大興奮。

 とにかく600曲あるわけだから、あの曲が聞きたかった!なんて言っても、キリがない。どの曲を歌おうと、歌わなくても、どうでもよくなってくる。ユーミンと同じ場所に居られただけで、しあわせ。そして、当時はそんなに印象に残らなかった曲が、今になって、スルメのように、心とカラダのすみずみにまでしみてきて、再発見できたこともうれしい。時代は移り変わっても、ユーミンの音楽は不滅。

 せっかく文明が進化したので、ネットでセットリストを検索、Amazon Music Unlimited で、同じ曲順でプレイリストを作ってみたら、またまたスルメ状態で、あのライブが蘇るんだにゃ。

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f:id:megmikke:20190321160734p:image (敬称略) @日本武道館 2019/03/09

 

【ライブネタバレ】森山直太朗〜彼独自の世界観に満ちたMCに魅せられて

f:id:megmikke:20190321171827j:image まだツアーは続いています。ネタバレバレなので、これから観に行く予定の方々は、読まないことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 「森山直太朗 コンサートツアー 2018〜19 人間の森」と題されたライブ、ステージ上には、巨大な木が置かれていて、開演前、ほの明るい中、バンドが静かに旋律を奏でているのが、新鮮。バンド構成は、キーボード兼パーカッション、ベース、ギター兼バンジョー、ドラム兼パーカッション、バイオリン、チェロ、アコーディオン、計7人。

 そして、直太朗は照明を落とさないまま登場し、1曲めは「夏の終わり」。今の季節(冬)に、この曲から始めるあたりが、彼らしい(^_-)。

 実は彼の音楽がものすご〜く好きかというと、そういうわけでもなく、ラジオで耳にした、彼のトークがイマジネーションに溢れ過ぎていて、こりゃ、生で聞かなくちゃ、と思った次第。開始早々、期待通りの展開。

「今日が最後のつもり。明日はクールダウンみたいなもの」。中野サンプラザ2daysの1日め。2日めは何て言ったのか、想像して、むふふ。

 「ガッツと愛嬌」「着の身着のまま」「深層心理の奥にある無意識がカタチになった瞬間」「優雅で有意義な休憩時間をお過ごしください」。直太朗節は、続々出てくる。

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f:id:megmikke:20190321171833j:image そう、今回のライブは二部構成。後半はぐっとアクティブ。

「ヘンにリズミカルな曲ができちゃった」と言いつつ歌った新曲は「すぐそこにnew days」。

 去年8月発売されたアルバムは「822」パニーニ)。ステージには「パニーニ・ランプ」なる装置が設置されていて、点灯している時は、このアルバムの収録曲が演奏されている仕組み。

「822を聞いていない、あるいは822が発売されたことすら知らない人は、手を挙げてください」と、直太朗が求める。会場は、多少、ゾワゾワっとした雰囲気に包まれる。そう、彼のメジャーデビューは2002年。

 昔、ジュリーはブロードウェイの上のマンションに住んでいた、なんて話を交えつつ、アンコール前のラスト曲「群青」へ。

 「ちょっと出てくるのが早かったかな。喝采の中、迎えられるかと思ったら、案外、座っている人が多くて、カクッ!」。再登場すると、そんなトークが。「カラダいっぱいにアンコールを受けて、歌を歌いたいと思います」と続け、「さくら(独唱)」を、絶唱

 満喫したにゃ、彼のライブ(^^)。

f:id:megmikke:20190321171843j:image 「中野サンプラザで歌うのは、これで最後」と、直太朗もライブ中、何度か言っていた。中野のシンボル、いよいよ建て替えか〜。

(敬称略) @中野サンプラザ 2019/02/22

あれから8年。3月11日。

 f:id:megmikke:20190310232824j:image 渋谷のスクランブル交差点。大船渡市で観測された津波の高さが掲示されている。こんなに高かったんだ...。どんなにこわかっただろう。
f:id:megmikke:20190311005005j:image 想像したら、涙が溢れた。
f:id:megmikke:20190310232829j:image スクランブル交差点では、たくさんの外国人観光客が写真や動画を撮っていた。いつもの風景。
f:id:megmikke:20190310232819j:image これから何かできるか、わからないけれど、ひとつだけ、絶対できるのは決して忘れないこと。 
f:id:megmikke:20190310232913j:image 先週、錦糸公園を通りがかったら、早咲きの桜に遭遇。暖かい日で、人々の表情も、心なしか柔らかい。
f:id:megmikke:20190310232917j:image 桜はゴハンを食べるわけでもなく、寒くても文句も言わず、水と光合成で見事な花を咲かせる。
f:id:megmikke:20190310232925j:image 今年も春が近づいてきた。平和な日々が続きますように。

 

 

 

【昭和な風景】東武鉄道 亀戸線 亀戸駅から小村井へ

 最近は墨田区に行くことが多い。東京の電車は乗り尽くした!と、知ったかぶっていたあたしの目の前に現れたのは、亀戸と曳舟を結ぶ東武鉄道 亀戸線。亀戸→亀戸水神東あずま→小村井→曳舟の順に停車。

