【映画】イタリア映画祭2018「フォルトゥナータ」〜ネタバレあり

 夫の暴力で結婚生活は破綻。フォルトゥナータは闇で訪問美容の仕事をしながら、一人娘のバルバラ(8歳)を育てている。自分の美容室をオープンする夢を実現するため、寝る間も惜しんで奮闘しているが、留守がちな母に不満を持つ娘は反抗的で、精神的にも不安定。離婚調停中のDV夫が深夜に押しかけてきたりして、綱渡りのような生活を送っている。

 幼馴染のチカーノは、刺青彫り師。ドラッグに手を染めつつも、認知症で元舞台女優の母親を介護しながら、バルバラの面倒も見てくれる心優しい人。

 ある時、娘のカウンセリングを勧められ、渋々応じたフォルトゥナータだったが、担当の精神科医にほのかな好意を持ってしまう。そんな彼女を待ち受けていたのは...。

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 フォルトゥナータは、ラテン系の激しいキャラ、自己主張もキッチリするタイプ。昔見てたコロンビアのテレノベラ(大長編TVドラマ)に出てた女優さんを思い出した。

 ストレートに叫んだり怒ったり、感情剥き出しのフォルトゥナータを見てると、なぜか落ち着く。

 愛に生きるイタリア人だから?! 大声で怒鳴りあっているうちに、人目も気にせず、精神科医ときつ〜く抱擁しあったり、仕事のフリをして、娘をチカーノに預け、精神科医と旅行に出かけたり。フォルトゥナータは、隙だらけ。でも表裏がなく、人間らしさに溢れていて、惹かれるんだよなぁ。

 90年代前半のヒット曲、The Cure "Friday I'm In Love" が効果的に使われていて、キュンとなったりもした。

 ふと思い立って前日セブンイレブンでチケット購入。会場を間違えて六本木に行ってしまい、紆余曲折の果て、本篇開始10秒前に会場入り。魅力的な映画に出会えてよかった。一般公開されたら、ぜひ観てみてにゃ。ちなみにヒロインの名前「フォルトゥナータ」は、幸運の意味。

2018/05/03 @有楽町朝日ホール

【ここからネタバレ】読むときは、スクロールしてね:)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チカーノの母の認知症はどんどん進行し、元女優の母は、彼をマネージャーだと勘違いするようになった。苦悩の果てに、彼は母を殺してしまう。

 フォルトゥナータにも、幼少期に暗い過去が。父と一緒に海に行ったとき、溺死する父を助けようともせず、黙って、ただ見ていたのだ。

 そして、精神科医にも家族を捨て、行方不明になった父がいた。

 ラストシーンは、チカーノに彫ってもらった背中いっぱいに広がるタトゥーを見せながら、裸で海に入っていくフォルトゥナータ。自殺? 流れる曲は「生きる(VIVERE)」。

 バルバラを抱いたフォルトゥナータの力強い表情の静止画が、ラストショット。

終わりは始まり〜閉店の貼り紙

 東京を歩いていると、閉店の張り紙を見かけることがある。手書きだったり、プリントアウトだったり、短い文章だったり、長かったり、ガムテープで貼られていたりと様々だけど、ひとつひとつの言葉が胸を打つ。涙が出てくる。

 理由は店主の高齢化や、再開発が多い。高齢化の場合は、若き日の思い出が語られる。再開発の場合は、完成予想図が一緒に貼られていたりする。

 佐野元春の歌じゃないけど「終わりは始まり」。昔の写真を整理していたら、いろいろ出てきたので、まとめてみました。

2004/10/11 有楽町 

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2005/09/07 中目黒 (現:ナカメアルカス)

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2008/12/05 曳舟

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2010/01/27 喫茶木屋@三越前

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2014/03/17@旧東横線渋谷駅改札口 f:id:megmikke:20180123200909j:image

 

2015/11/16 @渋谷JRガード下

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 2017/04/07@下北沢

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2016//6/27 @玉川上水

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2018/01/23@千駄木

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2018/02/12@銀座

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2018/03/28@池袋 立教大学近く

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2018/05/02@秋葉原

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2018/11/22 @足立区- 青井

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2019/07/10 @台東区 - 上野

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2020/06/16 @高円寺 中央線高架下

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2021/01/17 @中野駅南口 ノイビル

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2021/01/24 @表参道 

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2021/04/08 @中野駅南口

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2021/05/10 @銀座

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2021/05/21 @銀座

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2021/05/24 @銀座

f:id:megmikke:20210606201342j:image コロナ禍、街を歩いていると閉店の張り紙を見かけることが増えた。このブログには2004年からの写真を載せているけど、最近、写真を撮るとき罪の意識を覚えるようになってきた。早くコロナが下火になりますように。