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f:id:megmikke:20190225012223j:image 東武亀戸線亀戸駅は、手作り感満載!「ぎゃらりー かめいど」の絵には、横断旗をくわえたネコが踏切が開くのを待っている風景が描かれている。墨田区ってネコがたくさんいそうなイメージだけど、最近、外を歩いているネコを見かけることがめっきり減った。去年よく行った足立区でもあんまりネコに会わなかったなぁ。いても、外出する飼いねこって感じ。のんびりと日向ぼっこするネコ...そんな風景は過去になりつつあるのかも。
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f:id:megmikke:20190217234142j:image 電車はかわいい2両編成。

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f:id:megmikke:20190217234231j:image 小村井という駅の名前も知らなかった。正しく読むことすらできなかった。コムライではなく、オムライと読む。で、通りがかったのが「大衆ステーキ ビリー・ザ・キッド 墨田本店」。もう行くしかないでしょ!と、当然思ったが、ランチやってないのね。「大衆ステーキ」のキャッチにそそられた。食べてみなくちゃ。
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f:id:megmikke:20190225012301j:image 去年よく行った足立区💕と似た風景。東武大師線を思い出した。ローカルでアットホームな雰囲気。大好き(^^)

 

 

【昭和な風景】千倉漁業協同組合信用部 またまたレトロな建物に遭遇!そしてシェイクスピアの世界へ

 千倉(千葉県)へ波乗りに行ったときのこと。せっかく来たので、町をちょっとドライブしていたら、またまたレトロな建物に遭遇!

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f:id:megmikke:20190304103821j:image よくよく見ると、消えかかった筆文字で「千倉漁業協同組合信用部」と書いてあった。

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f:id:megmikke:20190128001447j:image この建物を見ていたら、北海道の海辺とか、世界最南端の町ウシュアイアを思い出した。なーんとなく最果て感がある建物。保存してくれたら、いいなぁ。
f:id:megmikke:20190128001454j:image 次に「道の駅ローズマリー公園」へ。
f:id:megmikke:20190128001451j:image いきなりイギリス!
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f:id:megmikke:20190128001803j:image 突然のことでビックリしていたら、ここは「丸山町シェイクスピアカントリーパーク」という施設だそうだ。
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f:id:megmikke:20190128002505j:image 昔々、シェイクスピアの故郷、ストラトフォード・アポン・エイヴォンを訪れ、本家の「シェイクスピアの生家」にも行った。予備知識なしで、突然目の前に広がったイギリス的風景は、千葉にいることを忘れるほど。ま、期待してわざわざ行ったら、印象は違うかもしれないけど、緻密に作ってあって、ステキな空間だった。
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亀戸に行ったら大オススメの定食ランチ 出会う喜び

 7〜8年前のこと。旅行サイトを運営している人が言っていた。「例えば、読者は香港で一番おいしいお店はどこですか?と、平気で質問してくる。一番おいしいのはその人の味覚にもよるし、そもそも一番なんてあるんだろうか。若い人たちは【ハズしたくない】という意識が強いのでは?」

 とっても印象に残った。

 おいしければ、おいしいほうがいい。評判が高いお店にもたくさん行き、おいしいものもたくさん食べたけど、検索しておいしいお店に行くことに、ちょっと飽きた。おいしいと評判のお店がおいしいのは当たり前。人生、いいとこ取りじゃ終わらない。当たって、ハズレて、学んで、たくましくなり、生きていく。

 なので、時々、昔に戻ってみる。駅を出たら、まわりを見回す。どのあたりによさそうなお店があるか、鼻をクンクンする。フラッと歩いてみる。そんなアナログなひと時は、懐かしくて、ちょいとトキメク。

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f:id:megmikke:20190227124204j:image そのお店は亀戸駅の南側、線路に沿って続く昭和な飲み屋街にあった。キレイな建物だけど、中がまったく見えないので、入るのにちょいと勇気がいる。お店の名前も見当たらない。恐る恐るドアを開けると、いきなりママが言う。

「肉じゃがは終わったよ。さば味噌煮、しゃけ西京焼、さんま開き」。選択を迫られる。ママは気っ風がよく、竹を割ったようなイメージ。さば味噌煮を選択。「サンキュー!」を多用するのもかわいい。バリバリの東北弁。

 お味噌汁、大量のご飯、たっぷりお漬物、出汁の効いた小鉢、メインのサバ味噌煮で、にゃんと!破格の600円。おふくろの味。絶品。

 2回めに行ったときは「おねえちゃん(メニューは)決まった?」「おねえちゃん、お待たせ」と、ひさびさ「おねえちゃん」と(2回も)呼ばれて、大感動の巻。

 お店の名前を訊こうかと思ったけど、サバサバ働くママを見ていると、名前なんてどうでもいいような気になってきた。亀戸駅改札出て、徒歩2〜3分なので、お近くに行ったら、ぜひぜひ:)

f:id:megmikke:20190227192827j:image 近くには、ちょいと色っぽい感じの建物もある。