【ライブ】石崎ひゅーい「歌ってみんなをしあわせにしたい」

  J-Waveの番組を聞いていて、たまたま、ひゅーい君のフリーライブがあることを知った。これはご縁だと思い、代々木公園へ。

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 デビュー曲の「第三惑星交響曲」を初めて聞いた時、清々しくて、爽やかなのに、泣けてきた。歌い上げるタイプの男性シンガーは、あんまり好きじゃないのに、彼は違った。どこが違うのか、よくわからない。ライブが観たくて渋谷のwwwへ向かったのは、2013年1月。

 白いシャツを着て、すぐそこ、ステージで跳ねる彼。純粋に歌が好きだという気持ちがヒシヒシ伝わってくる。心をこめて歌い上げる彼を間近で見て、胸を打たれた。

 

第三惑星交響曲

http://youtu.be/_2ERICPvdpY

 

 あれから5年。そう、5年ってけっこう長い。ベストアルバムが先月出た。

 代々木公園の野外ステージ。ちょっと風があったので、木の葉が、さわさわ、ざわざわ、揺れる音が聞こえる。彼の歌とギターって、木の葉が擦れあう音と、これがまたよく合うんだなぁ。こんなステキなライブがフリーなんて!!! 

 「歌ってみんなをしあわせにしたい」と彼は言う。

 心がキレイ。

 同年代だったら、こんな男子と結婚したら幸せに暮らせるんじゃないかなって、妄想に走ったりしたりして(^_-)。

 「今から、写真も動画も撮影オッケー。ボクが勝手に許可します」。

 ライブ後半、彼が高らかに宣言してくれたので、こんな写真たちも撮ることができた。

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 ラストは「花瓶の花」。こういう詞が書けるって、繰り返しになるけど、心がキレイなんだと何度も思った。生で聴けてしあわせ。

 PVもいいんだよね。夜中に見て、何度号泣したことか。

https://youtu.be/HbqgSysPgRw

 「石崎ひゅーい 弾き語りワンマンTOUR」と題し、アコギ1本持って、全国津々浦々、小さめのライブハウスを回るんだそう。東京近郊だと西川口で演るので、軽い気持ちで行こうかな...なんて思ってスケジュールを見てみたら、とっくにソールドアウトになってました。

 あなたの町にひゅーい君がやって来たら、ぜひ体感してみてね♪ 

2018/04/12 @代々木公園 野外ステージ

2018年4月の海 材木座 吉浜 志田下

 いつも行っている場所じゃない海に入ることが多かった4月。波も、雰囲気も、景色も変わって、新鮮。

f:id:megmikke:20180423004514j:image 材木座は2週続けて入った。強風続きだったなぁ。夕焼けに浮かび上がる富士山。目で見るともっとずっと大きくて、神々しかった。

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f:id:megmikke:20180506170836j:image その日はドライブ日和。無性にもっと遠くに行きたくなり、何十年ぶりかで、湯河原 吉浜へ。波は湘南より1サイズ大きめ。ちょいとワイドだったけど、海の水はキレイだし、立体的な景観だし、ここまで来ると、旅情を感じるのにゃ。

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f:id:megmikke:20180506171042j:image 一宮のコンディションがいまいちだったので、志田下(釣ヶ崎海岸) で入った。ここはいい波と強烈なローカルで知られる九十九里サーフィンの名所。2020オリンピックでサーフィン競技が行われることが決まっています。ローカル専用の波以外でも「うわっ!すごい!」と思わず声が出ちゃうくらいに、ホレてるいい波(^^)

【大食い日記】男飯だけじゃない!秋葉原大特集

 縁あって?最近はもっぱら秋葉原近辺でランチ。ラーメンを筆頭に、オトコメシが多いイメージだけど、実際多かった(^_-)。それにしたって、お店は星の数ほどあって、よりどりみどり、選ぶ愉しみに満ち、日々ささやかな冒険。しかも歩いているだけでも、ワクワク。リゾート気分の外国人観光客が大勢闊歩する秋葉原は、ワンダーランドみたい。

 さて、大食い日記の始まりは、台湾まぜそばの有名店から。ブログの最後には、痛恨の大盛日記も...。

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f:id:megmikke:20180502170204j:image はるか 秋葉原 食べログには「これ以上台湾まぜそばに何を求めるのか、という水準」なーんて口コミがあったりする。麺の量は少150g、並200g、大300g。大にしようかと思ったけど、券売機で並んでいる間、お店のおにいさんに止められた。

 「並で大丈夫だと思います」。

 彼のアドバイスは、ある意味正しかった。つまりいったん混ぜてしまったら、同じ味のまぜそばを延々食べることになる。

 食べ終わる寸前、「追い飯、いりますか?」と店員さんが声をかけてくれる。「お願いします」と言うと、残ったタレと濃い味挽肉の上に、白米を3口分くらいが足される。で、再びまぜまぜすると、これがもう絶品!

 ただ、もう当分行かないと思う。食べてる間、全部が全部同じ味って、うーん...。

f:id:megmikke:20180503222947j:image TRATTORIA Alioli UDXビルのAKIBA ICHI 2階にあるイタリアンバル(イタメシ屋って呼び方は、もはや死語?!)。全品サラダ付き、パスタ大盛無料、ドリンク100円。フレッシュトマトとモッツァレラチーズのトマトソース(税込850円/平日)、ハンバーグと燻製3種盛り合わせ(税込1000円/平日)をいただきました。テラス席は喫煙オッケー。開放感あって、雰囲気グー。

f:id:megmikke:20180503224717j:image cafe&kitchen オリエンタルSAPANA 同じくAKIBA ICHI 2階にあるアジアンダイニング。インド系とタイ系メニューがあり、インド系の日替わりセットにしてみた。カレー2種類、タンドリーチキン、サラダ、ドリンク、デザート、ナン食べ放題で1000円なので、12:00前から並んでるくらいの大人気。が、店内狭いんだわ。超回転を目指しているらしく、ちょっとゆっくりする雰囲気ではなかったのにゃ。

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f:id:megmikke:20180503225732j:image 秋葉原 中華食堂 萬里本店 由緒正しい?中華屋さん。頼めばすぐ出てくる、ホイコーロー定食700円。普通においしく、ゴハンもどんぶり。日替定食に至っては650円!やっぱりラーメン系より定食派なんだわ。タンパク質も野菜も摂れるし、お皿の数も多いし(^_-)

f:id:megmikke:20180504022347j:image ElceroDos@末広町 スペイン料理屋さんのランチが、すばらしい!ご飯大盛無料、ドリンクバー付、喫煙席ありで、ポークシチューだったらにゃんと!900円。けっこうゆっくりできるのもグー(^^)v これから日替わりメニューにもトライしてみるのにゃ。

f:id:megmikke:20180505162337j:image スターケバブ・アキバテラス 秋葉原にもケバブ屋さんがたくさん。朝お茶のはずが、魔がさして朝マックしちゃったときは、軽めのランチ、ケバブ・ピタ。そして目から鱗は、ケバブ丼の存在。そりゃそうだ、ケバブにご飯なんて、究極のコラボ。というわけで、次回は、ケバブ丼にしよう。

f:id:megmikke:20180505163716j:image 炉ばた 石くら サラリーマンの熱気ムンムン?!刺身系、魚系からお肉、天ぷらまで、種類が豊富な定食屋さん。ご飯大盛無料。写真以外にも定食があって、あたしはモツ煮込み定食をいただきました。食べ終わったら出ましょうルールがあるので、お店の外まで人が溢れていてもすぐ空いた。

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f:id:megmikke:20180505161852j:image ごはん処あだち 空前絶後、並はずれた超ド級の大盛で知られる有名店。マスターによると、初心者は「あだちサービスセット」(980円)から始めるのがいいとのこと。若鶏唐揚げ、コロッケ、天ぷら、厚焼き玉子、野菜サラダ、野菜煮物、ライス、味噌汁付。ご飯は寿司桶に入ってて、一番少ない「擦り切れ」でも、にゃにゃにゃんと!600g。

 軽いでしょ!と思っていたあたしが甘かった。大食いを舐めてました。もっと、あと3回位「ご飯少なくして〜!」と、マスターに言えばよかった。後悔の念に包まれながら、食べても、食べても、減らない。ゴハンを残すなんて、ここ数十年経験したことがない結末に至ったのでした。

 江戸っ子、気風のいいマスターの大食い話を聞きながらの挑戦してみるのは、いかがかにゃ?

f:id:megmikke:20180505161443j:image オマケ:今の秋葉原っぽいので、撮ってみました。

 

 

 

【ライブ】あいみょん 未完成な大物感 官能小説がベース? 歌詞もすごい

 f:id:megmikke:20180414180819j:image 照明が落ち、暗闇の中浮かび上がったステージ。流れてきた曲は、にゃんと!フィンガー5の「恋のダイヤル6700」。1995年生まれ、彼女のライブは、この曲からすべてが始まった。

 曲調は、想像以上にフォーキー。アコギを弾きながら、さらりと歌う。でも、歌詞がすごいんだよね。

 「あなたの両腕を切り落として 私の腰に巻き付ければ あなたはもう二度と 他の女を抱けないわ」。

 曲のタイトルは「貴方解剖純愛歌〜死ね〜」。

 目で読むと、猟奇的だと思うでしょう。でも生で聴くとそんな印象は全然ない。アコースティックな音に、キレイなメロディ。加えてトークは関西ノリで、体育会系。なのによ〜く聴くと、身の毛もよだつ歌詞って感じ。

 20年前、椎名林檎が世に出たときのコトは思い出した。違いを感じたのは、ギザギザしたエキセントリックさの有無と、聴きながら歌詞が聞き取れるかどうかってあたりかな。

 男子を一人称にした歌詞は、矢野顕子を彷彿とさせたりもした。

あいみょん「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」LINEで作ったリリックムービー - YouTube

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f:id:megmikke:20180504020319j:image 最近、ラジオを聞いていると、ゲスト:あいみょんによく遭遇する。

 彼女が生まれる前、一世を風靡した渋谷系フリッパーズギターが大好きだとか。

 石崎ひゅーいのファンで「花瓶の花」がリリースされた時は、ライブを観るためにタワレコで普通に並んだとか。2年前、ひゅーい君に「対バンしてください!」って言ったときは、あんまり反応なかったけど、最近、彼から「対バンしようぜ」と言われ「2年前の自分に教えてあげたい」って、思ったとか。

 そして、歌詞については官能小説の影響を受けているとか。

 そんな断片的な「とか」の連続、エピソードが積み重なって、彼女の音楽が少しずつ「解剖」されていくような気もする。一方で、解剖できない大物感、深さ、無限大を感じたりもした。

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 ちょうど同じ時期にひゅーい君のフリーライブを観た。ゴールデンウィークには、六本木ヒルズで再びあいみょんのライブを追体験

 次回に続く。

2018/03/30 @渋谷 CLUB QUATTRO

 

ユニクロのTシャツ〜2000年代半ば購入(備忘録)

 2000年代半ばに購入後、着まくって、部屋着、海着になり、大活躍。が、いよいよ首まわりも破れまくってきて、引退することに。大好きなデザイン(ミッケ乱入)。

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ミッケに初夏がやって来た〜毛取りグローブ

 おひさしぶりです、ミッケでしゅ。春を通り越して、まるで夏のような気候。ママはすっかり夏気分☀️ あたしには早くも「毛抜けの季節」がやってきました。で、ママが手に入れたのが、これ。毛取りグローブ。

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 一昨年の夏、胃に毛玉がたまり、動物病院に通うハメになったので、去年はママがせっせとブラッシングしてくれていた。ただ、mimi先輩のお古の金属製の櫛だったので、ちょっと力が入ると(あたしの繊細な)肌を傷つけるんじゃないかと、ママは気になっていたみたい。

 そんな時、たまたまネットで見つけたのが、このグローブ。突起物がついた青い面で撫でるだけで、こんな感じで、毛が取れるスグレモノ。

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f:id:megmikke:20180501000241j:image ママは最初、嫌がるんじゃないかと思ったらしいけど、けっこう気持ちよくて、喉が鳴っちゃうくらい。ついた毛は、掃除機でササっと吸い取って完了。今年の夏は、これで乗り切るのにゃ。

 ところでママは、気にいるととことん着倒すタイプ。このユニクロのTシャツは大お気に入りで、2000年代半ばに購入後、着まくって、部屋着、海着になり、大活躍。が、いよいよ首まわりも破れまくってきて、引退することに。ママが写真を撮っているのすかさず見つけ、しゃしゃり出てみました。だって、着古したTシャツって、寝心地いいんだもん。

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 そういえば、キレイに洗った布団カバーに替えたその15分後、大きなクシャミとともに鼻水を飛び散らせたときは、ママは怒るより、悲しそうだったっけ。ま、ウェットティッシュで拭いて済ませてたけどにゃ。くしゃみだらけの毎日なので、いちいち気にしてたらキリがないのにゃ。

 くしゃみはガマンできないけど、ママが言ってることは、ますますわかるようになってる。「枕の上で寝ないでね、さっき、ウン◯してたんだから」と言われれば、別の場所へ移動。「ちょっと、このまま動かないでね」と言われれば、こんな感じでポーズも決めるのにゃ。そんなわけで、またにゃんこ(ミッケ)。

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越智香住 個展 ひそやかな女神たち

 スペイン、サラマンカでのプチ留学時代の友達、香住ちゃんの個展に行ってきた。ほんわりやさしく、まるーいフォルム。ふわっと土の香りが漂っているような、自然の中での生活を感じさせる穏やかな作品たち。ギャラリーの中では、ゆったりとした時間が流れていた。

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f:id:megmikke:20180430230825j:image このワンちゃん、まるまるしてて、ぬくぬくした体温を感じさせるステキな作品なんだけど、写真を撮るのがむずかしい! ぜひ、実物を観に行ってみてわん🐶

f:id:megmikke:20180430230841j:image 彼女は岐阜の高山で、作品づくりを続けている。自然とともに生活する中でうまれた作品といっしょにいると、自分までやわらかくなってくる気がする。そう、漢字でもカタカナでもなく、ひらがなの味わい。

f:id:megmikke:20180430231113j:image 南青山のSPACE YUI で、5/2(水)まで、開催中!残すところ、あと2日。近くに行ったら、ほんわりした気分になりたかったら、ぜひ、オススメです。

TAB スペース - スペース・ユイ

f:id:megmikke:20180430231009j:image オマケ:個展の後は、香住ちゃん夫妻と友達と4人で、大人のお蕎麦屋さんへ(あおやま 渡邊)。自ら進んでこういうお店に行くことがないので、貴重な経験?! 上品でとってもおいしかったな。それにしても、サラマンカ時代から、長〜い時間が経ったのに、こうしていっしょに過ごせるって、うれしい。

犯人逮捕の瞬間に遭遇!(ミッケのコメント付き)

 ある日、とある住宅街の駐車場で人を待っていた時のこと。すぐ近くの路上で、若いサラリーマン風の男性が、おばあさんに無理矢理スマホを押し付け、電話で話させようとしている。「なんかヘンだ」と思いつつも、自分のスマホに気を取られ、ちょっと目を離してたら、いきなりドンッ!!!という音がした。

 音がした方を見ると、若いサラリーマン風男性が、屈強な男に壁に押し付けられている。

 「刺されたのか?!」と、最初は思ったが、取り囲んでいた数人の男たち(女性もいた)の1人が、高々と警察手帳をかざすと、陽射しを受けて警察のマークがビーム光線みたいにキラキラ光った。押さえられた若い男性は、さほど抵抗することもなく、捕えられたようだ。

 おばあさんは、消えていた。

 隣にいた見知らぬ男性が「何があったんですか?」と、あたしに訊く。

 「想像なんですけど、おれおれ詐欺で...」

 「振り込め詐欺ですね」。さりげなく訂正された。加齢ゆえ、とっさに出てくる言葉がアップデートできていない自分に気づく(°▽°)。

 「そうです、そうです、さっきいたおばあさんが囮になって、振り込め詐欺を現行犯逮捕したしたんじゃないですか」。

 多分、そのくらいのコトはその人も想像していたのだろう。あまり反応なく、会話は終わった。

 あれから約2週間。地名と逮捕をキーワードで何度も検索してみたが、出てこない。逮捕された若いサラリーマン風男性は、いかにも使いパシリ風情だったので、元締めを一網打尽にするべく、大捜査中なのかもしれない。

 それにしても、これも加齢ゆえ、お節介になりがちな今日この頃。「嫌がってるじゃないですか!」なんて、しゃしゃり出なくて本当によかった。

 <ミッケのコメント> こんなタイミングでコメントを求めるなんて、無茶振りだにゃ〜。ちなみにあたしは毎日窓を眺めつつ、お外チェックをしてるけど、逮捕の瞬間を目撃したことはにゃい。さて、次回はひさびさあたしの近況報告でしゅ。ママに夏対策グッズを買ってもらったのにゃ。お楽しみににゃ。

f:id:megmikke:20180423004939j:image 注: 写真の表情とコメントは関係ありません(ミッケ)。